-
芸能ネタ 2015年04月16日 11時45分
盟友・松坂の“厚意”を台無しにしていた上重アナ
番組スポンサーからの利益供与を受けていたことを「週刊文春」(文芸春秋)で報じられ窮地に立たされている、日本テレビの上重聡アナだが、かつて甲子園で死闘を繰り広げたプロ野球・ソフトバンクの松坂大輔投手から贈られた“友情ボール”を売却していたことを発売中の同誌が報じている。 98年夏の甲子園準々決勝、松坂は横浜高校、上重アナはPL学園のエースとして球史に残る延長17回の死闘を繰り広げた。その後、2人が高校の全日本選抜で一か月の合宿を共にしたことで唯一無二の親友となり、今季から日本球界に復帰した松坂を上重アナが直撃した際も2人の変わらぬ深いきずなをうかがわせていた。 同誌によると、そんな上重アナに対し、あまりサインをしないことで知られる松坂だが、「上重なら自分の分身である道具を大切に扱ってくれるだろう」と思いこれまで多くのアイテムをプレゼント。しかし、上重はそれらを横流しし、知人を通して売却。 中でも一番価値が高かったのが、松坂がエースとして日本代表を世界一に導いた06年の「第1回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」の決勝で勝利した際に松坂が上重アナに贈ったサインボール。上重アナは知人を通して、すでに亡くなっている有名な野球グッズのコレクターに50万円で売却していたというのだ。同誌が売却にかかわったとされる関係者を取材したところ、まるで口裏を合わせたかのように否定したが、購入したコレクターが亡くなっているため、遺族がオークションサイトに収集品の売買を委託。件のボールは今年2月に10万2000円で落札されていた。 「上重アナといえば、『最終的には松坂に勝つ』という意識で仕事していたらしく、松坂がプレゼントに込めた思いはまたく伝わらなかったようだ。この記事を見たら松坂も仰天するのでは」(芸能記者) 日本球界復帰元年の松坂だが、いきなり右肩のリハビリで長期離脱。おまけに、盟友と思い込んでいた上重アナに自身のグッズを“横流し”されていたことも発覚するなど踏んだり蹴ったりのようだ。
-
芸能ネタ 2015年04月16日 11時45分
もう中学生 おかもとまりの結婚&妊娠発表にノーコメント
一時、おかもとまりとの交際が噂されたピン芸人のもう中学生が15日、自身のブログを更新。しかし、おかもとの結婚&妊娠について一切触れなかった。 14日、おかもとは自身のブログで、かねてから交際していた作曲家で音楽プロデューサーのnaoとの結婚を発表し、妊娠6か月であることも報告。 結婚&妊娠の正式発表されると、歌手の川嶋あい、タレントとの手島優、菊地亜美、大島麻衣らは続々祝福メッセージを送った。周囲が盛り上がると同時に、ネットのトレンドキーワードには「おかもとまり」の名前も当然上がったが、「もう中学生」の名前も急上昇していた。 しかし、もう中学生は15日、「こうありたい」という題名でブログを更新。「腹八分目」という文字をアップしただけだった。
-
芸能ネタ 2015年04月16日 11時45分
「火10」ドラマ戦争の初回は木村文乃の勝利!? まゆゆ主演ドラマは厳しいスタート
NHK、フジテレビ、TBSの3局がドラマを放送する火曜午後10時の視聴率戦争が4月14日にスタートした。 最も高い視聴率をマークしたのは、木村文乃主演の「マザー・ゲーム〜彼女たちの階級〜」(TBS/火曜午後10時〜)で9.8%(数字は以下、すべて関東地区)だった。木村はデビュー10年目にして連ドラ初主演。 もともと、TBSの同枠は数字を持っておらず、1月期の「まっしろ」(堀北真希主演)は全話平均5.8%で、民放(テレビ東京除く)プライム帯の連ドラでワーストだった。「まっしろ」の初回は7.9%で、それを思えば、「マザー・ゲーム〜彼女たちの階級〜」初回は健闘した方だ。