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ソフトB、助っ人テスト生に致命的問題? 藤本監督は高評価も厳しい声相次ぐ「今からでも考え直せ」

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 3日から宮崎で秋季キャンプをスタートさせたソフトバンク。同日に伝えられた藤本博史監督のコメントがネット上で物議を醸している。

 報道によると、藤本監督は同日に応じた取材の中で、今秋キャンプにテスト生として参加している助っ人野手・ホーキンスについて「僕はいいと思いますよ。タイミングの取り方とか日本向きだなと思う」、「初日を見る限りでは打撃は使えそうじゃないかな」とコメント。この日行ったフリー打撃で場外弾も放った打棒を高く評価したという。

 ホーキンスは今季米独立リーグでプレーし、「127試合・.298・48本・125打点」で本塁打王、打点王、シーズンMVPを獲得した強打の外野手。今秋キャンプにはソフトバンク球団スカウトの推薦もあり、3~9日の期間でテスト生として参加。球団は8、9日に予定されるシート打撃の結果などを元に合否を判断するという。

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 藤本監督のコメントを受け、ネット上には好アピール継続・テスト合格を期待する声が上がったが、中には「実績はなかなかだけど、それ以上に阪神も狙ってたって要素が不安」、「蓋を開けたらロハス程度しか打てなかったって展開も全然あり得るぞ」、「監督には今からでも考え直せと言いたい、阪神が調査してた助っ人の獲得は危険すぎる」といった、阪神の動向踏まえた反対意見も多かった。

 「現在ソフトバンク秋季キャンプに参加中のホーキンスですが、10月中旬には阪神も来季助っ人候補として獲得調査を行っていることが伝えられています。複数球団が獲得を狙っているというのは一見よく聞こえますが、近年の阪神は今オフそろって戦力外となったマルテ(2019-2022/通算40本塁打)、ロハス(2021-2022/同17本)、ロドリゲス(2022/同2本)など不発に終わった助っ人野手が頻発。ファンの中には助っ人の人選に苦労している阪神が着目した助っ人を引き入れて大丈夫なのかと心配する意見も少なからず上がっています。ソフトバンクは長らく中軸を張ってきたグラシアル(2018-/同59本)の退団が濃厚と伝えられていますので、今回の藤本監督のコメントも含めると、代役としてのホーキンス獲得は濃厚と思われますが…」(野球ライター)

 藤本監督は好感触を抱いた一方、ファンの間では賛否が分かれているホーキンス。「日本で自分の力を試したい」と意気込んでいるという助っ人のテストは果たしてどのような結果となるのだろうか。

文 / 柴田雅人

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