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『水ダウ』ADを砂に生き埋めにしたシーンで笑い?「一歩間違えたら死んでしまう」批判の声相次ぐ

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ダウンタウン・松本人志、浜田雅功

 7月1日に放送されたTBS系のバラエティ番組『水曜日のダウンタウン』の放送内容を非難する視聴者が相次いでいる。

 この日の『水ダウ』は「ADが語る『しんどかった説』座談会」という特別企画を放送。これはタイトルの通り、番組の裏方であるADを大きく取り上げた企画で、『水ダウ』のAD、元ADたちが考える「大変だった企画」を振り返るというものだった。

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 『水ダウ』はタレントによる調査モノもあるが、「小指の爪だけ伸ばしている人 絶滅説」や「今、サングラスをケミストリー川畑式でかけてるヤツ マジで0人説」など調査に時間のかかるものは別。ADが長時間足を使って調べる必要があるほか、テレビで放送するための撮影許可を得るのにかなりの根気が要求されるという。

 また、ADの仕事には調査のほかにも、出演者がケガをしないよう、事前にタレントの代わりを演じる「シミュレーション」がある。深さ3メートルのプールに素潜りで入ったり、罰ゲームを受けるタレントの代わりに天井に吊るされたりといった、人知れぬ苦労があるのだという。

 そんな苦労話の中で、物議を醸したのが、2019年12月4日に放送された「2代目むつみ荘住みます芸人」の中で行われた「土砂ビーチフラッグス」という企画であった。

 「土砂ビーチフラッグス」とは土砂をかけられた状態からはい上がってビーチフラッグスを行う競技で、実際の放送では出演者が土砂から頭を出した状態で始まったのだが、当初は頭まで土砂を被ってスタートする予定だったという。

 しかし、ADが実際に砂を被ってみたところ、全身が砂に埋まってしまうと全く身動きが取れなくなってしまい、また息もしづらくなってしまうことが判明。本番では急きょ、顔だけ出してビーチフラッグスを行うことになった。

 この日の『水ダウ』では上記の模様が「実際のシミュレーション映像」として放送されたのだが、ADが「助けてー」と声を出して苦しんでいる中、ディレクターと思われる男性が「え!?マジで?」「狭いのが怖いのか?」と笑いながらカメラを回し続けるVTRが流れたのだ。

 ネットではこのVTRに対し「全然笑えない」「完全にトラウマ映像」「動けないことなんて事前にわかるだろ!」といった声が続出した。

 一応、ADは空気を確保するため口までシュノーケル、ホースをつないで砂をかぶっていたが、重さ2トンもある砂を被っていたため、肺などにも強い負担がかかることは安易に予想がつく。「一歩間違えたら死んでしまう」といった声がネットで相次いだ。

 実際、ふざけ合って砂を全身にかぶり身動きが取れなくなって死亡した事件は多く報告されている。ネットでは「いじめのように見えて不快」「重大な事故が起きなくて本当によかった」といった声が多く投稿された。

 『水曜日のダウンタウン』の過激企画はADの知られざる努力のたまもの。今回の放送でADの努力が垣間見え、ADは報われたかもしれないが、スタッフ間の人間関係の悪い部分も見えてしまった。

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