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麻丘めぐみ、増沢末夫がデビュー40周年のハイセイコーを語る

 東京シティ競馬は14日大井競馬場でハイセイコー号デビュー40周年レースを行ない、芸歴40年の歌手・麻丘めぐみが来場した。またハイセイコーの元騎手・増沢末夫も出席し「さらばハイセイコー」を熱唱した。

 ハイセイコーは大井競馬場でデビューした後、鳴り物入りで中央競馬に移籍し、競馬ブームを巻き起こした国民的アイドルホース。

 ハイセイコーと同じデビュー40周年という麻丘は大ヒット曲「私の彼は左きき」を披露し、集まったファンから歓声を浴びた。麻丘はメインのハイセイコー記念レースの表彰式プレゼンターも務め、勝利した金子騎手を笑顔で祝福した。

 麻丘は「ハイセイコーと一緒だと思うと感無量です。40年前というのは日本が高度成長の良い時期でした。歌番組も毎日あり、レコードも売れていました。「わたしの彼は左きき」がヒットすると、左ききの男性達が喜んでくれました。当時は親から左ききはダメと言われて直されていた時代でした」と昔を懐かしんで語った。

 またハイセイコーの手綱をとった増沢騎手は「初戦の弥生賞はすごいお客さんでした。12万の観客が押されて馬場内に入ってきたほどです。500キロの大型馬で、乗りやすい馬ではなかったですが、ダートは滅法走りました。当時にダートの大レースがあれば凄かったと思います」と当時のフィバー振りを振り返った。

 すでに10日に亡くなっていたことがこの日判明した森光子さんについて聞かれると「一番最初にお仕事をしたのは3歳で子役デビューした梅田コマでした。その後歌手デビューした時『あ〜あの時のチビちゃんだったのね』と言っていただきました」と思い出を語った。
 「いらっしゃる事が当たり前で、太陽みたいでそういう光を浴びて仕事をしていたので…。大好きな先輩が居なくなるのが辛いです。残念です」と肩を落とした。

(アミーゴ・タケ)

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