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芸能ネタ 2019年12月01日 17時00分
“ルール”が変わっても“悪しき慣習”は変わらない芸能界の移籍問題
公正取引委員会(公取委)が、「芸能事務所を退所した芸能人の活動を一定期間禁止する契約は独禁法違反に当たる」との見解をまとめたことを、各メディアが報じた。 報道によると、事務所の強い立場を利用した契約は独禁法の「優越的地位の乱用」になり、悪質な場合は公取委が行政処分に踏み切ることにするというのだ。芸能活動を不当に制約し、事務所や芸能人の競争を妨げると判断したもので、これまでは一定の範囲では認めていたが、今後は原則禁止になる。 これまで、契約では、退所後に数カ月から数年間芸能活動ができない「競業避止義務」と呼ばれる規定を設けるケースが多かったが、今回の件で契約が見直されれば、芸能人の待遇改善や事務所移籍の増につながりそうだという。 「芸能界最大の業界団体である日本音楽事業者協会や、一連の騒動を受けて契約書を作り直している吉本興業は、公取委の意向に従い、今後、統一契約書のひな型を変更することになりそう。行政処分に踏み切られると、その事務所の評判はガタ落ちになってしまうだろう」(テレビ局関係者) 公取委の芸能プロに対する関心が高いことが見て取れたのが、今夏の一件だ。 ジャニーズ事務所から独立した稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾の3人を出演させないよう、民放テレビ局に圧力をかけたことが独占禁止法違反(不正な取引方法)につながる恐れがあるとして今年7月、公取委がジャニーズ事務所を注意したことが明らかになっていた。 とはいえ、今後、“ルール”が変わったとしても、そう簡単に実情が変わることはないようだ。 「例えば大手芸能プロを辞めたタレントがいたとして、ほかの事務所がそのタレントを獲得するかといえばそう簡単にはいかない。さらには、各テレビ局や関係各所が古巣に忖度して起用を控えたりする“悪しき慣習”はそのまま残るだろう」(芸能記者) タレントたちが自身の意向で移籍できない状況はこのまま続きそうだ。
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芸能ニュース 2019年12月01日 16時00分
空席になっても後釜が見つからない“愛人キャラ”
タレントの壇蜜が、漫画家の清野とおる氏と今月22日に結婚。壇蜜に続くようにタレントの橋本マナミも27日、1歳年下の一般男性との結婚を発表した。 「それなりに下積みを経験している壇蜜と橋本だけに、結婚相手として堅実な男性を選んだのだろう。もともと、男性ファンが多かった2人だが、今は女性のファンも多いので、結婚しても人気は落ちないだろう」(テレビ局関係者) 壇蜜と橋本はともにお色気ムンムンの「愛人キャラ」としてブレーク。壇蜜は主演映画で見事な脱ぎっぷりを披露し、橋本はグラビアやイメージDVDのセクシーカットで世の男性たちを魅了してきた。 「2人の事務所の戦略は共通していて、徐々にお色気をセーブして、テレビの生放送番組でコメンテーターをやらせた。頭の回転が良くなければこなせないコメンテーターだが、場数を踏むにつれて2人とも識者にも劣らないほどのコメントができるようになっていった」(同) そして、現在、2人の結婚により「愛人キャラ」の枠は空席となったが、芸能界を見渡してみると、2人の後釜になれるようなタレントは見つからず。各事務所はその枠を狙っていたようだが…。 「その枠にハマることができればブレークは確実。ただし、お色気があっても、壇蜜と橋本ほどの頭の回転がなければただの『愛人キャラ』で終わってしまう。さらには、女性からも共感される要素が必要。グラドルの中にそういうキャラがいればいいのだが…」(芸能プロ関係者) 結婚してみて、改めてその存在の大きさを知らしめた壇蜜と橋本だが、「愛人キャラ」を作り上げるのもありのようだ。 「このところ、話題になるオーディションがないので、壇蜜なり橋本なりが審査委員長や主催者になって『愛人キャラオーディション』でもやれば注目を浴びそう。オーディションの合格者は即戦力になりそうだ」(同) 2人の後釜の誕生が待たれる。
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芸能ニュース 2019年12月01日 14時00分
