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丑年だからこそ行きたい「牛に引かれて善光寺」

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画像はイメージです

 2021年の今年は丑年。一年の願掛けや厄よけには、やはり干支の「牛」にちなんだ場所を選びたいところだ。

 牛にまつわる寺社仏閣といえば、外せないのが長野県の善光寺だ。善光寺には昔から「牛に引かれて善光寺参り」という不思議な話が伝えられている。心の貧しい老婆が洗濯で干していた布が、通りかかった牛の角に引っ掛けられてしまう。牛を追いかけて善光寺の金堂前まで来たところ、善光寺の光明に照らされた牛のよだれが光って次の文字のようになっていたのを目撃した

 「うしとのみおもひはなちそこの道に なれをみちびくおのが心を」

 その後、善光寺で念仏を唱えて夜を明かした老婆が家の近くにあった観音堂をのぞくと、堂の中の観音像の足元に、牛に引っ掛けられてなくした布が落ちていた。あの牛は観音様の化身であったのだ、と気づいた老婆は心を入れ替えた。これが有名な「牛に引かれて善光寺参り」の由来だ。

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 そんな善光寺でなかなか面白いお守りが売られていると、ネットで注目が集まっている。

 それは「幸先昇運守」と「厄除守」の二つのお守り。「幸先昇運守」は黒地に赤で「闇」と書かれた包み紙を破ると、御本尊の御影が描かれた金色でカード型のお守りが出てくるというもの。「厄除守」の方も同様に、白地に金で「厄」と書かれた包み紙を破る事で白または黒のカード型のお守りが出てくる。自ら闇や厄を打ち破る、という行動をとることで、より前に進む力を得られるというものなのかもしれない。

 なお、「幸先昇運守」は600円、「厄除守」は500円とのこと。今年は丑年でもあるので、興味のある人はこの機会にお参りしてみるのもいいのではないだろうか。

(山口敏太郎)

公式サイト
https://www.zenkoji.jp/

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