しかし、1ケタ台では視聴率戦争を制したとはいいがたい。 NHK総合のドラマ10「美女と男子」(仲間由紀恵主演/火曜午後10時〜)は6.8%。前クールの同枠「全力離婚相談」(真矢みき=現ミキ=主演)初回は4.0%だった。 AKB48のまゆゆこと渡辺麻友と稲森いずみのW主演となった「戦う!書店ガール」(フジテレビ/火曜午後10時)は6.2%と3局のなかで最低の数字で、厳しいスタートとなった。 前クール同枠の「銭の戦争」(草なぎ剛主演)初回は14.1%だったため、初回だけをみると、半分以下の視聴率。 渡辺は12年1月期に放送された深夜ドラマ「さばドル」(テレビ東京)以来の連ドラ主演となるが、プライム帯では初。深夜帯以外で連ドラにレギュラー出演するのも、これが初めてだ。 同日の同時間帯を制したのは、日本テレビのバラエティ番組「幸せ!ボンビーガール」で、視聴率は13.1%と、どのドラマも完敗だった。 3つのドラマともに、1ケタ台の苦しいスタートとなったが、まだ始まったばかり。第2話以降、数字がどう推移するか注目されるところ。(坂本太郎)
-
-
スポーツ 2015年04月16日 11時45分
中畑DeNAに消し去った? グリエル問題にNPBはどう対処するのか
中日ドラゴンズ戦との接戦を振り切り、中畑DeNAが再び単独首位に立った。チーム防御率は4点台だが、チーム打率2割8分7厘は12球団トップ。4番筒香も開幕から好調をキープしているせいか、中畑清監督(61)もさらに輪をかけて饒舌になっていた。 「もし、このままグリエルがヤンキースに入団するようなことになったら、日米協定にも影響するのではないか…」(ベテラン記者) ユリエスキ・グリエル(30)が故障を理由に来日を拒否し、そのまま解雇された。日本の自主トレ期間にあたる1月から、「来日が大幅に遅れる」との一報はDeNAにも届いていた。キューバ国内リーグで在籍するチームが勝ち進み、カリビアンリーグやプレーオフを戦うためで、その全ての日程を消化するのは「2月下旬から3月上旬になる」と告げられていた。そこから、若干のオフを挟んでからの来日となれば、開幕ゲームには間に合わない。中畑監督もグリエル合流は4月半ばと覚悟していたはずだが、 「グリエルが来日しないショックは、選手たちはさほど感じていないと思う。キャンプ、オープン戦を一緒に戦っていないからね。仮にチームが開幕ダッシュに失敗していたら、グリエルに対する恨み節も出たかもしれない。ただ、政治的駆け引きに発展しかねないので、球団内部は今も慎重に事の推移を見守っています」(球界関係者) との声も聞かれた。 『政治的駆け引き』とは、グリエルが今シーズン中にメジャーリーグチームと契約した場合のこと。日米協定でも事前交渉は禁止されている。DeNA球団はすでにグリエルの契約を破棄した。しかし、グリエルは米ヤフーニュースで「世界最高峰のレベルでプレーすることは、全選手の夢」と語り、希望球団としてヤンキースの名前も挙げていた。 「アメリカとキューバが国交正常化に向け、政治的話し合いも進んでおり、キューバ選手のメジャーリーグ移籍が加速するのは必至です。こうした動きにグリエルが“心変わり”したのでしょう」(前出・関係者) グリエルはいったん、DeNAと年俸3億5000万円で契約した。「怪我がどうの…」とダダをこねだしたのは契約締結後だった。 仮にグリエルが日米双方のシーズン終了を待ってメジャーチームと交渉したとしても、日本球界が黙って見過ごすべきではない。日米協定違反、タンパリングの疑念を米球界側にぶつけるべきである。 「2003年、マーリンズのケビン・ミラーが中日と契約した後、『日本に譲渡することを対象としたウェーバー公示に対し、米球団は応札しない』という日米紳士協定をレッドソックスが破り、結局、ミラーはレ軍にかっさらわれてしまいました。そういう過去もあるだけに、有事の際、日本球界は毅然とした態度を取るべき」(前出・ベテラン記者) DeNAの快進撃が止まるようなことになれば、大砲・グリエルの名前がクローズアップされる。そのとき、DeNA球団はどう対処するだろうか。