クロちゃんだけじゃなかった芸人のアイドルPの挑戦
お笑い芸人の中でも屈指のアイドルオタクで知られる安田大サーカス・クロちゃん。『水曜日のダウンタウン』(TBS系)で見せるサイコホラーな素顔が暴かれまくり、もう燃えカスしか残っていないと思われた。しかし、今秋にアイドルプロデュース新企画「MONSTER IDOL」が発進。女性新グループ結成に向けて、プロデューサーに就任した。ほかのオーディション企画と一線を画しているのは、おぞましすぎる強権発動だ。アイドル候補生たちを、自分の彼女予備軍とばかりに審査。沖縄合宿では一緒にジャグジー風呂に入るなどして、富裕層の豪遊そのものだ。大ブレイク中のアイドルグループ・BiSHを擁する芸能事務所・WACKの全面協力で、デビュー曲はBiSHのアイナ・ジ・エンドがダンスサポート。クロちゃんの振る舞いは非人間的だが、布陣は強力だ。 現在、テレビ朝日が『ラストアイドル』、テレビ東京が『青春高校 3年C組』で素人を発掘して、オーディションからデビュー、イベントを追い続けて、アイドルグループを育てている。そんな中、クロちゃんのように、ダウンタウンという大物芸人の冠番組のワンコーナーを利用しているのはレアケース。プロデューサーが私利私欲を丸出しにして、悪徳ぶりを表出させているのも、きわめてまれだ。 芸人の中には、クロちゃんに反して、地道に着実に真面目に女性アイドルグループをプロデュースしている者もいる。はなわだ。 「およそ2年前、奥さんの亡くなったお父さんへの思いをつづった『お義父さん』が大ヒットしたはなわさんですが、06年からアイドルを育てています。インターネットテレビのShowTimeとGyaO!で配信されていた冠バラエティ『はなわレコード“中野腐女子シスターズ”』から生まれた、オタクをセールスポイントにしたアイドルユニット“中野風女シスターズ”がそれです。現在は“風男塾”という男装アイドルグループに変貌しています。コアなファンをつかんでいて、初期メンバーにはスザンヌさんもいました。“青明寺浦正”を名乗った男装だったのは、浦えりかさん。今年、夫のSEKAI NO OWARI・DJ LOVEとの間に第一子をもうけました」(週刊誌の芸能記者) 加入、脱退、引退などの紆余曲折を繰り返し、現在は6人のメンバー。ライブ、ミュージカルといったステージ経験が豊富で、大手芸能プロダクション・ケイダッシュが手がけるプロジェクトだ。所属芸人のはなわが楽曲を担当・プロデュースするのは必然で、11月6日にリリースされた通算23枚目のシングル『sunny』も作詞している。 はなわは、本気で楽曲制作に取り組み、13年間もコツコツと活動している。対してクロちゃんは、突飛なキャラを生かして地上波を利用。この差。皮肉なものだ。(伊藤由華)
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芸能ニュース 2019年12月01日 12時40分
夫・赤西仁の成功で思い通りに事が進まなくなった黒木メイサの事務所
11月12日に東京・お台場のZepp Tokyoでワンマンライブを開催した元関ジャニ∞の錦戸亮だが、ライブ後の打ち上げの様子を発売中の「女性自身」(光文社)が報じている。 同誌によると、錦戸はライブ後、車に乗り込んで都内の繁華街にある雑居ビル前で停車。同乗していた2人の女性とともに、ビル内にある西海岸風のダイニングバーへと入って行ったという。 そこに合流したのは元KAT−TUNの赤西仁と俳優の山田孝之。2人を連れてきた車は錦戸が送迎車として利用している車両で、赤西はライブ会場にも足を運んでいたという。赤西と錦戸はかなり距離を縮めているそうだ。 「赤西は国内のみならず、中国でのビジネス展開も軌道に乗り年収は数億円をたたき出しているという。もともと、『赤西軍団』のメンバーだった錦戸は独立に向け赤西にいろいろ相談をしていたため、ジャニーズ退所後、驚くべきスピードで活動を再開することができた」(音楽業界関係者) 赤西は2012年2月に女優の黒木メイサとデキちゃった結婚し、14年2月いっぱいでジャニーズを退社。結婚当初、黒木の方が稼ぎは上回っており“ヒモ夫”などとやゆされていたが、今やすっかり黒木と稼ぎが逆転。 そのため、黒木の事務所は思い通りにできなくなってしまったようだ。 「結婚で大幅に“商品価値”が下落してしまった黒木だけに、事務所の女社長はなんとか離婚させて黒木を再ブレークさせようとしている。以前は薬物使用のうわさもあった赤西だが、今やすっかりそのうわさも消えて仕事も順調。離婚させられる理由がなくなってしまった」(芸能記者) スタッフの大量離脱や経営危機が報じられている黒木の事務所。もっと“ママタレ”押しで売り込んだ方が得策のようだ。
