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『ハンオシ』最終回、身勝手ヒロインに「面倒くさい女だな」「自己中すぎる」ドン引きの声集まる

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清野菜名

 火曜ドラマ『婚姻届に判を捺しただけですが』(TBS系)の最終回が21日に放送され、平均視聴率が10.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)だったことが各社で報じられている。第9話の10.3%からは0.4ポイントアップし、自己最高視聴率を記録。全話平均視聴率は10.0%となった。

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 最終回は、ついにお互いの気持ちを確かめることができた明葉(清野菜名)と百瀬(坂口健太郎)。浮かれてしまった百瀬は、仕事の取引先相手にも「妻が……」と明葉の作品を自慢げに語ってしまう。すると、その取引先相手が明葉を指名して森田デザインに仕事を依頼。明葉は自分の実力が評価されて、指名されたのだと思って喜ぶが――というストーリーが描かれた。

※以下、ネタバレ含む。

 最終回では、ヒロイン・明葉の身勝手さに、視聴者から苦言が集まっているという。問題となっているのは、百瀬が取引先に明葉の話をしたおかげで、仕事が回ってきたことが発覚するという展開。明葉は激怒し、「一人の人間として勝負したいと思ってるんです」と宣言していた。

 「その流れで百瀬とも喧嘩してしまった明葉でしたが、その後、仕事場でぼーっとし、百瀬の上司・舛田(岡田圭右)にも注意されていました。また、そもそも、百瀬がゴリ押ししたわけではなく、明葉に仕事を依頼したのはクライアントの意思。また、仕事にプライドを持っているように見えて、その仕事の時間にぼんやりしたりしている明葉の様子に、多くの視聴者が疑問を抱くことに。とにかく百瀬に文句を言いまくる明葉に、ネット上からは『わがまますぎ』『プライドあるならちゃんと仕事しろ』『自分勝手さにドン引き』『自己中すぎる』『面倒くさい女だな…』といった困惑の声が集まっていました」(ドラマライター)

 また、再婚については乗り気な百瀬の一方、明葉は拒否していたが――。

 「喧嘩の勢いで、明葉はお気に入りだったソファをリサイクルショップ業者に売却。クライマックスは、その業者のトラックに運ばれていくソファを百瀬が追いかけて取り戻し、百瀬が改めて明葉に『僕の幸せは明葉さんと一緒にあのソファでビールを飲んでいる時間』と明かすというものでした。それを聞いた明葉は、これまでの思いをあっさり翻して『結婚しましょうか』とプロポーズ。しかし、心変わりのきっかけはソファだけで、他に明葉が心変わりをするきっかけは描かれず。ネットからは『理解できない』『なんでこうなる?』『ソファに大して思い出もないよね?』『つい数分前まであんなに怒ってたのに』『明葉が百瀬のこと好きに見えない』という声が集まっていました」(同)

 これまでも視聴者からのブーイングが多かった本作。最後まで批判を集めてしまったようだ。

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