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人気シリーズの最新作が首位を獲得した今週の映画ランキング

 12月5日、6日の映画興行収入ランキング(興行通信社発表)が発表され、人気シリーズの最新作「007 スペクター」が初登場で首位を獲得した。

 「007 スペクター」は「007」シリーズの第24作で、ダニエル・クレイグが4度目となるジェームズ・ボンドを演じた。591スクリーンで公開され、土日2日間で26万2663人を動員、興収3億6222万1200円をあげた。12月4日から公開され、3日間では34万6701人を動員、興収4億7150万8100円で、11月27日・28日・29日の先行公開を含めると、6日間で63万2959人を動員、興収8億5598万3900円をあげ、さらには、公開国全てで初登場1位という快挙を成し遂げた。

 2位は“日本のシンドラー”と呼ばれた外交官の半生を唐沢寿明主演で描いたドラマ「杉原千畝 スギハラチウネ」。全国329スクリーンで公開され、オープニング2日間で11万8453人を動員、興収1億4538万9600円をあげた。4位は日本・トルコ合作の内野聖陽主演のヒューマンドラマ「海難1890」。全国309スクリーンで公開され、オープニング2日間で8万8295人を動員、興収1億0503万3900円を記録した。

 「今週上位に登場した各作品は正月向けの映画だが、18日からは映画界の“横綱”といっても過言ではない、『スター・ウォーズ フォースの覚醒』が公開される。初登場から数週間連続で首位を獲得することは確実で、全国各地の映画館はほかの作品を軒並み削って公開するだけに、どの映画も17日までにどれだけ稼ぐかが勝負」(映画ライター)

 12日は人気コミックを実写映画化した「orange オレンジ」、吉永小百合主演の最新作で、嵐の二宮和也と共演した「母と暮せば」が公開。来週のランキングではこの2作品も絡んでさらなる激戦が展開されそうだ。

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