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芸能 2012年06月09日 17時59分
週刊裏読み芸能ニュース 6月3日から6月9日
(芸能ニュースがワイドショーのトップから消えた日) 今年の上半期のワイドショーネタを振り返ると、オセロ・中島知子の洗脳騒動、赤西仁と黒木メイサのデキちゃった結婚、小林幸子の個人事務所社長解任騒動、塩谷瞬の二股交際騒動、そして、次長課長・河本準一の年金不正受給疑惑などなど芸能ニュースがトップを占める割合が多かった。 6月1日には俳優・高嶋政伸と女優・美元の離婚裁判で2人が法廷で対峙。週明け4日のワイドショーのトップはその話題で決まりかと思われていたのだが…。 3日夜、日本中を震撼させたオウム真理教の事件で17年間逃亡していた菊地直子容疑者が神奈川県相模原市内の潜伏先で逮捕され、同日の夜からはそのニュース一色。菊地容疑者の逮捕から、同じくオウム事件で指名手配されている高橋克也が先日まで同県川崎市周辺に潜伏していたことが発覚し、確実に逮捕に近づいているため、今度はそちラのニュースがワイドショーの主役に躍り出た。 「同じぐらい視聴率がとれたとしても、芸能ニュースに比べ、事件のニュースははるかに人手と金がかかる。本来であれば、『週刊文春』(文藝春秋)が毎週のようにスクープを連発している沢尻エリカの大麻使用問題を追っかけたいのだが、どこも後追いしないからやれない」(ワイドショー関係者)(賛否両論巻き起こる香川照之の歌舞伎デビュー) オウム事件関連のニュースをぬって、各メディアで目立つ扱いだったのが、9代目市川中車を襲名した俳優・香川照之の歌舞伎デビュー。 6月5日から連日、東京・新橋演舞場に出演し客席を沸かせているだけに、「これまで歌舞伎に興味がなかったファン層を取り込めたし、新人歌舞伎俳優に対してメディアも異例の扱い」(梨園関係者)というから、これまで映画・ドラマで香川が積み重ねた功績が認められた形となったが、賞賛の声ばかりではない。 「市川海老蔵らが得意とする時代物(古典)をこなせる力量がないため、演目は現代劇のみ。今回の歌舞伎デビューにあたっては、どう見ても健康状態が良好ではない、かつて絶縁していた実父の市川猿之助改め市川猿翁と和解したような美談を強調し、長男・政明の五代目市川團子の初舞台の話題はあまり目立たなくなってしまった。このままだと、そのうち中車のファン離れが加速するのではという危惧が関係者の間で早くもささやかれている」(演劇記者) 歌舞伎はほどほどにして、早く本業の方に戻った方が良さそうな気がするのだが…。
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芸能 2012年06月09日 17時59分
YGA新メンバー3名が水着でお披露目! ニューシングル公約は“24時間握手会”
アイドルユニット・YGA(よしもとグラビアエージェンシー)に、約1000名参加のオーディションを勝ち抜いた3名の新メンバー(9期生)が加わり、都内で8日、9人の現メンバーとともに、キュートな水着姿でお披露目会見を開催した。 新しく加わったのは、顔がラクダに似ているというため「キャメルと呼んでください」と会見後のライブでファンに呼びかけていた“リアクション担当”の星野恵(17)、5歳から18歳まで新体操をやっており、YGAに足りないもののアンケートに「ダンスの技術」と回答した“れなれな”こと村田玲奈(18)、“S担当”というがライブでは“ドS”な姿を披露した“ハラペーニョ(=トウガラシの意)”こと原彩乃(17)の3人。 5期生のオーディションにも参加していたという星野は、「人なつっこい性格をしているので、全面に出して笑顔で面接しました」と今回リベンジを果たした勝因を分析。人を笑わせることが好きな性格を紹介し「漫才」にも挑戦したいと意欲満々。ライブではさっそく、「東京スカイツリーをやります」と一発芸に強いところを見せ、髪の毛を持ち上げて、東京スカイツリーのものまね(?)をファンに披露。 柔軟な身体を持つ村田は、見事なI字バランスを披露。スタイルはこれからもっと絞り、水着でのグラビアの仕事も積極的にこなしたいと笑顔を見せた。会見後のライブでは“ダンス担当”に立候補。 原は、オーディションを受けたきっかけを、YGAはかわいく、元気が出ることと紹介。見ていると「こっちが幸せな気分になれる」ため、今後は、ファンを幸せな気分にしたいと豊富を語り、「東京ドームをお客さんでいっぱいにしたい」と目を輝かせた。 