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ドラマ『青のSP』、作品ファンから好評も話題にならない? キャストに問題か

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藤原竜也

 火曜ドラマ『青のSP』(フジテレビ系)が苦戦をしいられている。

 16日に第6話が放送され、平均視聴率が8.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)だったことが報じられていた本作。第5話の7.9%からは0.6ポイントのアップとなったものの、ここまでの全話平均視聴率は8.4%といまいち振るわない結果になっている。

 学校内警察官、通称スクールポリスが導入された中学校を舞台に、主人公の警察官・嶋田隆平(藤原竜也)が学校の闇などに切り込んでいくというストーリーが描かれているが――。

 「学園モノで注目が集まるのは、やはり生徒役。出演枠も多くあり、各事務所期待の若手が出演することも多く、目立てば出世作にもなりやすいというのが最大の特徴です。現に19年に放送された『3年A組-今から皆さんは、人質です-』(日本テレビ系)では、森七菜、神尾楓珠らが作品を通じてブレイクへの道を作り出しました」(ドラマライター)

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 本作には、子役出身の鈴木梨央、ジャニーズJr.内ユニット・少年忍者の鈴木悠仁、19年のドラマ『あなたの番です』(日本テレビ系)で話題になった荒木飛羽らが出演しているが、無名の俳優も多く、生徒役目当ての視聴者を獲得できなかったことが視聴率の伸びの悪さにつながっているという。
 しかし、第1話から視聴し続けている作品ファンからは毎回高く評価する声が集まっている。

 「本作は基本的に1話完結の事件が毎回起き、登場人物たちが解決し、最後に藤原演じる隆平が原因となった人物を叱責するという勧善懲悪的なストーリー。毎回放送後には『見ててスカっとした!』『見るだけでストレス発散になる』と絶賛されています。また、謎の女性・香里(明日海りお)についても回を重ねるごとに少しずつその正体が明らかに。ミステリー感を楽しむ視聴者も多くいるようです」(同)

 第1話以降、視聴率9%超えができていない本作。果たして壁を越えることはできるだろうか――。

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