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劇団四季を経て朝ドラにも出演海宝直人、25周年記念アルバムリリース、代役を務めた舞台にかけた思いも

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海宝直人

 海宝直人の舞台芸能活動25周年を記念したニューアルバム「Break a leg!」が現在発売中だ。海宝は、過去に「ライオンキング」「レ・ミゼラブル」「アラジン」 「ノートルダムの鐘」など国内外の数多くのミュージカルや舞台の名作に出演。今回のアルバムは、そんな海宝がミュージカルの名曲をオーケストラと共に歌い上げるカバーアルバムだ。海宝にアルバムの聴きどころや自身の音楽活動について話を聞いてきた。

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ーー今回のアルバムについて教えてください。

 海宝:タイトルは演劇の世界でパフォーマーに対して使われる「幸運を祈る」という意味の言葉です。その言葉をタイトルにしたのもこういうコロナ禍の状況で、皆さんに少しでも元気になってもらったり、皆さんに寄り添いたいという気持ちがあったからです。楽曲の選曲もそういう思いに添ったものを選んでいます。

ーー昨年はコロナ禍の大変な状況の中、海宝さん自身も困難に直面することが多かった一年だったと思います。

 海宝:舞台がかなり飛んでしまって、芝居込みで舞台に立った回数が今年は本当に少なかったです。でも、その間に自分として今までしたことのない経験もたくさんさせてもらいました。リモートでのセッションとか、無観客配信のミュージカルとか。そういう経験の中で、改めて自分を見直す大きな機会にもなりました。自分に対する発見もあったし、こうしたい、ああしたいという自分に対する気付きも多かったです。

ーーアルバムはミュージカルの名曲がたくさん入った内容になっています。オススメの曲などはありますか。

 海宝:演技と切り離せないタイプの曲もあれば、音楽として単体で成立するような曲もあります。芝居に寄るのか、音楽に寄るのか、曲ごとに自分で考えながらレコーディングしていきました。特にミュージカル「ジーザス・クライスト・スーパースター 」の中から「ゲッセマネ」( Gethsemane) を取り上げているんですが、これは自分にとって表現力と技術力がないと絶対に歌えない曲という位置付けの曲で、若い時からずっと、これから先も歌いこなせるようになりたいと思って取り組んでいる曲なんです。それを今自分できる最大限出せる力で歌っているので、ぜひ聴いてほしいなと思います。

ーー25周年を記念したCDということで、改めてこの25年の芸能活動を振り返ってご自身は自分の活動をどんな風に評価していらっしゃるのでしょうか。

 海宝:本当に、いろんな経験をさせてもらった25年だったなと。20代前半の頃は今のような未来は全く想像もしていなかったです。いろんな演出家の方との出会いもありましたし、今思えばジェットコースターに乗せてもらっているような気持ちでした。子供の頃は将来のことなどもちろん考える余裕はなかったし、楽しんでやっていて、生活の一環という感じでミュージカルや舞台に取り組んでいましたが、2015年の『レ・ミゼラブル』が自分にとって、この道を仕事としてやっていく上での大きな転機になったと思っています。世間の人に認知してもらえるようになって、仕事に繋がっていくようになったんです。

ーー幼少期の劇団四季でのキャリアはご自身にとってどんな影響を与えたのでしょう。

 海宝:小学校一年生のデビューから6年間ずっと劇団四季で舞台で育ててもらって、演劇の基礎とか、ミュージカルの基礎を劇団四季で勉強させてもらった。そういう意味では根底にある大きなものという感じです。

ーー昨年はNHK連続テレビ小説『エール』にも出演されて、映像の世界でも話題になることが増えました。

 海宝:いろんなことにチャレンジしたいという思いが強いです。テレビの影響力はすごくて、母からも知り合いからの反響などについて連絡が来て、テレビを見ている人は多いんだなって驚かされます。

ーー将来の夢はありますか。

 海宝:ロンドンで公演に出たいなって思っています。僕が海外の公演に出せてもらった時にロンドンのパラディウムシアターで渡辺謙さんと大沢たかおさんが『王様と私』に出ていらっしゃって、僕も観させてもらったんですけど、ロンドンのお客さんの間で笑いも起きていたし、反響も大きくてすごいなって思っていました。自分も世界の舞台で勝負できる役者になりたいなって。

ーー海宝さんは2020年7月に亡くなった俳優の三浦春馬さんが主演を務める予定だったミュージカル『イリュージョニスト』(2021年1月27日~29日に東京・日生劇場で上演)で、三浦さんの代役として主演されました。春馬さんとのエピソードなどがあれば教えてください。

 海宝:春馬さんとは共通の知り合いがいて、ちょこちょこ連絡や話をする機会がありました。初めて会ったのは読売演劇大賞の授賞式で、僕が『ジャージー・ボーイズ』のパフォーマンスで行っていて、春馬さんも来ていらっしゃっていてご挨拶をしたんです。知り合いから春馬さんが僕が出演していた『ノートルダムの鐘』を見たいとおっしゃっていると聞いていたので、「もしよろしかったら」とお誘いしたら、拝見しましたって。「一緒にやりたいですね」と声をかけてくださって、そこからお互いの舞台を観に行ったりするようになりました。僕もエンタテイナーとして俳優として三浦さんをずっとリスペクトしていたので、ご一緒できることを楽しみにしていたんですけど、こういうことになってしまって本当に残念です。

ーー最後にお会いされたのはいつなんですか?

 海宝:既にコロナ下でしたので直接お会いしてはいませんが『ホイッスル・ダウン・ザ・ウィンド ~汚れなき瞳~』で三浦さんが生田絵梨花さん(乃木坂46)と主演されていて、その作品の東京公演の千穐楽を観に行きました。終演後に千穐楽のご挨拶をされたのですが、まだ10公演くらいあるけど、コロナの影響で公演自体継続が厳しいかもしれないっていう事情もある中のタイミングで、悲しさや悔しさをにじませながらも、エンタテインメントへの情熱を話されているのを聴いて、涙が出て来たのを覚えています。

ーー代役の話が来た時はどんな心境だったのですか。

 海宝:やるべきかやらないべきか悩みました。プロデューサーとも話し合いの場を持って、どうしようかって。最終的には演出家のトム・サザーランドさんとお話しした時に、トムさんはこの作品を今、きちんと芝居として作り上げて、ワールドプレミアとして日本で上演したいという情熱を持っていらっしゃるのがすごくよく伝わって、春馬さんも日本で世界初演を届けたかったという想いがあったと思うと聞いた時に、自分に協力できることがあるなら全力でやるべきだと決断しました。春馬さんの想いも胸に、誠実に作品と向かい合って、この作品をいいものにしたいと思いました。

ーー海宝さんの今年の目標を聞かせてください。

 海宝:コロナもワクチンができて、お客さんも安心して舞台に来られるようになればいいなと思います。自分としてはの自粛期間に自分を見つめ直して蓄えたものを作品にぶつけていける年になればいいなと思っています。今年はバリエーション豊かな出演作がたくさん控えてもいます。ぜひ、楽しみにしていただけたら嬉しいです。

(取材・文:名鹿祥史)

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