-
スポーツ 2015年04月15日 18時20分
理想と現実…トラが抱える2番打者問題
4月13日、阪神・和田豊監督(52)が打線変更を決断した。チーム打率2割2分5厘はリーグワーストであり、本拠地・甲子園で開幕4連敗と低迷していたのが理由だが、連敗脱出後の和田監督は意味シンなコメントも残している。 「もっと(打線が)活性化できるように変えていきます」 低迷の理由は打線の不振だ。先発投手が先制点を許し、それと同時に敗戦ムードが漂う。得点能力が低いためで、活気が出て来ないのだ。しかし、13日は違った。和田監督は「1番西岡、2番大和、3番鳥谷」の新打順で臨んでいる。 「和田監督は『1番鳥谷、3番西岡』の打順が理想形だと公言しています。でも、しばらくは13日の打順を固定させた方が良いと思う」(プロ野球解説者) いろいろな打順のパターンをテストしていくと話す和田監督の構想とは対照的な指摘だ。しかし、「固定せよ」と指摘する声はむしろ多い。先のプロ野球解説者がこう続ける。 「打線低迷の原因は、1番鳥谷と3番西岡を繋ぐ2番打者の不振です。和田監督は上本でスタートしましたが、2番打者は右方向への進塁打、犠打、走者の二盗サポートなど“制約”が多い。上本は2番打者の役割を考えすぎたのか、打撃不振に陥ってしまいました」 和田監督は、昨季は主に1番で使っていた上本を2番でスタートさせた。鳥谷を1番で使いたいとした理由は、主に2つ。鳥谷は出塁率が高い。また、走れる選手でもある。阪神は盗塁数が少なく、和田監督は機動力アップを求めて打線改造に着手したのだが、鳥谷が出塁しても、上本が送れないという失態が続いた。 「昨季は『1番上本、2番大和』の打順でした」(在阪メディア陣) その後、和田監督は俊介を2番でテストしてみたが、13日からは昨季と同じ『2番・大和』に戻した。 阪神は状況に応じ、打撃スタイルを変える2番打者タイプよりも、「自由に振り回した方が活きるタイプ」の方が多いチームでもある。大和は数少ない前者のタイプとも言える。 「鳥谷は打率も高い。でも、今のところ、阪神打線は下位の出塁も低いため、走者を置いた場面で鳥谷にまわすという展開にならない。そうなると、鳥谷を1番に置いておく意味も薄れてしまう」(前出・プロ野球解説者) 3番でスタートし、1番にコンバートされた西岡も勝負強いバッターであり、走れる側の選手だ。 相手チームからすれば、昨季チームトップの犠打数をマークした大和が2番にいるだけで脅威に思う場面もあるだろう。また、打順を下位に落とされた上本は打率1割台に低迷している。上本にも本来の打撃を取り戻してもらわないことには打線の復調はないだろう。 「昨季、上本、大和の1・2番コンビが機能していたのだから、ヘタに改造しなくても良かったのではないか?」(同) 連敗脱出後、阪神はナゴヤドームに乗り込んだが、サヨナラ負けを喫している(14日)。『1番西岡、2番大和、3番鳥谷』の打順だったが、西岡、大和ともに「安打ナシ」で終わった。打順改造の是非を論じる前に、根底から見直すべき点があるようだが…。
-
-
芸能ニュース 2015年04月15日 14時45分
哀川翔が辰巳琢郎から突っ込まれた! 「爺さんみたいだね」