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芸能ニュース 2019年12月01日 12時30分
インパルス・堤下が“嫌われ者”から一転YouTubeで大成功、その裏にあの芸人アリ
インパルスの堤下敦がYouTubeで活躍中だ。現在、得意な料理を生かしてチャンネル「堤下食堂」を開設。カレーやコロッケ、スペアリブなど、様々なメニューをテーマに、調理法の公開や試食までを行っている。 堤下と言えば、インターネットの生放送中に泥酔で登場。女性と口論になり、「喧嘩してぇのか」などと暴言を吐いて一気に炎上してしまった過去がある。さらに、2017年には 抗アレルギー薬と睡眠薬を飲んだ状態で車を運転し、書類送検。その数か月後には、赤信号で停車中のごみ収集車に追突する事故を起こしている。これを受けて堤下は謹慎。芸能生活やコンビも危うい状態となってしまった。そんな中、手を差し伸べた芸人仲間がいるという。 「キングコング・梶原雄太ですね。彼はYouTubeの『カジサックチャンネル』で復帰後の堤下をいち早く呼びました。梶原と堤下は『はねるのトびら』(フジテレビ系)にて共演している旧知の仲。彼のポテンシャルを発揮できるような企画で、ゲストに呼び続け、視聴者の好感度を上げていきました」(芸能ライター) そんな甲斐もあってか、芸人・堤下としての評価はうなぎのぼりに。その後、同じくカジサックのYouTubeチャンネルで披露した料理が好評を呼び、2019年8月にはYouTubeチャンネル「堤下食堂」をオープン。カジサックの視聴者が流れたこともあって、現在20万人以上のチャンネル登録者数となっている。動画では「まるちゃん」という女性がアシスタントが入っており、女性視聴者も閲覧しやすい形に。彼のレシピは世の奥様連中から好評を受けていて、『作りました』といった声もあるほど。こうした様々な要素が功を奏し、成功のきっかけになったようだ。 「最近では、堤下プロデュースの舞台『愛害〜12の本性〜』も行われました。クラウドファンディングで資金を募ったのですが、目標金額 3,000,000円のところ、4,685,000円の支援金が集まり達成しています。ネットでも『楽しかった』、『いろいろ考えさせられる』という声もあり、大成功を収めたようですね」(同上) ネットの敵だった堤下が、今ではネットを味方につけて活動の幅を広げている。今後はインパルスとしても、テレビやネットで活躍する姿が見たいものだ。
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芸能ニュース 2019年12月01日 12時20分
木下優樹菜、モー娘。最終選考にも残っていた? タレントになったきっかけは
木下優樹菜が姉が勤務していたタピオカ店へ恫喝DMを送りつけていた騒動は、本人の芸能活動謹慎へ至った。夫のFUJIWARAのフジモンこと藤本敏史は、バラエティ番組で妻に代わっての謝罪行脚に追われている。現在の木下優樹菜はもっぱら「フジモンの嫁」「元ヤンのママタレ」といった印象が強いが、どのようにタレントとなりブレークに至ったのか。改めて振り返ってみたい。 木下はもともと安室奈美恵さんに憧れて、沖縄アクターズスクール東京校へ通っていた。彼女が目指していたのは安室さんに同じく、歌って踊れるミュージシャンだったと言えるだろう。2001年に行われたモーニング娘。第5期オーディションでは最終候補の9人に残っている。この時、合格したのは高橋愛、紺野あさ美、小川麻琴、新垣里沙であった。木下はルックスも歌唱力も問題なかったが、「協調性のなさ」から不合格になったようだ。この時点で、すでに現在に通ずる気質が感じられる。 その後、2006年に渋谷でスカウトされモデル業を始める。2007年の三愛水着イメージガールなど、グラビアアイドルとして活躍する。2008年には『PINKY』(集英社)の専属モデルにもなった。あくまでも本業はモデルだったと言えるだろう。 そんな彼女がブレークを果たすのは、2007年に出演した『クイズ!