この日は、YGAはニューシングル『狩り女 夏子』が8月14日に発売されることが発表された。作詞はお笑いコンビ「カレッジセール」のゴリが担当。ゴリは、プロモーションでも全面サポートし、この日は、VTRで出演。「肉食系」で、「イケイケ」の、「男を食べる肉食系アイドル」をイメージすることを告げ、「この夏、男を食べて下さい」とYGAメンバーへメッセージを送った。 また、YGAのニューシングル発売といえば、恒例の公約が気になるところ。今回は、谷侑加子(21)から、オリコンウィークリー第1週で2万4千枚を突破したら、「24時間、握手会をします」という達成型公約が発表された。前作「ライジング・サン JAPAN!」の第1週では1万9千枚だったというが、谷侑加子は「ファンの皆さんにもがんばってもらわないと」と、24時間の握手会実現へ向け、さっそく本気を見せた。(竹内みちまろ)
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レジャー 2012年06月09日 17時59分
橋本千春の勝馬ピックアップ!(6/10) エプソムカップ 他4鞍
☆東京11R「エプソムカップ」(芝1800メートル) 優勝の最短距離に立っているのは、レッドデイヴィス。マイラーズCは5着に終わっているが、敗因は出遅れが響いたもの。むしろ、メンバー最速の差し脚で0秒5差と迫った内容を評価したい。 もともと、シンザン記念で後の3冠馬オルフェーヴルに圧勝(1馬身1/2差)し、返す刀で毎日杯を連勝した逸材でもある。毎日杯は人気の1頭トーセンレーヴ(3着)を一蹴している。安田記念を除外になり、約1か月半間隔が開いたが追い切りの動きから判断してその影響は皆無で、能力全開できると確信する。 1800メートルの毎日杯、鳴尾記念の2重賞を制しているように距離適性も高い。展開にまぎれの少ない(初めての)東京コースは望むところだし、馬場が悪化しない限り期待できる。当面の相手は、3歳の精鋭セイクレットレーヴ。裸同然の52キロなら好勝負に持込みそう。穴は、距離巧者(4勝)のダイワファルコン。◎18レッドデイヴィス○1セイクレットレーヴ▲13ダイワファルコン△6トーセンレーヴ、14ダノンシャーク☆東京10R「ジューンステークス」(芝1600メートル) 休み明け2戦目で走り頃の、ナシュワンヒーローで今度こそ。 その前走、朱雀Sは4着に終わっているが0秒2差なら巻き返しは十分可能だろう。調子上昇に加えて、3勝を挙げているマイル戦、得意の東京コース(2勝)と勝利のお膳立ては整っている。◎10ナシュワンヒーロー○3サクラクローバー▲2アロマカフェ△7トゥザサミット、11リルダヴァル☆函館11R「UHB杯」(芝1200メートル) 快速馬のフォーエバーマークが逃げ切りを決める。 桜花賞で5着に逃げ粘ったスピードは、自己条件のここでは明らかに上位。2階級降下でチャンスは大きく広がった。休み明けを2戦((16)(3)着)して、調子も上昇一途だ。◎16フォーエバーマーク○8ロビンフット▲3アルマリンピア△7ラインアンジュ、15スマートムービー☆阪神11R「天保山ステークス」(ダ1200メートル) 放牧効果で好調時のデキを取り戻した、ゼンノベラーノが面白い。 3走前のすばるS2着の比較から、実力はここでも遜色ない。距離、コースなど総合的に見て一番安定感があるし、チャンスは十分だ。先行抜け出しの勝ちパターンが決まる。相手は、ここにきて地力を増しているマルカバッケン。人気のファリダットは初の1200メートルが微妙で、穴の評価が無難。◎11ゼンノベラーノ○4マルカバッケン▲1ファリダット△5マルカベンチャー、7トーホウチェイサー☆阪神10R「垂水ステークス」(芝2000メートル) 休み明け2戦目でガラリ一変(クビ差(2)着)、完全復調をアピールしたマルカボルトでいける。全4勝を挙げている十八番の2000メートルを得たのは強調材料だし、好位指定席から堂々と抜け出す。◎11マルカボルト○8ステラロッサ▲4アドマイヤラクティ△5ロードオブザリング、9ダコール※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
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レジャー 2012年06月09日 17時59分
天保山S(オープン、阪神ダート1200メートル、10日)藤川京子のクロスカウンター予想!