俳優の哀川翔、辰巳琢郎、料理家の青山有紀氏、坂井宏行氏が15日、都内にて、試飲会イベント「『ネスカフェ ゴールドブレンド コク深め』プロデュース『コクと香りの美食会』」に出席した。 ネスレ日本は、3月1日新発売の「ネスカフェ ゴールドブレンド コク深め ボトルコーヒー」が、坂井氏が自身のレストランでも実際に提供するプロの味わいであることを伝える新TVCMを4月18日から全国で放送開始する。 イベントでは、坂井シェフが考案した特製の“コク深ラテ”らが振る舞われた。哀川は気に入った様子で、「うち、お客さん多いから」と早速、“買い置き宣言”。モーニングコーヒーにもぴったりとの話題が出ると、「朝が早いからね。今日も、4時でした」と哀川は早起きの習慣を紹介。辰巳から「そんな早起き? 爺さんみたいだね」と突っ込まれ、「爺さんって…、子どもみたいって言って下さいよ」と返し笑いを誘った。(竹内みちまろ)
-
芸能ニュース 2015年04月15日 12時40分
休業状態の香里奈の姉に熱愛報道
女優の香里奈の姉で、モデルで女優の能世あんなが9歳年下の俳優・平野勇樹と半同棲中であることを、発売中の「週刊女性」(主婦と生活社)が報じている。 能世は13年6月に5歳年上の俳優・重松隆志と結婚したが、昨年5月に離婚。同誌によると、能世は離婚から2か月後に出演した舞台で平野と共演。平野は脚本家の倉本聰氏が開設した「富良野塾」の卒業生とあって、演技力が高く、舞台の主演だった能世が熱心に演技の相談をするうちにひかれ合い交際に発展。 今年2月末から平野の自宅で半同棲状態で、能世は周囲に「すごくしっかりしていて、頼りがある」とおのろけ。一方、平野は周囲に「結婚するつもり」と話しているというのだ。 「前の夫の重松とは10年間の交際を経て結婚したが、わずか11か月で離婚。もともと、結婚生活には向いていなかったようだが、平野とは半同棲して様子を見ることにしたのでは。とはいえ、香里奈の姉でなかったら、まったく話題にならなかっただろう」(芸能記者) 幸せな姉をよそに、香里奈はすっかり表舞台から消えてしまった。 「昨年春、ハワイに語学留学中に知り合った台湾人の男性との交際が発覚。そこまでは良かったのだが、その男性と一緒だったパーティーで泥酔し“ご開帳”して眠り込んでいた“ベッド写真”を一部に掲載され、仕事のオファーがまったく入らなくなり、今や、キャスティングの会議でも名前があがらなくなってしまった」(テレビ関係者) 2月下旬には、都内で行われたファッションショーに出演。久々に公の場に姿を見せたがほとんど話題にならず。所属事務所のHPを見てもスケジュールは白紙の状態だ。 「事務所の幹部は『語学留学なんかさせなければ…』と嘆いていたようだが後の祭り。本人が海外でハメを外し過ぎたのがそもそもの原因なのだから仕方ない」(同) プライベートは順調な能世だが、妹・香里奈の今後を案じているに違いない。
-
社会 2015年04月15日 12時15分
産経新聞社・加藤達也前ソウル支局長が帰国
14日、羽田空港国際線ターミナルの到着ゲートは、モデルのミランダ・カーが、来日するのを見ようとファン300人が詰めかけていた。そんな中、ミランダ・カーが到着する1時間ほど前、到着ゲート前では、別の人物を待つ取材陣の列があった。 その報道陣の目的は韓国・朴槿恵大統領の名誉毀損したとして在宅起訴された産経新聞社・加藤達也前ソウル支局長。韓国フェリー転覆事故の当日に朴槿恵大統領が、補佐官と密会したという朝鮮日報等の報道を、WEBニュースに掲載した事により、韓国検察が昨年8月に加藤氏に対し、大統領の名誉を毀損したとして在宅起訴し、出国禁止処分となった。出国禁止処分は、繰り返し延長されたが、4月15日の期限を延長する手続きが行われず、8か月ぶりの帰国となった。 到着ゲートから出てきた加藤氏は、今の心境を「ほっとしている」と時折笑みを浮かべながら答えていた。また、「帰れないという事は、とても厳しいものがあった」と出国禁止中の辛さを吐露していた。
-
スポーツ 2015年04月15日 12時00分
【甦るリング】第3回・悲運ながらファンに愛された真“デスマッチの祖”ラッシャー木村の晩年
