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アイドル 2015年10月12日 15時52分
森岡朋奈 叔父がオリンピックのメダリストだった!
かつて全日本国民的美少女コンテストの本戦に選出され、現在は女優を中心に活躍中の森岡朋奈が、デビューとなるDVD『ともなの恋』(イーネット・フロンティア)の発売を記念したイベントが、11日、都内で行われた。 撮影は6月にバリ島で行われた。初めてのグラビア撮影ということで、最初は戸惑いもあったそうだが、初めてと思えないほど大胆なシーンを披露してくれている。「最初はビキニの小ささに驚きました。こんなに小さいのを着るのってビックリしましたよ。でもだんだん慣れてくるので、最後の方は恥ずかしさは無くなりましたね。その中でもオレンジのカーディガンを羽織るだけのシーンがあって、これを肩まで下げて見えそうになって大変でした。ちなみにポロリとかは無かったです」と話した。 その中でも一番のセクシーなシーンについて聞いてみると「ネグリジェみたいのを着て、中に赤の眼帯ビキニを着ているシーンがあって、ここではベッドシーンをやっていて、かなりセクシーでキレイに撮れています」と説明した。続いてお気に入りのシーンについても聞いてみると「彼氏と砂浜から帰って来て、その彼氏と一緒にお風呂に入っているシーンですね。泡がすごくてビキニも可愛くてお気に入りです」と振り返った。 趣味でボクシングをやっているそうなので、カメラマンからボクシングのファイティングポーズを頼まれると、気軽にポーズを取ってくれたのだが、ここで衝撃的な事実が発覚した。「叔父がメキシコオリンピックにボクシングで出場した銅メダリストなんですよ。森岡栄治というんですけど、その叔父をキッカケにボクシングをやるようになりました」と告白した。 今後はボクシングを絡めたシーンのあるDVDが制作される可能性もありそうなので、そこにも大きな期待が持てそうだ。
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アイドル 2015年10月12日 15時46分
時田愛梨 2年半ぶりに発売になったDVDでは攻撃的に攻めています!
とっきーの愛称で親しまれているグラビアアイドルの時田愛梨が、7枚目のDVD『NEW STYLE』(竹書房)の発売を記念したイベントが、10日、都内で行われた。 7月にサイパンで撮影が行われたそうだが、DVDを発売するのは何と約2年半ぶりという。「2年半も経つとグラビアってどんな感じ? みたいになっちゃいますね。衣装合わせの時に、今のグラビアの流行がわかったりとか時の流れを感じました」と振り返った。 どんな内容か聞いてみると「大人になって帰ってきたという感じなんですけど、子供っぽいあどけないところもありつつ、大人の私も見れるようになっています。久々にやったシーンもあったり、初めて着た衣装もあります」と話した。 初めての衣装も多いことだが、これまでのイメージとは違いセクシーな挑発的な衣装が多いそうだ。「ウェディングドレス風の水着やゴールドのセクシーなビキニを着ましたね。豹柄も初めて着て来ました。挑発的な大人の感じが出ていると思います」とアピールした。 色々と水着を紹介してくれたが、その中でも一番のお気に入りの水着について聞いてみると「ビーチで撮影した時に着た赤いセクシーなビキニがお気に入りです。この水着を着て自分の中で、色々と懐かしいことを思い出せた水着です」と語った。 挑発的に攻めているシーンが多い今作品だが、一番恥ずかしかったシーンを聞いてみると「朝のベッドシーンで、寝ている時にちょっかいを出されるシーンがあるんですけど、ここでのセリフが恥ずかしかったです。『もーやめてあっち行ってよ』みたいな感じです。こういうことって普段は言わないじゃないですか」と照れながらセリフを言ってくれた。 今までのとっきーでは考えられない攻撃的に攻めているシーンが満載なので、大人に成長したとっきーをしっかり楽しんでもらいたい作品なので、かなり期待が持てそうだ。
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芸能 2015年10月12日 15時37分
結成20周年でも再浮上が難しいMAX