阪神11R、天保山Sはダートで新境地を開拓した◎ファリダットが連勝でオープン2勝目を挙げます。 休養明けの今年緒戦からダートに転身。ポラリスSでは初ダートながら2着に好走しました。続くコーラルSは、4着でしたが前残りのレコード決着。大外を回りながらも後方からよく脚を伸ばしていましたから、力は示した一戦。そして、前走の栗東Sで豪快に差し切り、約3年7か月ぶりの勝利を味わいました。芝ではあと一歩届かないレースが多かったし、近走では不振が続いていただけに、この路線変更は大成功でした。能力が高い馬ですから、再び道が開けてよかったです。 1200メートルもこなせるし、ダートでは終いが安定していますので鬼脚が炸裂しそうです。あとは当日の馬場状態が気になりますが、降雨はないようですし少しでも乾いてくれれば展開もむきそう。新星ファリダットが、ごぼう抜きを披露します。(1)ファリダット(4)マルカバッケン(2)タンジブルアセット(5)マルカベンチャー(7)トーホウチェイサー(12)アーリーロブスト(11)ゼンノベラーノ馬単 (1)(4) (1)(2) (1)(5)3連単 (1)-(4)(2)(5)(7)(12)(11)ファリダット 1頭軸マルチ※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
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レジャー 2012年06月09日 17時59分
1500円のおこづかい馬券(6/10エプソムC)
日曜の勝負馬券は実績馬がいるために評価が下がりそうなダイワファルコンから。人気サイドを見てみるとダノンシャークは左回りで馬券圏内なし、レッドデイヴィスは初の左回り。そしてトーセンレーヴは池江厩舎。「最後だけ厩舎かい!」って感じですが、オルフェーヴルショック以降、ワールドエース敗戦、トーセンジョーダンの宝塚回避とまだまだ不穏な空気。先週のトゥザグローリーの復活Vはあくまで池江厩舎復権のきっかけ、G1の借りをG1で返すまでは様子見しようじゃないかといったところです。人気サイドの不安要素は実績でカバーしてしまうことも大いにあり得ますが、今回はダイワファルコンの安定感を重視。 ダイワファルコンは中山でこそといった印象もありますが、1800mはベスト距離、東京の成績は【0223】なら実績馬に一泡ふかす結果になってもおかしくはないはず。3着以内ならさもありなんと判断。2番手候補にシルクアーネスト、古馬との力関係が鮮明になる前に買っておきたい軽量3歳馬セイクレッドレーヴ、そしてトーセンレーヴをチョイス。また、1800m実績があり、東京での相性がいいモンテエン、ダノンスパシーパも買い目に入れつつ高配当を狙います。 ということで勝負馬券は、3連複フォーメーション15点(13)-(17)(1)(6)-(17)(1)(6)(14)(18)(10)(15) すべて100円ずつ、合計1500円で勝負です!〈プロフィール〉近藤雄亮:キャリア3年目の若手放送作家。売れっ子作家ではないため安定した生活をするには競馬の成績がカギ。応援宜しくお願いします! Twitterで競馬ネタをつぶやいているのでチェックして頂けたら嬉しいです! アカウントは「@minoru1202」。※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
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レジャー 2012年06月09日 17時59分
一発逆転! 仲町通のここが抜きどころ(6/10) エプソムC
◆東京11R エプソムC◎トーセンレーヴ○レディアルバローザ▲セイクレットレーヴ△レッドデイヴィス△ダノンシャーク△ダイワファルコン ディープインパクト×ビワハイジ。日本を代表する超良血馬トーセンレーヴの重賞初Vに期待。母ビワハイジの産駒は、ブエナビスタを筆頭にこれまで4頭で重賞13勝。トーセンレーヴが勝てば史上初の5きょうだい重賞制覇の偉業となる。今週の追い切りでは、ゴール後も手綱を緩めない猛烈追いで併せた相手を圧倒、時計以上に強い負荷をかけた中身の濃い追い切り内容だった。状態は最高潮で期待馬が本格化を迎えた印象。ジリジリ伸びて直線半ばでもう一段ギアが入るような走りは、いかにも直線の長い東京コース向きだ。 他では、牝馬で唯一頭の出走となったレディアルバローザ。来週のマーメイドSという選択肢もあったようだが、ベストと思える1800m戦であり実績から牡馬相手でも互角と踏んでの参戦。引き続き状態も良く軽視は禁物だ。3歳馬初のエプソムC制覇を狙うセイクレットレーヴも52キロの斤量が魅力。古馬との力関係は微妙だが、4キロ差はいかにも有利。良馬場なら面白い存在。以下、好調時の威圧するような雰囲気が戻ってきたレッドデイヴィス、マイラーズ後も好調を維持しているダノンシャーク、間隔があいた方が走る傾向にあるダイワファルコンあたりをおさえてきたい。【馬連】流し(6)軸(1)(5)(13)(14)(18)【3連単】フォーメーション(6)→(1)(5)(14)→(1)(5)(13)(14)(18)※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
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スポーツ 2012年06月09日 17時59分
最下位転落のオリックス岡田監督 古巣・阪神の遅延行為に怒り心頭!
