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『炎の体育会TV』が終了してしまう理由 直近の放送が決定打か

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今田耕司

 TBS系のスポーツバラエティー番組「炎の体育会TV」が来年3月いっぱいで終了することを、一部スポーツ紙が報じた。

 2011年10月からレギュラー化された同番組はタレントの今田耕司と蛍原徹が司会を務め、宮川大輔、フワちゃん、オードリー春日俊彰、勝俣州和、KAT-TUN・上田竜也、フリーアナウンサー鷲見玲奈らが出演。キックターゲットや、「マスク・ド・アスリート」などの数々の人気企画を生み出した。

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 また、アスリートと芸能人が対決し、サッカーワールドカップを制したアルゼンチン代表のメッシ、ブラジル代表ネイマール、格闘家の那須川天心ら世界的アスリートの出演でも話題を呼んでいた。

 番組関係者によると、今回の番組終了は、来春の番組改編によるもので、土曜のゴールデン帯強化のためだというが、終了するにはそれなりの理由があったようだ。

 「スタジオ、ロケ企画での対決がメインだったが、とにかく準備に時間がかかって、金もかかり過ぎたようだ。おまけに、コロナ禍になってからは出演者の検査代や感染対策の費用もかさみ予算がどんどん膨らんでしまい、いつコロナが収束するか分からない状態で予算が膨らんだまま」(TBS関係者)

 その割には、このところ、局の上層部が期待するような視聴率が取れていない状態が続いていたというのだ。
 「直近の放送は12月3日の2時間スペシャルだったが平均世帯視聴率は6.0%で同時間帯のトップに立てなかった。そういう状況もあって、予算を見直したところ打ち切りが決定したようだが、おそらく、年に1回ぐらいはレギュラー時よりもスケールアップしての特番を放送することになるのでは」(同)

 レギュラー放送開始から11年半で歴史に幕を閉じることになってしまったようだが、最終回は世界的なスターを出演させて華々しく締めくくってほしいものだ。

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