ダンス&ボーカルグループ・MAXが10日、千葉・舞浜アンフィシアターでデビュー20周年記念ライブを行い、結成時からのメンバーNANA、MINA、LINAの3人に加え、オリジナルメンバーで育児休暇中のREINA、途中加入で08年に脱退したAKIの5人でパフォーマンスしたことを各スポーツ紙などが報じた。 報道をまとめると、NANAは「5人が初めてそろって、それぞれが新たなスタートラインに立てた」と感激の面持ちで、REINAは「30周年になったらまたそろってやりたい」と力強く宣言。オールスタンディングの約2100人が大歓声で応える中、約3時間にわたり「Give me a Shake」などシングル全35曲を含む42曲を披露。曲数は過去のライブでMAX(最多)だったというのだが…。 「それにしても、よくAKIが出演をOKした。AKIといえば、MINAが脱退したため急遽加入。しかし、売れないころから苦楽を共にして絆が深かったオリジナルメンバー4人とは最後まで打ち解けることができず、最後は事務所に自ら脱退を申し出るほどだった」(レコード会社関係者) 全盛期の96年と97年に発売したアルバムはそれぞれミリオンを突破するなど、飛ぶ鳥を落とす勢いだったが、オリジナルアルバムは06年以来発売されておらず、ここ数年発売したシングルは“企画倒れ”の連発で再浮上はかなり厳しい。 「おととしは『Tacata'』、昨年は『情熱のZUMBA』、そして今年7月には『#SELFIE 〜ONNA Now〜』を発売。いずれも、海外のヒット曲のカバーで、ダンスの振り付けがオリジナリティーがあって話題になったが、肝心売り上げには結び付かず、『#SELFIE 〜ONNA Now〜』は3000枚ほどしか売れなかった。安室奈美恵が独立してただでさえ事務所の売り上げが落ちているだけに、このままではCDすら出してもらえなくなりそう」(音楽関係者) MAXはこの窮地をどうやって打開するのだろうか。
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芸能 2015年10月12日 14時00分
キングオブコント2015 芸歴4年目の大穴コンビ“コロチキ”が優勝
関西のローカル芸人が、まさかのメイクミラクルを起こした!! 11日に開催された『キングオブコント2015』(TBS系)で、第8代目王座に輝いたのは、コロコロチキチキペッパーズ。芸歴4年目の大穴コンビだった。大阪のよしもとクリエイティブ・エージェンシーに所属しながらも、全国的知名度はほぼ皆無。地上波のレギュラー番組も、生放送でネタを披露したことも、賞レースで決勝舞台に立ったこともない“魅惑ボイスのダークホース”だ。 エントリー総数2,455組から勝ち残った10組のファイナリストは、藤崎マーケット、ジャングルポケット、さらば青春の光、コロコロチキチキペッパーズ、うしろシティ、バンビーノ、ザ・ギース、ロッチ、アキナ、巨匠(ファーストステージのネタ順)。昨年からさらにルールが変更され、昨年までは司会を務めていたダウンタウン・松本人志が大会実行委員長となって、さまぁ〜ず、バナナマンと審査員席に座った。 ファーストステージではロッチに1位を明け渡したが、ファイナルステージで巻き返しに成功。総得点数933点を獲得して、大会史上最速となる結成4年目で頂点に立った。 超ビューティボイスの持ち主であるスキンヘッドのナダル(30歳)と、茶髪で小兵の西野創人(24歳)。年齢差6歳で、「先輩に“おまえみたいなヤツ絶対に売れへん”て言われた」(ナダル)悔しさも経験した。さらに、ナダルは、今でこそ美声がセールスポイントだが、「学生時代は音楽の時間に“歌うな”って言われたり、サッカー部のときも“笑うな”って言われたり。悲しいことあったけど、笑いで跳ね返した」と、悔しさをバネにできた喜びも大きい。 今年4月に放映された“アメトーークSP”で、ナダルの持ちネタである「やっべぇぞ!」がフィーチャーされて、その名はジワジワと浸透しつつあった。番組の好影響で仕事は右肩上がりになり、先月の月収はナダルが16万円で、西野は6万円。早くもコンビ格差が生じているが、決めフレーズがあるおかげで、バイト生活から脱出できた。そんな矢先に獲得できた、ファイナリストという名のチケット。このチャンスを逃すまいと、決戦当日も朝の9時から宿泊先のホテルで練習を重ね、万策を講じての大願成就だった。 優勝賞金の1,000万円は、ナダルの地元である京都・南山城村での凱旋ライブに費やしたい。余ったお金は、「芸人になることを反対しながらも、最後には許してくれた両親に」(ナダル)。 呼称・コロチキ。心地いい名フレーズ「やっべぇぞ!」が、日本中を席巻する日も遠くはない!? (伊藤雅奈子)
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芸能 2015年10月12日 12時24分