晩年、ユーモラスなマイクパフォーマンスで人気を博したラッシャー木村(2010年5月24日没=享年68)は、とても悲運なプロレスラーだった。若いプロレスファンにとって、木村は「マイクで面白いことを言うコミックレスラー」的な印象だろうが、古くは“金網デスマッチの鬼”と呼ばれた男だ。 日本プロレス界において、“デスマッチの祖”といえば、“邪道”大仁田厚のイメージが強いだろうが、デスマッチを世に知らしめたのは紛れもなく木村だ。大相撲・宮城野部屋の幕下力士だった木村は、十両昇進まであと一歩に迫っていたが、1964年9月場所を最後に廃業。同年10月、力道山没後の日本プロレスに入門した。 ところが、66年、豊登の付き人を務めていた関係から、アントニオ猪木をエースに推した新団体・東京プロレスに移籍。ここから、木村の悲運なプロレス人生がスタートしたといえる。いかつい顔をしている木村だが、とにかく温厚で人が良く、何かを頼まれると「NO」とは言えない性格だったといわれている。 しかし、その東プロはあっけなく67年1月末に事実上崩壊。日プロに戻ることが許されなかった木村は、東プロと提携していた国際プロレス・吉原功社長に誘われるがまま、同団体に移籍。プロレス入りから、わずか約2年半で、3つ目の団体に所属するハメになる。東プロからのオファーを断っていれば、後に日プロのスター選手になっていたかもしれない。そう考えると、「NO」と言えなかった木村の悲運を感じる。 国際プロ移籍後、頭角を現した木村は69年4月、サンダー杉山とのタッグでTWWA世界タッグ王座を奪取。同年8月には米国武者修行のチャンスをつかむ。70年8月に凱旋帰国すると、同年10月、ドクター・デスを相手に日本初の金網デスマッチを敢行した。今でこそ、大日本プロレスなどのインディー団体では当たり前のように行われているデスマッチだが、当時は画期的で、全国のプロモーターから要請が殺到。以降、木村は頻繁にデスマッチを闘い、“金網デスマッチの鬼”が、その代名詞となる。 そんな木村にチャンスが巡ってきたのは、国際プロの絶対的エースだったストロング小林の離脱だった。74年2月、新日本プロレスの猪木に挑戦するため、小林が同団体から去ったのだ。エースが不在となり、吉原社長は当初、小柄なマイティ井上をエースに指名した。だが、75年4月、井上がマッドドッグ・バションに敗れて団体の至宝であるIWA世界ヘビー級王座を奪われると、木村がバションを破って同王座に初戴冠。以降、81年9月に団体が解散するまで、6年半にわたってエースとして君臨した。しかし、常に全日本プロレスのジャイアント馬場、新日本の猪木と比べられる立場になり、損な役回りとなってしまった感は否めなかった。 国際プロと全日本との交流関係から、75年12月に全日本が開催した「オープン選手権」に出場した木村は、馬場とシングルマッチで初対決。両団体のエース同士の対戦とあって、当時は大変な話題となったが、試合と関係ないアブド−ラ・ザ・ブッチャーが乱入し、木村を流血させると、そのダメージが響いて木村が敗れるという不運な結末となった。両者は78年2月に再戦したが、この際は馬場に足四の字固めを掛けられた木村がロープエスケープするも、なぜかレフェリーがブレイクを認めず、不可解なリングアウト負け。 時を経て、2人は85年6月に3度目の一騎打ちをしたが、木村の足がロープに掛かっていたにもかかわらず、レフェリーが3カウントを叩き、またしても悲運な敗退。木村は馬場戦に関しては、ほとほと運がなかったのだ。国際プロが81年9月に解散すると、吉原社長は新日本との全面対抗戦を画策。しかし、井上ら多くの選手は全日本への参戦を選択。吉原社長の意向に従ったのは木村、アニマル浜口、寺西勇の3人だけだった。 そして、同年9月23日、忘れられることはない伝説の東京・田園コロシアム大会。木村は新日本に宣戦布告するため、リングに上がったが、律儀にも「こんばんは」とあいさつし、ファンの失笑を買った。