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阪神ドラ1・佐藤、3タコ2三振でも開幕スタメンに前進? 敵選手の意味深コメントは高評価の証か

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 相手チームをお喋りにさせる――。大物、スター候補と称される新人選手と対戦したプロ野球の先輩たちは、試合後にお喋りになる。もっと言えば、先輩選手をお喋りにさせた新人は、その実力がホンモノであると認められたのではないだろうか。

 福岡ソフトバンクと阪神のオープン戦で、もっとも盛り上がったのは、40歳のベテラン・和田毅投手とルーキー・佐藤輝明選手の対戦だった(3月7日)。3回表に回ってきた第2打席、佐藤はベテランならではの緩急に苦しみながらもファールで粘ったが、最後は空振りの三振。しかし、和田に12球も投げさせた。

 「この日の佐藤は途中でベンチに下がりました。3打席に立って、三振、三振、セカンドライナーのノーヒット。和田に子ども扱いされたと言うか」(スポーツ紙記者)

 その12球も投げさせた第2打席にしても、マウンド上で余裕の苦笑いを浮かべていた。

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 これまで佐藤が活躍してきた学生野球の世界なら、対戦投手は緊張感が切れて甘いボールを投じていただろう。どんな場面でも動じないメンタル力が長い現役生活の理由だが、試合後、和田は佐藤をこう評していた。

 「簡単に三振しないのは、ピッチャーにとってもイヤですし、バッターにとっても大切なことだと思う。スゴイ、さすがだなという気持ちで見ていました」

 さらに、セカンドライナーに仕留めた第3打席を指して、「(ヒットと)紙一重。打球が高ければ右中間に抜けていた。次、対戦したら、また彼の能力も上がってくると思う」と佐藤を称賛していた。

 取材陣はちょっと驚いていた。和田は対戦した選手のことをあまり語りたがらない。また、メディアに対してはリップサービスの少ない方である。こんなにお喋りだったかな? そう感じた取材陣も少なくないはずだ。

 同試合を見ていたプロ野球解説者がこう続ける。

 「第3打席のセカンドライナーは外角の直球。第2打席で佐藤がファールにしかできなかったボールです。踏み出す足の位置を少し変えていたと思います。佐藤は適応力の高い選手だと思います。普通の新人は打ち方を少し変えなければ対応できないと分かっていても、変えることができなかったり、対戦した先輩投手に見透かされてしまったりするんです」

 和田のボールを受けていたソフトバンクの甲斐拓也捕手も「(大型スラッガーの)雰囲気がある」と褒めていたそうだ。守備に就いていた野手も佐藤については同様のコメントを発している。

 そう言えば、昨秋のドラフト会議でソフトバンクも1位入札は佐藤だった。ソフトバンクの選手たちも佐藤に関心を持っていたようだが、過去、相手チームを饒舌にさせる新人選手はいなかった。

 「佐藤の開幕スタメンは確実になっていませんが、矢野燿大監督も迷っていると聞いています。この後のオープン戦でヒットを量産できなくても、スタメンで使う価値があると思いますが」(前出・プロ野球解説者)

 当の佐藤だが、試合後はノーヒットを悔やんでいた。しかし、得るものもあったはずだ。開幕スタメンに大きく近づいたのではないだろうか。(スポーツライター・飯山満)

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