ヘキサゴンIII』(フジテレビ系)である。事務所の先輩である若槻千夏とともに登場し、珍回答を連発し「おバカキャラ」が話題となる。番組司会を務めていた島田紳助さんからタレント適性を見抜かれたのか、以降番組にレギュラー出演するようになり、里田まい、スザンヌとともに「おバカキャラ3人組」として話題になる。こうしたキャラは「わざと演じている」と思われがちだが、木下の場合、2006年頃に受けた自動車運転免許の学科試験に26回落ちているというから天然だと言えるだろう。そうした点も、島田さんに可愛がられていたと言える。 さらに、番組で共演していたフジモンと交際を始め、2010年8月に婚姻届を提出している。結婚式には島田さん以下、ヘキサゴンファミリーが総出席した。今回の謹慎まで木下は順調に活躍していただけに島田さんのタレント適性を見抜く能力はしっかりしていたと言える。ただ、恫喝DMは許容範囲を越えていたと言えるかもしれない。
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芸能ニュース 2019年12月01日 12時10分
頭にじょうろを乗せた振り付け師ラッキィ池田、現在は話題の学校で講師も
象のじょうろを頭上に乗せた奇抜な格好で、1990年代を中心に多くのバラエティ番組に出演していたラッキィ池田。当時は大手メーカーのCMにも起用されるなど人気だったが、最近あまりテレビで見かけることはない。池田は今、何をしているのだろうか。 「池田さんは、現在は振付師として活動しています。AKB48やモー娘などのアイドル、関ジャニ∞などのジャニーズの振り付けから、氷川きよしさんといった演歌歌手の振り付けまで幅広く行っています。アーティストのコンサートのプロデュースをすることもあるようですね。他にも、CMの振り付けや、紅白歌合戦の出演者の振り付けをしたりしています」(芸能記者) また、舞台に出演することもあるようだ。 「池田さんは、関根勤さんが主宰する劇団に出演し、下ネタ交じりのセリフと踊りで、観客の笑いを誘っています。この舞台はさんまさんやタモリさんが毎年観劇するほど芸能界では話題の舞台。池田さんのセンスも舞台の上で光っていますね」(前出・同) さらに、こんな意外な活動も行っている。 「実は池田さんは、NSC(吉本総合芸能学院)の講師として、2000年から講師を務めています。授業では踊りを教え、これまでにハリセンボンやフルーツポンチ、エド・はるみさんらを指導していますよ。これまでに一番印象に残った生徒はオリエンタルラジオだそうです。表に立つ人間は強い心が必要ですが、彼らは踊りに迷いがなく、池田さんの目を引いたそうですね。また、池田さんは子供も発想で物事をこなすことの大切さを綴った『「思わず見ちゃう」のつくりかた 心をつかむ17の「子ども力」』(新潮社)という本を出版しています。レビューでは『自由な発想って面白い』『ハッとさせられた』などいい評価が並んでいます」(前出・同) 他にも、子供にダンスを教えるイベントを地方で開催したり、ミュージシャンのヒャダインこと前山田健一とトークイベントを行っている。ヒャダインとは、NHK仙台放送局キャラクターテーマソング『やっぺぇ!がんばっぺぇ!』をヒャダインが歌と作詞作曲、池田が振り付けという形でコラボしている。 ヒャダインはブログで「ラッキィさんの振り付けも楽しくてワクワクの塊のような曲になってます!」と紹介している。 池田は現在、幅広い活動で人々に必要とされているようだ。記事内の引用についてヒャダインの公式ブログよりhttps://ameblo.jp/hyadain/
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芸能ニュース 2019年12月01日 12時00分
嵐のクリスマスドーム公演に心配の声…札幌ドーム公演にはバキバキに折られたうちわ