「キングオブコント2015」バンビーノ 批判噴出「絶望的につまらない」「最下位でいいよ」
11日、コント日本一を決定する「キングオブコント2015」決勝戦が行われ、“8代目キング”にコロコロチキチキペッパーズが輝いたが、6組目にネタを披露したバンビーノに、ネット上では批判が噴出している。 昨年の「キングオブコント2014」で「ダンソン」ネタを披露し、一躍ブレイク。知名度は一気に上がった。しかし、「ダンソン」のイメージが定着し過ぎているバンビーノは、そのイメージを払拭すべく新たなネタにチャレンジ。今大会では、魔術師と犬のコントを披露した。 審査員の点数は、バナナマン・設楽統が90点、バナナマン・日村勇紀が89点、さまぁ〜ず・三村マサカズが93点、さまぁ〜ず・大竹一樹が93点、ダウンタウン・松本人志が90点をつけ、合計455点を獲得。 大竹は「面白かったですね」とコメントし、設楽は「短い時間でかなり早めに世界に引き込まれた。キャラクターがちゃんと2人の面白い感じが伝わってくるというか…」と評価した。 バンビーノは1stステージ3位で通過。かなり評価が高かった。しかし、ネット上では「バンビーノ絶望的につまらない」、「バンビーノ最下位でいいよ」、「バンビーノくっそつまんなかった」、「バンビーノの点数なんなの」と批判が噴出。 審査員の点数に納得していない視聴者もいたようだ。
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芸能 2015年10月12日 12時13分
松本人志 さまぁ〜ずとバナナマンに敬意「キングオブコント2015」審査
11日、コント日本一を決定する「キングオブコント」が行われ、審査委員長を務めたダウンタウンの松本人志が、審査員を担当したさまぁ〜ずとバナナマンに敬意を表した。 8回目となる同大会。特に変わった点でいえば、審査方法である。昨年までは、準決勝で敗退した芸人約100人が決勝の審査をするという方法だったが、今回はダウンタウンの松本人志、さまぁ〜ずの三村マサカズ&大竹一樹、バナナマンの設楽統&日村勇紀の5人が審査を務めた。 番組序盤で各審査員が紹介され、審査委員長の松本は「我々こう審査員ていうのはね、リスクが非常に高いんです。そんな中、さまぁ〜ずとバナナマンが出てくれることに、僕は本当に敬意を表したいなと思ってるんです」と2組を称えた。 松本の発言に会場からは拍手が送られ、さまぁ〜ずとバナナマンは真剣な表情で松本の発言を受け止めていた。
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レジャー 2015年10月12日 10時00分
【第66回毎日王冠】武騎乗エイシンヒカリ、鮮やか逃げ切り勝ち
天皇賞(秋)の前哨戦「第66回毎日王冠」(GII・芝1800メートル、11日東京13頭)は、武豊騎手のエイシンヒカリ(56キロ単勝1番人気)が、鮮やかな逃げ切り勝ち。天皇賞(秋)の優先出走権を獲得。同時に、本番へ大きく弾みを付けた。1分45秒6。2着ディサイファ(57キロ四位洋文騎手、単勝4番人気)1馬身1/4。3着イスラボニータ(57キロ蛯名正義騎手、単勝7番人気)クビ。 エイシンヒカリは父ディープインパクト、母キャタリナの牡4歳馬(芦毛)。馬主は(株)栄進堂。戦績=9戦8勝。主な勝ち鞍=重賞2勝目(15年エプソムカップ・GIII)。武豊騎手は3勝目(98年サイレンススズカ、14年エアソミュール)、坂口正則調教師は初勝利。「配当」単勝=(13)490円複勝=(13)220円(4)220円(6)320円枠連=(4)(8)560円ワイド=(4)(13)820円(6)(13)1270円(4)(6)1340円馬連=(4)(13)1880円馬単=(13)(4)3210円3連複=(4)(6)(13)6720円3連単=(13)(4)(6)2万8200円*レース結果については、必ずJRA公式発表でご確認ください。
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芸能 2015年10月11日 15時00分
「キングオブコント2015」審査員で鍵を握るのはバナナマン設楽&さまぁ〜ず三村
