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【放送事故伝説】「セクハラでは?」放送前にお蔵入りになった県のコマーシャル

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 今から21年前、県をPRするはずのテレビCMが一度も放送されず、「お蔵入り」になるという事件が発生した。

 お蔵入りになったのは、三重県の観光協議会が制作していたCMであった。2001年(平成13年)、三重県は名前の「繋がり」から歌手の中尾ミエを起用したCMを多数制作していた。

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 中尾は16歳の時に『可愛いベイビー』が大ヒット。以来、1960年代から現在に至るまで芸能界のトップを走る歌手として、既に大御所であった中尾は三重県のために体当たり出演。

 海女の格好をしたり、三重県名産の伊勢海老の格好(コスプレではなく海老と中尾を合成させた生き物と表現した方が正しい)をしたりと、絶大なインパクトを残した。

 問題となったのは、2001年2月から放送予定だった「腕相撲編」と呼ばれるエピソードだった。「腕相撲編」は3部作構想で、力士に扮した中尾が海岸でメガネをかけた男性と腕相撲をするという内容だった。

 メガネ男性は「いっちょ揉んだろか~」と中尾へ腕相撲をしかけ、対する中尾も「ミエ(三重)と遊んで」と対戦を受ける。

 だが、男性は「ツンツンツン」と中尾の胸毛をいじり出し、胸毛をいじられた中尾は女性らしい声を出し、最終的に「そことちゃう!」と男性に強烈なビンタを喰らわすというギャグタッチのCMだった。

 このCMは完成し、県外へ向けて発表を待つだけであったが、発表前日に「これはセクハラでは?」との声が内部で出始め、内容を見直すことになったのだ。

 2001年は既にセクシュアルハラスメントが社会問題化しており、そのような判断になったという。

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