2歳年上で元フリーアナの女性との結婚を今月12日に発表した嵐の二宮和也。結婚発表後、数日間は祝福ムードが漂いメディアも大々的に報じていたが、16日に合成麻薬MDMAを所持していたとして、麻薬取締法違反の疑いで女優の沢尻エリカ容疑者が逮捕されるや、沢尻容疑者にニュースの“主役”の座を奪われてしまった。 結婚発表から間もない14日から16日までは北海道・札幌ドームで嵐のコンサートが開催され3日間、嵐ファンが押し寄せる様子が報じられたが、少なからずファンの“拒絶反応”が見られたようだ。 「嵐は来年いっぱいで活動休止を発表。そのため、ファンにとっては各会場“一期一会”で嵐のメンバーと最高の時間を過ごしたかったはず。ところが、二宮の結婚発表でファンは“どん底”にたたき落とされてしまった。ファンに気を遣ったのか、二宮はMCで結婚については触れなかったようだが、コンサート会場にバキバキに折られた二宮のうちわが散乱している様子がSNSで拡散されてしまった」(音楽業界関係者) 新婚ホヤホヤであるにもかかわらず、まだツアーが続いているため二宮は夫婦での時間をゆっくり過ごすことはできないが、12月24日と25日の東京ドーム公演では“地獄絵図”が広がりそうだというのだ。 「公演前の12月23日は二宮の妻の誕生日。新婚後、初の誕生日とあって、盛大に祝福することになりそうです。二宮は意気揚々とクリスマス公演に臨めそうですが、ファンたちからすれば二宮が妻を祝う姿を想像し落ち込むはず。両日の公演終了後、会場周辺には札幌ドームと同じような、いや、それ以上の“地獄絵図”が広がってしまうのでは」(芸能記者) 良きタイミングを見計らって結婚を発表したはずの二宮だったが、発表を活動休止後まで待つことはできなかったようだ。
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スポーツ 2019年12月01日 11時00分
元日本ハム・新庄氏、現役復帰は実現する? 2度戻ってきた選手も、プロ野球引退後の復帰劇
11月12日に現役復帰を表明し、プロ野球ファンを中心に大きな話題を集めた元プロ野球選手の新庄剛志氏(元日本ハム他)。来年のトライアウトに照準を合わせ、現在は自身のインスタやユーチューブチャンネルで頻繁にトレーニング姿を公開している。 しかし47歳という年齢や、引退から13年が経過していることもあり、ネット上では「ここから現役に復帰するのはいくらなんでも無理だろ」、「人気は今でもある選手だけど、実力となるとなあ」、「そもそも本気で現役復帰する気があるのか?」といったネガティブな声も根強い。 ただ、過去の球史を振り返ってみると、引退を撤回して現役復帰を果たした選手は少なからず存在する。例えば、1996年から2005年にかけて近鉄・巨人で活躍したローズは、巨人退団後の2006年に37歳で現役を引退するも、翌2007年にオリックスで現役復帰。2度目の引退となった2009年までの3年間で104本塁打をマークし、2008年には118打点でパ・リーグ打点王にも輝くなど活躍した。 ちなみに、ローズは二度目の引退から約6年後の2015年5月に、BCリーグ・富山で2度目の現役復帰。41試合に出場し「.315・5本・37打点」をマークするなど46歳とは思えないような往年の打撃を披露したが、翌年以降は来日せず現在は事実上の引退状態となっている。 阪神の前身・大阪タイガースの黎明期を支え、“初代ミスタータイガース”とも称される藤村富美男は、選手兼任監督だった1956年に40歳で引退。翌1957年は専任監督となるも、そのまた翌年の1958年に現役復帰した。 しかし、首位打者を1回、本塁打王を3回、打点王を5回獲得した藤村はこの時既に42歳。同年は24試合で「.115・0本・1打点」と寄る年波には勝てず、結局この年限りで再び引退を決断している。 通算533犠打の世界記録を保持し“バントの神様”と呼ばれた巨人・川相昌弘は、当時の世界記録(512犠打)を塗り替えた2003年に39歳で現役引退を表明。翌年からは巨人でコーチに転身する予定だった。 しかし、同年オフに巨人の監督が原辰徳から堀内恒夫へと交代したことにより、川相の人事も不透明な状況に。このことが影響したのか、川相は引退を撤回して巨人を退団し、入団テストを経た上で中日に入団。正式に引退する2006年までの3シーズンで計200試合に出場し、2004、06年にはセ・リーグ優勝を経験してもいる。 こうした先人たちと、同じ道をたどろうとしている新庄氏。ただ、以上の3名を含め復帰事例の多くは1年前後のブランクにとどまっており、NPBではないBCリーグに復帰したローズでもブランクは約6年。現時点で13年、トライアウトを受ける来年には14年ぶりのプレーとなる新庄氏が、それを乗り越えてNPBに復帰できるかどうかは全くの未知数だ。 ただ、新庄氏は2006年に34歳の若さで引退したため、ブランクを入れてもトライアウトの時点で48歳。もちろん現役復帰は疑問視される年齢ではあるが、まだ50歳には到達していない。投手と野手という違いはあるが、球界では元中日・山本昌氏が50歳まで現役を務めたケースもあるため、「もしかしたらやってくれるのではないか?」という期待も少なくない。 2006年に引退した際の所属球団である日本ハムからの申請により、11月27日にどの球団とも契約できる自由契約選手としてNPBに公示された新庄氏。果たして、今後獲得に名乗りを挙げる球団は現れるのだろうか。文 / 柴田雅人