オリックス岡田彰布監督(54)が、古巣・阪神の遅延行為にブチ切れた! 6月8日、プロ野球交流戦での阪神対オリックス戦(甲子園球場)は、なんとも後味の悪い試合となってしまった。この一戦、激しい雨でグラウンド整備のため4度、計14分間の中断を余儀なくされた。 岡田監督が問題としたのは、5回表、1-0でリードしていたオリックスの攻撃が始まる際のこと。審判4人が定位置につき、打者・後藤光尊内野手、次打者・野中信吾外野手が次打者席で待機していたが、守備側の阪神ナインがベンチから出てこなかったのだ。球審の催促で阪神ナインは、ようやくグラウンドに出始めた。 試合が成立する5回を迎え、雨足は激しくなっていた。いつ、審判が中断を申し出てもおかしくない状況。このままの得点経過で5回を終わり、中断→コールドとなれば、オリックスが勝利となる。試合成立直前のノーゲーム狙いとも思える阪神の遅延行為に、岡田監督は激怒したのだ。 「(丹波球審が)出ろ、言うたのに(阪神が)出えへんかった。連盟に言うよ。遅延行為よ。初めて見たよ。ルール上は放棄試合よ。負けたから言うてるんちゃうよ。丹波に確認したけど、『(阪神側に)出ろ』と言ったと。あんな光景は初めて見た」(岡田監督)と怒り心頭。 公認野球規則では「一方のチームが試合を長引かせ、または短くするために、明らかに策を用いた場合、フォーフィッテッドゲーム(没収試合)として相手チームに勝ちが与えられる」とのルールがある。しかし、岡田監督が球審に提訴する意向を伝えたのは9回表、北川博敏内野手を代打に送る際のこと。提訴は対象行為後のプレー再開までに、その旨を審判に伝えなければならず、この場合、提訴は認められない。だが、球団幹部は「どういう形がいいのか相談して対処する」と、何らかの形で抗議はする方針だ。 試合は7回裏、金本知憲外野手の3ラン本塁打が出て、阪神が3-1で逆転勝ち。5位西武が勝ったため、オリックスはパ・リーグ最下位に転落した。 岡田監督は「5回表よ。お客さんもみんな見てるよ。あれで流れが変わった。雨が降って、こういう試合展開やからな。あの回から腹が立っていたよ」と、怒りは収まらず。まさに、踏んだり蹴ったりの1日となった。(落合一郎)
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スポーツ 2012年06月09日 17時59分
亀田興毅、選手生命の危機! 負傷の両拳回復のメド立たず
ボクシングWBA世界バンタム級王者、亀田興毅(25=亀田)が選手生命の危機に直面した。 WBAは6月8日(日本時間)、最新のランキングを発表し、正規王者の興毅を「休養王者」に認定したことが明らかになった。 興毅は4月4日、神奈川・横浜アリーナでのノルディー・マナカネ(インドネシア)とのV4戦で、判定勝ちを収めたものの、両拳を負傷。左第3中指骨骨折に加え、もともと痛めていた右手も悪化させた(右第2中指骨骨折)。WBAに提出された診断書によると、最低4カ月は練習ができない状態だという。 当初、興毅は8月に同級暫定王者、ウーゴ・ルイス(メキシコ)との指名試合を行う計画だったが、これは白紙となった。 WBAでは昨年11月、目の故障のため、防衛戦が当面行えないスーパーフライ級王者の清水智信(金子)を休養王者とし、暫定王者のテーパリット・ゴーキャットジム(タイ)を正規王者に格上げした前例がある。清水は負傷が癒えた後、4・4横浜でテーパリットとの統一戦に臨んだが、敗れて王座から陥落した。今回の亀田のケースでも、WBAは同様の措置を取る可能性が高い。 興毅は両拳の負傷が癒えても、年内の復帰は難しい状態。復帰後は長期間のブランクを抱えながら、統一戦に挑まなければならず、王座を死守するのは至難のワザだ。 ここで、大きな不安な点がある。興毅の拳の負傷は今に始まったわけではなく、これまでも度々痛めてきた古傷。ボクサーにとっては、避けては通れない負傷箇所でもある。復帰をしても、再発の危険を抱えたまま。再度、痛めれば、選手生命にも影響しかねない。(落合一郎)
