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『SUPER RICH』最終回オチに「最低すぎる」「なんで急に」呆れ声 タイトル回収にモヤモヤ?

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町田啓太

 木曜ドラマ『SUPER RICH』(フジテレビ系)の最終回が23日に放送され、平均視聴率が6.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)だったことが各社で報じられている。第10話の6.5%からは0.1ポイントのアップとなり、全話平均視聴率は6.8%となった。

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 最終回は、氷河衛(江口のりこ)は、島谷聡美(松嶋菜々子)から『MEDIA』社が『スリースターブックス』にTOB(敵対的買収)を仕掛けるという連絡を受ける。しかも、TOB後は宮村空(町田啓太)を『スリースターブックス』のCEOに据えると言い――というストーリーが描かれた。

※以下、ネタバレ含む。

 最終的に『スリースターブックス』は、TOB直前に作品の権利を作家に移して会社自体の価値をなくすことに。さらに衛は新たな会社を立ち上げて社員を引き抜き、作家を取り戻すことに成功。その後、会社は軌道に乗り、さらに大きな会社に成長したというラストになっていた。

 「一方、春野優(赤楚衛二)はなぜか大学受験をするため、予備校に通っているという設定に。衛と2人で神社に合格祈願する様子が描かれました。理由について、優は『TOBの一件の時に俺、もっと勉強したいって思って』と言い、広い分野を勉強できる総合学部を受験すると明かしていましたが、突然の展開に視聴者は混乱することに。ネット上からは『結局ヒモ?』『なんで急に…』『お前はいつちゃんと働くんだ』『まさかヒモオチとは』『大学の必要性が分からない』という声が続出。衛の会社に入社し、留学してナンバー2にまでなっていたこともあり、謎展開となってしまいました」(ドラマライター)

 また、宮村は同じビルの別フロアに別会社を立ち上げていたが――。

 「終盤では、衛の会社で打ち合わせ後、鮫島(菅野莉央)が宮村の会社に行き、PR費用の追加申請を要求。これに宮村は『いい作品のためならもちろん、うちは払うよ。うちが稼いで衛さんの所が使う。そういう関係なんだから』と笑顔で快く引き受けていました。しかし、これにネットからは『超絶ブラック子会社』『いつまで都合よく使うのか』『最低すぎる』『献身的すぎて怖い』『宮村はいつまで馬車馬なの?』という困惑が噴出。最後まで衛にいいように利用されていた形になりました」(同)

 結末も、衛が「お金の心配せんと楽しくみんなと仕事しておいしいご飯食べてふかふかのベッドで寝る。隣には優君がいてさ。それがたぶん私の――」と明かし、『SUPER RICH』のロゴが大きく出るというもの。ストーリーもタイトル回収も中途半端と感じた人が多かったようだ。

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