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フット後藤、くりぃむ有田、バナナ設楽…元「じゃない方」芸人はなぜ名MCになったか?

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フットボールアワー・後藤輝基

 お笑い芸人の名MCとして名前が挙げられる人物としては、フットボールアワーの後藤輝基、くりぃむしちゅーの有田哲平、バナナマンの設楽統がいるだろう。

 後藤は『ウチのガヤがすみません!』(日本テレビ系)において、ヒロミとともに若手芸人を仕切り、『今夜くらべてみました』(同)では、女優、俳優、ミュージシャンなど非お笑い系のゲストともきちっと絡めるバイプレイヤーである。

 有田はNHKで『有田P おもてなす』(NHK総合)のレギュラーを持つほか、お騒がせヴァイオリニストとも言える高嶋ちさ子との『有田哲平と高嶋ちさ子の人生イロイロ超会議』(TBS系)など、5本のレギュラーを持つ。過去には、マツコ・デラックスと組んだ『有田とマツコと男と女』(同)も話題となっており、アクの強いキャラクターとも絡める存在と言える。

 設楽は『ノンストップ!』(フジテレビ系)で、帯レギュラー番組をこなす朝の顔となっている。さらには『クレイジージャーニー』(TBS系、放送休止中)での安定の司会ぶりも好評だ。

 彼らの共通項はともに「じゃない方芸人」であった点にある。フットボールアワーは岩尾望のブサイクキャラが先行して注目され、くりぃむしちゅーも上田晋也のインテリ、硬派な部分が目立っていた。バナナマンも日村勇紀の強烈なキャラクターに注目が集まる。いずれも地味な相方であった彼らが名MCとなっていったのには、どういった理由があるのだろうか。

 「MCというのは場の仕切り役ですから、本人が目立ってしまってはいけません。やはり、一歩引いた姿勢が求められると言えるでしょう。また、誰とでも絡めるオールマイティーな姿勢も求められます。その点で言えば、キャラクターが強くないのは、MCにおいては逆に強みとなるのは確かでしょう。さらに、若手芸人は一方のキャラクターが先行で注目されやすいですが、その分、長く生き残っていくのは難しい部分もあります。相方のキャラ注目と入れ違うように、“じゃない方”であった彼らがMCとして台頭して行くことで、コンビ自体が長く活躍して行く流れができていると言えるでしょう」(芸能関係者)

 持ちつ持たれつのコンビ関係において、「じゃない方」MCの台頭は理想的とも言えそうだ。

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