『バナナサンド』は2019年に単発番組としてスタートした後、2020年7月から深夜枠でレギュラー化。2021年4月より毎週火曜20時から放送のゴールデン枠となる。
バナナマン、サンドウィッチマンという今のバラエティ界をリードする人気者2組がタッグを組んだ番組という事で、深夜時代から絶大な人気を誇っており、念願のゴールデンタイム進出となる。
基本はスタジオにゲストを呼んでのトーク番組であるが、ゴールデンからはトークに限らない様々な企画を行うということで、リニューアル第1回の今回は、4人そろって川沿いでバーベキュー大会を行う事になった。
スタッフが用意した豪華食材に舌鼓を打つバナナマンとサンドウィッチマンだったが、ただ1人、富澤だけ浮かない表情をしていた。
実は、富澤は魚介類が全く食べられず、スタッフが用意したバーベキューの食材は、高級品を求めたあまり魚介類ばかりになっており、食べられるものがないという。
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この富澤の反応に、芸能界の先輩であるバナナマンの2人は「なんなのお前!」「楽しくやろうぜ!」と苦言を呈するという展開があった。
この内容に、ネットでは「食べ物の好き嫌いは仕方がないのでは?」「これはイジメでは?」といった声が相次いだ。
その後も富澤に、『バットマン』に登場する悪役「ジョーカー」のコスプレをしたまま唐揚げに使うニンニクを1人で買いに行かせたり、何もないキャンプ場でデザートを買いに行かせるなどといった、いじめのような展開が続き、ネットでは「富澤さんが可哀そう」「過度ないじりはゴールデンでは見たくない」といった声が相次いだ。
実は、ジョーカーのコスプレや魚介類が食べられない富澤は深夜時代の『バナナサンド』での鉄板ネタではあったが、何も知らない視聴者からすれば「いじめ」に見えても仕方がないネタばかりであり、不快に思った視聴者がいても仕方がないところであろう。
深夜番組のノリをそのまま持ってきたゴールデン版だが、果たしてどこまで視聴者は付いていけるのか?