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ガーシーが出馬会見、ロンブー淳や麻生氏に相談「引き金になったのは確か」当選後の意向も明かす

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立花孝志氏、東谷義和氏(ガーシー)

 暴露系YouTuberとして世間を騒がせるガーシーこと東谷義和氏が30日、東京・霞が関の参議院会館で行われたNHK党(立花孝志党首)の記者会見にオンラインで参加し、今夏の参院選に出馬することを表明した。

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 東谷氏はこの日、白いシャツにネクタイを締め、現在居住しているという中東からオンラインで会見に出席。冒頭、「こういう格好でびっくりされていると思います。これから戦うぞという表明をするのに、いつもの格好じゃダメだなと思って」と正装の理由を説明。出馬に関しても「詐欺しかけた人間が何を言うとんねんと思うかもしれませんが、でも、関係ないです。自分の突き進む道をどんどん突き進まないといけないなっていう思いから」とその決断の理由を明かした。

 東谷氏は「政治の世界は日本の頂点。そこでどんどん思っていることを発信したい。今のマスコミはトップダウンで抑え込まれてしまう。僕は政治の世界のこともどんどん暴露したい」と意気込みを述べ、芸能界に対しても「芸能界の労働雇用契約はタレントに対してもマネージャーさんに対してもかなり黒いんです。労働基準法を完全に無視して働かせているので順守させたい。時間外労働が芸能界は多すぎる。その辺をまずきっちりさせたい。そこからスタートします」と宣言。「全タレントがそうではないんですけど、マネージャーへの扱いが奴隷すぎる」とも述べ、「芸能界をぶっ壊す!」と芸能界の改革にも強い意志を表明した。

 東谷氏は、出馬を決定するにあたって、ロンドンブーツ1号2号の田村淳に相談したことも明かし、「まず淳に相談しました。最終的には決めるのは東さんだよって。政治の世界に挑戦しようなんて、生きているうちにほとんどの人がないと思う、そのタイミングであり機会が巡って来たんであれば、それは自分でチャレンジしたいのであれば、するべきじゃないかっていう話をしてくれました」と淳のその際のコメントを紹介。

 淳の言葉を受け、「僕は半年前、政治の世界に自分が出るなんて一つも思っていなかったです。それがトントン拍子で話が進んでいるということは、僕に与えられたタイミングなんだろうなって」と思ったと言い、「(淳の言葉が)引き金になったのは確かです」と話した。東谷氏はまた、東京美容外科統括部長の麻生泰氏や元タレントの島田紳助氏らにも相談したことを明かしたが、出馬を止める声はなかったと言い、麻生氏からも「是非頑張ってください」と声をかけられたという。島田氏にはメールを送って相談したと言うが、「今、紳助さんは芸能を辞めてはるので」と島田氏とのやりとりの詳細については明かさなかった。

 東谷氏は今後、もし国会議員になった場合も、現在の中東からは帰国しない可能性が高く、同席した立花党首は「当選しても帰国する義務はありません」と説明。警察が東谷氏を逮捕、またYouTubeをBANさせようとしていることを弁護士から聞いていることも明かし、「彼がやろうとしているのは権力とぶつかって、権力の裏側を暴露することを主においているので、彼が帰国することによって逮捕される、YouTubeが使えなくなることは、本人にとってもNHK党にとっても国民の皆さんにとっても痛手。まずは当選しても直ちに帰国してもらおうとは思っていません」と党としての考えを紹介。

 立花党首は「むしろこのまま中東に残って、中東から情報を発信してもらおうと考えている」とも述べ、国会への出席も「ゼレンスキーさんのようにZoomで」と出席を求めない考えだと言い、「委員会にZoomで出席するということを広めていかないと」と話す。一方、東谷氏は「(逮捕など)帰国のリスクが高いのであれば帰国は難しい。でも、今の現状で母親や(東谷が絡んだ詐欺疑惑の)被害者の方には謝りたいので帰国したいとは考えています」と話していた。

(取材・文:名鹿祥史)

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