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社会 2019年12月01日 09時00分
掲示停止で注目された「人生会議」の本質 人生を言葉で尽くし、残す重要さ
26日に厚生省が掲示を中止することを発表し物議を醸した、「人生会議」のポスター。初めて耳にする人も多いであろうこの取り組みは、2018年の今ごろ、「アドバンスケアプランニング(ACP)」の愛称として生まれた。 ACPは人生の終末期をどのように過ごすか、望む医療やケアについて自分の意思で考えること。それを家族や、ケアするチームと話し合い共有する取り組みのことである。厚労省の「平成29年度 人生の最終段階における医療に関する意識調査」によると、ACPについてよく知っている人は3.3%。ACPの愛称を一般に募集したのはACPを広く知らしめるための厚生省の取り組みの一環でもあった。 採用された「人生会議」とのフレーズを考えたのは、集中治療室で日々患者や、その家族と向き合っている看護師だった。臨床の場で患者と向き合っていると、患者が望んでいたのはこの姿なのだろうか、と頭を抱えることがよくある。特に、予期せぬ体調の異変で命を脅かされて病院に運ばれてきたときに多く見かける光景だ。医療従事者だけでなく家族すら本人の希望を知らない状況で医療、ケアが進むことも少なくない。「人生会議」という言葉に、日頃の生活の中で、人生のことを話し合う場、人生を通して最期をどう迎えるのかを共有する場を持ってほしいという思いを込めたのだろう。 命に危険が迫った状態では、約70%の人が医療やケアなどを自分で決めたり、人に伝えたりすることはできないという。今回のポスターでは命に危機が迫った状態を模しているのだろう。今回のポスター掲示停止は、「患者や家族に配慮が足りない」という声が大きかったからだという。死を目の前にして後悔の念を前面に押し出した文言に批判が及ぶのは分からなくもない。一方で、人生の締めとして“終末期をどう迎えるか”は、その人の人生を大きく左右するものと考えると、このポスターの表す内容は胸に刺さる。だからこそ批判も大きかったのではないだろうか。 ポスターのモデルとなった小籔千豊は愛称の選考委員だった。選考時には、自身の母を看取る際に、本人の希望を聞いておかなかったことを後悔したとコメントしている。小籔の母は50代の若さで亡くなっていた。一般的に考えれば、終活を考えるには少し早い年齢かもしれない。 近年、終活という言葉は一般的になりつつあるが、これはエンディングノートや遺言、葬儀や財産分与などについて生前に自ら決めておくことを指す。人生会議は終活だけでなく、命に危機が迫った時にどのような医療、ケアを受けるのか、その人の生きざまが含まれる。 どんなに話し合う時間を持っていた患者、家族であっても後悔を抱かない人は少ない。言葉だけでその人となり、人生を全て把握することはできないだろう。しかし、言葉を尽くさなければ本人の望む医療、ケアが分からぬまま大きなシコリを残していくかもしれない。 今回のポスター掲示停止の一件が良くも悪くもさまざまな人の耳に入り、少しでもACPについて身近に感じられるようになることを祈る。そして、日常的にお互いに言葉を尽くして人生について話し合う「人生会議」の場を持てるような環境が構築されればと思う。参考:平成29年度 人生の最終段階における医療に関する 意識調査https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10801000-Iseikyoku-Soumuka/0000200749.pdf厚生省 人生会議学習サイトhttp://www.med.kobe-u.ac.jp/jinsei/文責:医師 木村 ゆさみ
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