11日、日本一のコント芸を決定する「キングオブコント2015」決勝戦がスタートする。今大会は2455組がエントリーし、優勝賞金1000万円を目指し、芸人たちがガチンコで戦う! 今大会の注目は審査方法。第1回〜第7回までは準決勝進出者約100名が審査する方法だったが、今回はダウンタウンの松本人志、さまぁ〜ずの三村マサカズ&大竹一樹、バナナマンの設楽統&日村勇紀の5名が審査員を務める。ファーストステージでは抽選順にネタを披露し、ファイナルステージに進出できるのは上位5組。その芸人たちが2ネタ目を披露し、合計点が最も高かった者が優勝となる。 松本は「M-1グランプリ」で長年審査員を務めており、大竹も「M-1」と「THE MANZAI」で審査員を務めた経験を持っているため、空気感や緊張感などは体感しているため、問題ないだろう。 バナナマンは第1回「キングオブコント2008」に出場し、ファーストステージでは最高点を獲得。ファイナルステージに進出したが、惜しくもバッファロー吾郎に敗れ、準優勝に終わった。審査員でいえば、「M-1」や「THE MANZAI」、「R-1ぐらんぷり」のメジャー大会での審査員経験はない。ただ、フジテレビ「IPPONグランプリ」で審査を務めた経験を持っている。特に設楽には注目。バナナマンは関東のコント師として有名で、ネタを作っているのは主に設楽。独特な感性を持つため、彼の心に響くネタなのかということも重要だ。 そして、もう一人の注目人物は三村。「M-1」や「THE MANZAI」、「R-1ぐらんぷり」のメジャー大会での審査員経験はない。そんな三村は、審査員を務めることが公表されると、自身のツイッターで「キングオブコント審査員の発表したんだ? 真面目に初めての審査員やろうと思う」と意気込みを語っている。三村が一体どこまで真剣に審査を担当するのか心配される。さまぁ〜ずでいえば、主に大竹がコントの草案を作るスタンスをとっており、三村はコントネタのツッコミを担当。三村はツッコミという部分に重点を置いて、審査をするかもしれない。 今回から採用された審査方法なだけに未知数であるが、とにかく審査員には真剣に審査をしてほしい。
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レジャー 2015年10月11日 12時00分
京都大賞典(GII、京都芝2400メートル、12日)藤川京子のクロスカウンター予想!
京都11R、京都大賞典は◎ラブリーデイがGI馬の意地で秋緒戦を勝利で飾ります。 前走の宝塚記念で念願のGI制覇。2番手を折り合って追走し、抜群の手応えで直線は先頭に立って抜け出し快勝。今年は重賞4勝して中距離はパーフェクト。レースで行きたがるところがなくなり、折り合いがつくようになったのが結果に繋がっていますね。好位で追走できて、そこから速い上がりを使えるところが魅力ですね。 レコードを持っているように開幕週の馬場にも対応できるので、この馬の持ち味を生かせそうです。1番枠からソツのない競馬を披露します。(1)◎ラブリーデイ(10)○サウンズオブアース(2)▲ワンアンドオンリー(8)△ラキシス(4)△ニューダイナスティ(6)△フーラブライド(7)△カレンミロティックワイドBOX (1)(10)(2)(8)3連単 (1)-(10)(2)(8)(4)(6)(7)ラブリーデイ 1頭軸マルチ動画予想→https://youtu.be/eOZfEOcD0po ※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
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その他 2015年10月11日 12時00分
【幻の兵器】すでに陳腐化していた戦闘術を元に作られた四式軽戦車(ケヌ)に悲劇
太平洋戦争時の日本陸軍は、非力だが安価に量産可能な九五式軽戦車を主に生産しており、戦力的にはともかく数の上では軽戦車が「主力」だった。とはいえ九五式軽戦車の装甲は米軍の重機関銃にさえ対抗できず、主武装も米軍の装甲車に対抗するのがやっとの37ミリ砲であり、陸軍当局も既に戦力価値がほとんど無くなっているのは痛感していた。そのため、日本陸軍は1944年に九五式軽戦車の火力向上を主目的とした車両を試作しているが、そのひとつが四式軽戦車である。 まず、九五式軽戦車に九七式中戦車の主砲(九七式五七粍戦車砲)を装備した三式軽戦車を試作しているが、砲塔内は狭くて窮屈だったため試作のみに終わった。そこで、こんどは主砲だけではなく、九七式中戦車の砲塔を装備した四式軽戦車を製作したのである。この四式軽戦車では、九五式軽戦車に大きな九七式中戦車の砲塔を乗せるため、砲塔リングの直径を1000ミリから1350ミリに拡大している他、砲塔の換装に伴って車体の各部分にも手を加えている。 