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東京五輪開閉会式演出メンバーが全員男性で「わかりやすい差別」 犬山紙子氏の主張に賛否

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犬山紙子公式ツイッターより https://twitter.com/inuningen

 コラムニストの犬山紙子氏が、「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会」開会式および閉会式のクリエイティブチームのメンバーについて、「差別」だと指摘している。

 14日に発表された新たな演出チーム。アドバイザーは狂言師の野村萬斎、ショーディレクターは演出家の小林賢太郎、そのほかクリエイターとして、田中知之(FPM)、小山田圭吾(Cornelius)らが参加する。

 そんな中、発表の翌15日に犬山氏はツイッターを更新し、演出メンバーに言及。「みごとに男性だらけ…………ドン引き」と批判的につづった。

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 さらに、犬山氏は続けて投稿したツイートで、「あれだけオリンピック周りで男女平等の話が出た上でも男性だらけ」と苦言。「主要ポスト男性だらけなの慣れてしまっているけど、わかりやすい差別なんですよ」と“差別”であると指摘し、「ほんと悲しい。差別する意図がなくても、わかりやすい数として差別の構造が出てるのです」と嘆いていた。

 しかし、この一連のツイートに、ネット上からは「性別で選ばれたって思い込みは失礼」「数合わせで女性入れておくという発想の方が差別を生む」「『ドン引き』って言い方こそ性差別でしょ」という反論が集まっている。

 「とは言え、開閉会式の演出チームを巡っては、演出振付家のMIKIKO氏が不自然に降ろされてしまったという『週刊文春』(文藝春秋)の報道がいまだ記憶に新しい人も多いはず。『文春』報道では、MIKIKO氏に対し森喜朗氏が『あなたが女性だったから、佐々木(宏)さんは相談できなかったのでは』と性差別とも取れる発言をしたことも報じていました。そうした経緯もあり、ネット上からは犬山氏に対する『確かに偏り過ぎてる』『ここまで極端なのは不自然すぎる』という賛同も集まっています」(芸能ライター)

 また、犬山氏はツイッターで「選ばれた人に失礼」という反論に対し、「問題のすり替え」と指摘。「性別で能力に差はなく、あまりの偏りがある場合、選ばれなかった側の属性のクリエイターは差別にあっています。『差別の構造』を問題視しています」とつづっていた。

記事内の引用について
犬山紙子公式ツイッターより https://twitter.com/inuningen

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