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阪神・近本の試合後コメントに驚きの声「あの時の皮肉か」 過去の快挙を記憶から抹消?

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近本光司

 26日に行われた阪神対DeNAの一戦。「9-3」で阪神が勝利したが、試合結果以上に話題となったのが阪神のプロ3年目・26歳の近本光司のお立ち台コメントだった。

 同戦に「1番・中堅」で先発した近本は、「5打数3安打・1本塁打・1打点」と活躍を見せチームの勝利に貢献。8回の第5打席は三塁打ならサイクルヒット達成だった(結果は一ゴロ)が、試合後のお立ち台では「昨日も牧(DeNA・牧秀悟)くんがサイクル打ってたので、今日来てくださった人のために打ちたかったんですけど、打席の中で『あっ、無理やな』と思う気持ちはありました」と三塁打は厳しいと考えていたことを明かした。

 この発言を受けたインタビュアーは「いずれ大記録を達成してくれるとタイガースファンは信じてますよ」とフォロー。すると、近本は「ちゃんとしたサイクルは打ったことないので、これからの野球人生で一度はちゃんとしたサイクルを打ってみたい」と答えた。

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 この近本の発言を受け、ネット上には「3年前のサイクルはちゃんとしてなかった…?」、「球宴のサイクルが無かったことにされてて草、あの時ケチつけられたことの皮肉か?」、「あれ忖度だなんだって結構言われてたけど、本人もそれなりに気にしてたのか」といった反応が寄せられている。

 一方、「オールスターは公式戦では無いから、公式戦で打ちたいっていう意味で言ったのでは」、「近本の中では公式戦でのサイクルが『ちゃんとしたサイクル』扱いなんだろ」、「レギュラーシーズンで打って正式記録に残したいってだけで、そこまで勘繰るような言葉じゃないと思うなあ」と、別の意図を推測するようなコメントも複数見受けられた。

 「近本は当時プロ1年目・24歳だった2019年オールスター第2戦(甲子園)で球宴史上2人目のサイクル安打をマーク。この記録は7回2死一塁の第5打席で三塁打を放ったことで達成されましたが、左翼から返球を受けた遊撃・源田壮亮(西武)が一度偽投を交えてワンバウンドで三塁へ送球したこと、三塁・松田宣浩(ソフトバンク)がこの送球を弾いた上で空タッチしたことなどから、一部ファンの間では『地元選手に花を持たせようという忖度で作られたようなサイクル』、『見え見えの援護で達成された記録に価値は無い』などと物議を醸しました。そのため、今回の近本の発言は当時難癖をつけてきた一部ファンに対する皮肉なのではと捉えているファンもいるようです。一方、オールスターは公式戦扱いではないことから、レギュラーシーズンの公式戦で打ちたいという意味を込めているのではという意見も見られます」(野球ライター)

 一般的にサイクルヒットは三塁打を打つのが最も難易度が高いとされているが、近本は26日終了時点でリーグ2位タイの三塁打数(5本)を記録しており、2019年にはリーグ1位の数字(7本)を残した実績も持っている。そのため、一部からは「遅かれ早かれちゃんとしたサイクルは打てると思う」という声も挙がっている。

文 / 柴田雅人

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