search
とじる
トップ > 社会 > 住民福祉課の24歳女、外出自粛要請の中で飲み屋に出掛け飲酒運転で停職処分 「処分が甘い」の声も

住民福祉課の24歳女、外出自粛要請の中で飲み屋に出掛け飲酒運転で停職処分 「処分が甘い」の声も

pic pic

画像はイメージです

 熊本県球磨郡錦町住民福祉課の24歳女性主事が、飲酒運転をしたとして停職6か月の懲戒処分を受けたことが判明。その行動に怒りの声が上がっている。

 女性主事は新型コロナウイルス感染拡大のため、不要不急の外出を避けるよう呼び掛けていた12日夜、同県人吉市内の居酒屋に繰り出し、3軒で酒を7杯飲む。そして、翌日午前2時頃に一緒に飲んでいた友人を助手席に乗せ、車を運転し、警察の検問に。飲酒検知を実施したところ、基準値を超えるアルコールが検出された。

 当時、錦町は新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため不要不急の外出自粛を呼び掛けており、さらに春の全国交通安全運動が行われている真っ最中だった。そんな中、呼び掛けている側の町職員がフラフラと夜の街に出掛け、飲酒運転をするとは驚きだ。

 錦町は17日付で女性主事を停職6か月の懲戒処分にしたと発表。そして、女性は同日付で依願退職した。

 不要不急の外出自粛を呼び掛ける中、飲み屋に出掛け、重大死亡事故を起こす可能性の高い飲酒運転で帰るという行為に、「これだけ外出自粛を促している世の中で、フラフラ出掛けて飲酒運転するなんて…。許せない」「社会的制裁は当然。依願退職ではなく懲戒免職処分相当では」「明らかな犯罪。処分が甘いのは、公務員という上級国民だからか」「停職にして依願退職させて退職金をあげるから辞めろというパターン。危機感が欠如している」と行動や錦町の処分の甘さに怒りの声が上がる。
 また、「田舎は飲酒運転に寛容。検問も少ないし、この女も初めてだとは思えない。酒は害悪だ」「飲酒運転を抑止する気があるのか。とにかく全てが考えられない事件だ」と警察への不満なども上がった。

 飲酒運転はこれまでに重大死亡事故を引き起こしており、絶対に許されるものではない。さらに、新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため、全国民が外出を控えている中で飲み屋に出掛ける行為も好ましくない。そのような中で起こした飲酒運転を「停職」で済ませてしまうことに違和感を覚える人が多いのは、仕方ないだろう。

関連記事

タグから探す


社会→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

社会→

もっと見る→

注目タグ