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DeNA、ベイの大砲・ソトに爆発気配! 節目の150号達成でホームラン量産体制へ加速

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ネフタリ・ソト

 泥沼の6連敗を喫していた三浦ベイスターズ。17日の試合も先発の石田健大が踏ん張りきれず、6回を終え1-4と劣勢をしいられていた。しかし8回に4番・牧秀悟が起死回生の3ランで逆転。横浜スタジアムの興奮が冷めやらぬ中、この日5番に入ったネフタリ・ソトもスタンドにたたき込み、ベイスターズファンのボルテージは最高潮に達した。

 三浦大輔監督の「状態が上がってきたので5番にした」との采配もズバリ的中。指揮官は「牧で終わらずに、続けてホームランを打ってくれて、ましてや150号というところでね。球場全体がね、流れもいい雰囲気にしてくれましたから」と会心の一打を絶賛していた。

 本人もヒーローインタビューで目前での牧のアーチに「ほんとうれしかったですね。あのホームランで逆転することができたので」と喜びながらも「ただまだ試合は終わっていなかったので、自分もしっかり続けていこうと思いました」と決意。「強い気持ちで打席に入って、積極的に行こうと思っていたので、ストライクゾーンに来たら思いっきり行くと思い、あの結果になりました」と振り返った。

 メモリアルの一発に「日本に来た時は150本までホームランを打てるとは思っていなかったので、すごく今うれしい気持ちでいっぱいです。またこの150本目が横浜スタジアムのみなさまの前で達成することができたのがすごくうれしく思います!」とスマイル。スタンドを青く染めたファンから、大きな声援を浴びていた。

 今シーズンはWBCに選ばれた影響か開幕から調子が上がらず、スタメンを外れることもしばしば。ここまでの打率は.228と低い数字だが、5月に限れば打率.333、3ホームラン、OPSも1.144で得点圏打率はジャスト5割と調子は明らかに上向き。長打率も7割と、打球が上がるようになっていることも好材料だ。

 練習生からはい上がり、2018、19年と連続してホームランキングを獲得したネフタリ・ソト。3年契約の最終年となる2023年、気温の上昇とともにパワフルスイングに磨きをかける。

文・取材・写真  /  萩原孝弘

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