橋下氏は、西村康稔経済再生担当大臣が、菅義偉首相の大人数の会食について野党から追及され、「5人以上の会食はダメとは言っていない」と発言したことを報じるネットニュースに「この政府の答弁は最悪だ。こんな言い訳が通るなら、飲食店も苦しい思いをしてまで営業自粛することはない。強制力はないし、それぞれの主観的対策を講じれば十分となる」とツイートした。これには、ネット上で「西村大臣、庶民眼線から大きく離れていますよね」「小学生並の言い訳ですね」「『公権力による私権の制限』という自覚がないんでしょうね」といった共感の声が並んだ。
さらに、別ツイートで「たらふくの収入を保障されている政府国会議員たちは、やっぱり飲食店の苦しさを理解できていないんだろう。政治は営業の自由を軽く扱い過ぎだ。もうそろそろ、国民は政府からの『お願い』を無視して、法律の根拠を求めるべきだ」と続けた。これには、ネット上で「橋下さんは庶民感覚があるので感謝です」「結局、政治家たちも自分の都合なのですね」といった共感の声が並んだ。
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ただ、橋下氏はかねてより法的な拘束力を持つ、より強いタイプの規制を提言している。今回は、それをむしろ国民の側から求めるべきではと踏み込んだ発言を行った。これに関しては「それをやると、より国民が自らの首を絞めることにもなるのでは」といった異論も見られた。
橋下氏は、政府のコロナ対策のブレブレ具合にはかねてより強い批判を加えている。今回のお粗末な発言に関しては、よりその言葉の度合いが強まっているのは確かだろう。
記事内の引用について
橋下徹氏のツイッターより https://twitter.com/hashimoto_lo