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社会 2012年06月09日 17時59分
痴漢容疑の近大非常勤講師が線路上を逃走
大阪府警東署は6月6日、大阪市営地下鉄の電車内で痴漢行為をしたとして、近畿大非常勤講師・遠藤功樹容疑者(34=東大阪市額田町)を府迷惑防止条例違反容疑で現行犯逮捕した。 遠藤容疑者は電車内で痴漢被害を訴えられ、地下鉄御堂筋線本町駅(大阪市中央区本町4丁目)で下車。ホーム上で他の乗客ともみ合いになり、線路上に降りてトンネル内を逃走。隣駅の淀屋橋駅方面に約1キロのところで、追いかけてきた本町駅駅員と、淀屋橋駅駅員に挟み撃ちされる形で取り押さえられた。 逮捕容疑は同日午後10時40分頃、淀屋橋と本町間を走行中の地下鉄の電車内で、大阪市内の20代女性の下半身を触ったとしている。遠藤容疑者は容疑を認めており、「警察に連れて行かれるのが怖くなり、線路に飛び降りて逃げた」と供述しているという。 この騒ぎで、御堂筋線は午後10時46分から10分間、上下線とも運転を停止、約7000人に影響した。線路脇に送電線があり、大阪市交通局は感電防止のため送電を停止したという。 勤務する近畿大によると、遠藤容疑者は06年から現職で、英語を担当している。 「警察に連れて行かれるのが怖くて逃げた」というのは分からなくないが、よりによって、線路上を逃げなくてもいいだろう。ひとつ間違えたら、電車と接触したり、感電したりで大惨事にもなりかねないところだった。 10分間も電車が止まったわけだが、家路を急いでいた乗客らにとっては、はなはだ迷惑な話である。 非常勤講師とはいえ、教育者であることに違いはない。痴漢など、その立場にあるまじき行為である。(蔵元英二)
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社会 2012年06月09日 17時59分
行列の出来る? 「町弁(街の弁護士)ダイアリー」 有効な特効薬とは…(5)
今年もクールビズが始まった。裁判所では、みんな右へならえでノーネクタイが一般化している。しかし、法廷の裁判官がノーネクタイで法服というのは、どうも間が抜けた感じで、僕には、とても理解できない。さすがに高裁の部長判事クラスになると、どんなに暑くてもスーツにきちんとネクタイをしている。人を裁く立場にあるのだから、服装もキチンとして欲しいと思うのは僕だけだろうか。政治の世界に目を移せば、閣僚たちも全然似合わないセンスの悪いアロハもどきのシャツなんか着て、いつから日本は東南アジアになったんだ。全くたまげたことだ。 たまげたと言えば、先日、ネットのニュースを見ていたら、あるタレントの関係する会社の横領事件の被疑者がよく知っている人間だったことだ。知っているといっても、以前関与した民事事件の相手方の男で、当方の依頼者がその男に大金を騙されたという事件で、何とか被害金を回収したが、おそらく今度こそ実刑だろうから、今回の被害の回復は難しいだろう。気の毒としか言いようがない。 最近、立て続けに刑事事件の依頼があって、忙しくしている。その一つは、薬物事件であるが、これも常習犯で懲りないというか、交通違反で運悪く切符を切られたという程度の感覚しかなく、全く罪悪感は感じられない。確かに、薬物を使用している人間全員が、中毒になるわけではないし、他の犯罪に走るわけでもないから、ある意味で被害者無き犯罪なのかも知れない。昔、ある依頼者が言っていたが、「先生ね、シャブ(覚せい剤のこと)というのは、全てのコンプレックスから解放してくれるんですよ」と言う言葉が印象的だった。彼らに付ける有効な特効薬は無いかも知れない。<プロフィール>◎平手啓一(ひらてけいいち)◎千葉県生まれの静岡育ち、中央大法学部卒業〜ひと言〜町の弁護士を四半世紀ほどやっております。これまでの経験から見た法律実務の盲点や新聞テレビで報道されない裏事情を僕なりの観点からコメントします。モットーは「嘘やオベンチャラは書かない」事。本音でいきますので宜しく。あとは趣味に係わる事なども随時、書いていこうと思います。