芸能ニュース 2020年10月04日 12時20分
スタッフは憔悴しきる、亡くなったキャストに対する方針がぶれない『相棒』シリーズ
テレビ朝日の亀山慶二社長の定例会見が9月29日、東京・六本木の同局で行われ、早河洋会長・CEOも出席した。 各スポーツ紙によると、早河会長は同局の人気ドラマシリーズ「相棒」に出演していた女優・芦名星さんが同14日に急死したことについて言及。 >>芦名星さん、直前のSNS投稿にも“闇”が表れていた? プロ意識が高く多くの人が死を悼む<< 早河会長は、「芦名星さんは『相棒』で週刊誌の記者役やっていて。相棒まわりに取材する役ですね。彼女の存在感が相棒の2人と絡み合って得がたい存在だった。ああいうキャラクターは彼女あってのもの」と追悼。 芦名さんは2017年の「相棒season15」から週刊誌の記者役でレギュラー出演。10月スタートの「season19」への出演も決まり、すでに撮影に入っていたが、担当役員によると、代役を立てる予定はないという。 「エキゾチックな容姿に長身で存在感のあった芦名さん。現実的に、なかなかあそこまでの美人記者はおらず、作品の中で存在感を放っていただけに、探そうにもなかなか代役は見つからない」(放送担当記者) 発売中の「女性自身」(光文社)によると、「相棒」の撮影現場では主演の水谷豊を始め、スタッフらも芦名さんの訃報に憔悴しきっているという。 もともと、芦名さんは当初、単発での出演予定だったが、本番後にモニターで見た水谷が芦名さんの存在感を絶賛。以来、毎シーズン必ず重要な局面で登場するレギュラーになったのだとか。 水谷を座長とする「チーム相棒」は、芦名さんと寄り添っていく覚悟を決め、18年に初期からレギュラー出演していた志水正義さんが亡くなった時と同様、代役を立てないことにしたというのだ。 現在平日の午後に、テレ朝では過去の「相棒」シリーズを再放送中。芦名さんが登場する放送回は話題になりそうだ。