まさしく、木村の人の良さが垣間見られたシーンだったが、これは「こんばんは」事件として、後世に語り継がれることになる。木村は浜口、寺西と「国際はぐれ軍」を結成し、新日本に乗り込んだ。当時の新日本はブームの真っただ中とあって、木村は究極のヒールに仕立て上げられた。国際プロはマイナーな存在であったため、新日本で猪木と抗争を繰り広げていた期間は、木村にとってプロレスラーとしてのピークといえたが、ヒールとしての役回りは決して本意ではなかったであろう。 その国際軍団も、浜口、寺西が長州力率いる維新軍に加入したため解散。1人になった木村は84年、新日本のお家騒動のさなか、営業本部長だった新間寿に誘わるまま旧UWFの旗揚げに参加。同団体は「後から猪木が行く」との前提での設立だったが、猪木は新日本に残留。前田日明を中心とした格闘路線となり、木村は元国際プロの剛竜馬とともに離脱。新日本に戻る道もあったが、木村は自身の意思で全日本移籍を決意。後に木村は「自分の意思で動いたのは、これが初めてだった」と語っている。同年暮れの「世界最強タッグ決定リーグ戦」で馬場のパートナーとして参戦した木村は、馬場を裏切って、剛らと国際血盟軍を結成。以後、馬場らと抗争を繰り広げていくことになる。 だが、時を経て、馬場にタッグ結成のラブコールを送ると、馬場を「アニキ」と称して、義兄弟コンビを結成。百田光雄らとのファミリー軍団と、永源遙らの悪役商会との試合は全日本の前座の名物となり、アットホームでユーモラスなマイクパフォーマンスで沸かせるようになる。 馬場の死後、三沢光晴らに追随し、00年にノア旗揚げに参加。03年3月までファイトしたが、体調不良により長期欠場に入り、04年7月、ビデオレターで引退を表明した。引退後は体調を崩し、車イス生活を余儀なくされていたという。お人よしなばかりに周囲に誘われるがまま、団体を転々とした木村の流転のプロレス人生。国際時代はエースの座を張り、新日本では猪木の敵役を務めたが、木村が最も「らしさ」を発揮できたのは、ベビーフェイスに転向し、マイクパフォーマンスでファンを喜ばせていた時期かもしれない。 確かに不器用でファイトスタイルは地味なプロレスラーであったが、その実力は本物だった。プロレス界のトップを獲ることはできなかったが、ラッシャー木村という偉大なプロレスラーがいたことを忘れることはできない。(ミカエル・コバタ=毎週水曜日に掲載)
-
-
アイドル 2015年04月15日 11時45分
HKT48・指原莉乃とソックリと話題になった3人のアイドル
アイドルの域を飛び出したバラエティ対応力から、他のアイドルとは一線を画す存在としてグループを引っ張るHKT48の指原莉乃。そんな指原は、自身のことを“ブス”と自虐的に語り、総合プロデューサーの秋元康から、“ゲロブス”といじられることもある。自身の容姿をネタにすることは、もはや彼女の伝統芸でもあるが、そんな指原と顔が似ていると話題になるメンバーが、これまで実は3人いた。 まずは、NGT48のキャプテンにも指名された北原里英。北原と指原はAKB48の5期生として同期でありデビュー日も同じ。北原は愛知から、指原は大分からと同じように地方からグループに加入しており、経歴も似ているところが多い。そんな二人は加入当初のレッスンで、“顔が似ている”という理由でペアになることが多かったという。その後、二人は所属事務所も一緒になった。ただ、北原は、テレビ番組のウソ発見器を使った企画で大島優子から、「指原莉乃に似ているといわれるとショックだ」と質問されると反応してしまったことがあった。その時に一方の指原は、「あんまり私のことを知らない人が“きたりえ(北原)大好きです”とか言ったりします。その時は、もちろん、はい、ありがとうございます! って言ってます」とのエピソードを披露していた。 