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DeNA・ソト、梅雨明けと共にお目覚め? “石井琢朗ドリル”で大砲が完全復活へ

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ネフタリ・ソト

 DeNAの大砲、ネフタリ・ソトが、2日連続でお立ち台に立つ大活躍を見せている。本拠地・横浜スタジアムでのタイガース3連戦の初戦、ここまで防御率1点台の西勇輝に対し、3回はうまくバットで拾いレフト前ヒット。5回には厳しくインコースを突いたシュートをライトスタンドまで運び、6回にもライトフェンス直撃の2点タイムリーツーベースでダメを押した。

 29日も2回にライト前、4回にはノーアウト満塁の大チャンスでセンター右寄りへ犠牲フライを打ち上げ、方向と大きさからセカンドランナーもサードへ進塁させることに成功。続く嶺井博希のセンターフライで効率よく加点することにも貢献した。

 2日連続でヒーローとなったソトは両日とも「勝利に貢献できてうれしい」とフォア・ザ・チームを強調。自らの調子も「上げてきています」と手応えも口にした。

 今シーズンは4月12日にチームに合流し、昨年よりもコンパクトなスイングでヒットを量産。4月後半まで打率4割をキープしていたが、交流戦では打率.193、打点2、ホームラン0と絶不調に陥り、ベンチを温める日も多くなっていった。しかし6月22日、4月26日以来となるホームランを東京ドームのレフトスタンド上段へ豪快に突き刺すと、梅雨明けとともに打棒も上昇気流に乗ってきた。

 「元々練習は大好き」と語る助っ人は「石井(琢朗)コーチと取り組んでいる“ボールを引き付けて最短距離でバットを出す”ことを言われるままにやっている」ことが復活の秘訣と明かした元ホームランキング。昨シーズンは123試合出場で打率.234、21本塁打、62打点と打撃三部門のほか、OPSと得点圏打率も自己最低に終わったネフタリ・ソト。「勝ってきたチームでの指導経験があり、メンタル的にも技術的にもいい影響を与えている」と慕う石井コーチの指導を武器に、ここから嵐のカリビアンの本領を発揮する。

文・取材・写真  /  萩原孝弘

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