だが砲塔の搭載方法はかなり強引と言え、車体前面から見て左右の両側面はわずかずつはみ出しているほか(車体側面の膨らみは一種の増加装甲なので、本体の外側に付属しているような構造となっている)、砲塔前面がはみ出したため車体前面にある操縦手ハッチの開閉にも問題が生じたため、車体を改造して操縦手ハッチを開閉可能にした。 とはいえ、小振りで軽い車体に大きな砲塔を搭載したため、車体が不安定になった可能性もある。また、たとえ九七式中戦車の砲塔を装備して少々攻撃力を強化したとしても、九五式軽戦車の改造型である限り、敵の装甲車両には対抗できないのも明らかで、もちろん陸軍もそのことは十分に理解していた。事実、参謀本部の教育総監部が編纂した『戦車用法』において、軽戦車連隊は「敵空挺部隊の攻撃または砲兵等の挺身奇襲に任ぜしむ」とされており、少なくとも四式軽戦車を「敵機甲戦力との対決」に投入する予定はなかったと考えても問題はないだろう。 では、日本陸軍が想定したような戦闘において、四式軽戦車は有効な戦力となりえたのか、そもそも日本陸軍が想定していたような戦闘が発生しえたのかということとなると、現代に生きる我々の視点からはいささか疑問といわざるをえないかもしれない。まず『戦車用法』に登場する「軽戦車連隊」で、日本陸軍は軽戦車のみを集成した軽戦車連隊を編成したことはないものの、結果的に「軽戦車ばかりを装備した戦車連隊」はいくつか存在していた。そのため、部隊名称としては存在しなかったが、軍隊内では「軽戦車連隊」として区別して陣地攻撃能力、特に対戦車砲を撃破する能力が劣る軽戦車を支援するため、榴弾砲を装備した四式軽戦車を配備する考えを持っていたのではないか。 第二次世界大戦前には、大口径の榴弾砲を装備した戦車が敵陣の対戦車砲を撃破し、対戦車砲を装備した主力戦車の前進を助けるという戦術理論が開発されていた。実際、九五式軽戦車の三七粍砲はもちろん、榴弾の威力では、九七式中戦車改の四七粍砲より五七粍砲が上回っていたから、支援戦車としては一定の能力を期待できただろう。また、日本軍は米軍の対戦車ロケット(バズーカ砲)を非常に恐れており、先の『戦車用法』から四式軽戦車の目的は米空挺部隊に配属された対戦車ロケット班の撃破とする説もある。 また敵砲兵への挺身奇襲だが、これはノモンハン戦時における戦車第四連隊の夜襲に範を取ったものと思われるし、迂回奇襲を好んだ日本陸軍にとっては極めて正統的な戦術といえる。しかし、米軍の航空支援能力はノモンハン戦時のソ連軍と比較にならないほど高く、また日本軍の迂回奇襲に手を焼いたことから警戒陣地の構築も入念に行われるため、残念ながら成功する可能性は極めて小さかっただろうと推定される。 敵空挺部隊への攻撃についても同様で、対戦車ロケットのほかにM3A1対戦車砲や75ミリ無反動砲を備え、その気になれば英軍の空挺戦車まで投入可能だった敵空挺部隊に対し、四式軽戦車がどの程度の戦力を発揮しえたのかとなると、これまた残念ながら少々悲観的にならざるをえない。そのうえ、当時の日本軍は連合軍の空挺部隊と交戦した経験が乏しく、不正規戦闘を主任務とする軽装備部隊を相手にしているのみだ。 いずれにしても、四式軽戦車は「軽戦車連隊」の中核となる兵器といえ、単に余剰兵器の再利用と片づけられない側面を持っているだろう。この点については、今後の研究を行ううえで重要なポイントとなるかもしれない。ただし、四式軽戦車を生み出す動機となった『戦車用法』における「軽戦車連隊」の戦術が、実戦ではどの程度まで有効だったかとなると、残念ながらかなり疑問とせざるをえないだろう。というのも、日本軍が参考にしたであろう戦闘例が、当時の情況においては既に陳腐化していたと思われるのだ。 戦時中には「足らぬ足らぬは工夫が足らぬ」という標語があったが、先人達の工夫と努力には驚くべきものがあり、調査するたびに心から敬意を表したいと感じる。しかし、工夫ではなんともならないところで勝敗が決してしまうというのが、近代における総力戦の冷酷な現実と言わざるをえないのだ。 (隔週日曜日に掲載)■データ 四式軽戦車(ケヌ)重量:自重7.7t 全備重量8.4t乗員:3名寸法:全長4.30m、全幅2.70m、全高2.48m動力:空冷直列6気筒ディ−ゼル120馬力装甲:車体前面・側面12mm、後面8mm、砲塔全面25mm武装:97式57mm戦車砲1 7.62mm機銃2
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