続いて、NMB48の“釣り師”として話題になることが多い渡辺美優紀。小悪魔キャラの彼女も一時、「指原に似ている」と話題になったことがあった。ファンからは、「静止画は似ている時もあるが、笑顔が全然違うので動画では似てない」、「生で見たら全然似ていない」、「完璧に仕上がった指原と絶不調のみるきー(渡辺)なら似てなくもない」など様々な意見が議論され、「みるきーに失礼」と憤慨する渡辺のファンも。そんな渡辺のファンに対して指原のファンは、「全国的な知名度では指原の方が上なんだから、ありがたく思うべき」と応戦。ファン同士の論争となっていった。 さらに、最近、指原に似ていると話題になったのが、乃木坂46の白石麻衣だ。乃木坂46の中心メンバーであり、ファッション雑誌「Ray」の専属モデルでもある白石は、「今、女子が一番憧れる女の子」と紹介されることもある。二人が似ていると言われるようになったきっかけは、白石がモデルをつとめたヘアカラー商品のパッケージ写真の一部が指原と激似だと、ファンの間で話題になったことからだ。白石は先月のイベントで、そのことを報道陣から指摘されると、「そうなんですか? ぜんぜん知らなかった。申し訳ないです」と恐縮していた。 以上、3人のアイドルがこれまで指原と似ていると話題になったアイドルたちである。ただ北原里英、渡辺美優紀、白石麻衣ともタイプがまったく異なるメンバーであり、指原と似ていると話題になったことはあるものの、その3人が似ていると言われたことはまったくなく、共通点も見つけられない。そんな3人と似ていると話題になる指原は、やはり不思議な魅力も持ったアイドルなのかもしれない。
-
芸能ニュース
松田聖子 マネージャ兼恋人のK氏に意外な過去
2007年03月15日 15時00分
-
スポーツ
ハッスル軍エロ策士が起死回生の秘策を考案
2007年03月15日 15時00分
-
レジャー
17日(土)は本社杯 連覇を狙うイブロンが最終調整
2007年03月14日 15時00分
-
スポーツ
新日本 八王子大会NJC2回戦
2007年03月14日 15時00分
-
レジャー
スプリングS 芝もOK! フェラーリピサが豪快デモ
2007年03月14日 15時00分
-
スポーツ
戦うフリーター・所にK-1MAX参戦プラン急浮上!
2007年03月14日 15時00分
-
スポーツ
ドラゴンゲートが愛の流刑地に!?
2007年03月14日 15時00分
-
芸能ニュース
テレビドラマのキャスティングに異変
2007年03月14日 15時00分
-
芸能ニュース
「キッズニュース」がリニューアル 新キャスターが就任あいさつ
2007年03月14日 15時00分
-
レジャー
阪神大賞典 ディープの去った盾戦線は大混戦。デルタブルースが初戦から全力投球の構え
2007年03月14日 15時00分
-
芸能ニュース
雑誌「日経EW」創刊発表会見に板谷由夏が出席
2007年03月13日 15時00分
-
スポーツ
HERO'S 所が主役獲りを宣言!
2007年03月13日 15時00分
-
芸能ニュース
石原真理子 スキャンダルはプロモーション!?
2007年03月13日 15時00分
-
スポーツ
ハッスル 高田総統と猪木が合体!?
2007年03月13日 15時00分
-
レジャー
ダートの祭典「JBC」が開催危機!!
2007年03月13日 15時00分
-
スポーツ
坂田にちょいワルのススメ
2007年03月13日 15時00分
-
芸能ニュース
映画「蟲師」の記者会見で着物姿を披露した蒼井優
2007年03月13日 15時00分
-
レジャー
スプリングS“個性派”サンツェッペリンが虎視眈々
2007年03月13日 15時00分
-
スポーツ
HERO'S 米国で仰天シナリオ展開
2007年03月13日 15時00分