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『24時間テレビ』キンプリに“忖度”の指摘?「可哀そう」「アンフェア」 5番勝負企画が物議に

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画像はイメージです

 8月21~22日にかけて放送された『24時間テレビ 愛は地球を救う』(日本テレビ)のある一場面が物議を醸している。

 視聴者の間で話題になったのは、22日朝に放送された「King & Prince 5番勝負」という企画。これは、日本全国に散らばる「達人」とKing & Prince(キンプリ)のメンバーがリモート中継で対戦した。

 5番勝負の最後は、香川県小豆島名物の「タガ」を使ったフラフープ対決。タガとは木桶を締める竹製の輪のこと。小豆島では直径2メートル、重さ13キロほどのタガをフラフープのように腰で回す競技「タガフープ世界選手権大会」が行われている。タガフープの世界チャンピオンと、キンプリの高橋海人がタガを回す回数を争った。

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 だが、チャンピオンは不利な戦いを強いられた。達人がタガフープを回していた会場は小豆島の特設ステージ。炎天下で非常に暑かったようで、達人は大量の汗を流していた。

 一方で高橋は冷房付きと思われるメイン会場の両国国技館でチャレンジしており、環境の違いもあってか、達人が397.6回、高橋が819回と大差で高橋が勝利した。

 この結果に対しネットでは「アンフェアではないか?」「環境が違い過ぎて達人が可哀そう」「キンプリは涼しいところでチャレンジしてるので圧勝も当たり前では」「なんであんな炎天下でやらせたんだろう?」といった意見が相次いだ。

 経験者のチャンピオンにハンデをつけようと、外で回させたとも考えられるが、この季節、野外で激しい運動をすると熱中症にかかる危険性もある。やはり達人も涼しい場所で挑戦すべきだったと思われる。

 企画のマンネリ化、司会のキンプリの実力不足など、あまり評判が良くなかった今年の『24時間テレビ』。不評の理由は案外、こういう配慮のなさの積み重ねかも……。

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