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震災から10年、楽天のメッセージ動画に反響 浅村ら“外様選手”の決意にも称賛の声「生え抜き並みの想いを感じる」

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浅村栄斗(写真は西武時代)

 東日本大震災から10年の節目となる11日、楽天球団公式ツイッターが動画を投稿。登場した選手の言葉が、ネット上の楽天ファンの間で話題となっている。

 球団公式ツイッターはこの日「東日本大震災から10年。これからも、がんばろう東北」という一文を添え、約4分の動画を投稿。動画内には2011年当時チームに所属していた田中将大や銀次など総勢10名の選手・コーチ・球団首脳が登場し、当時の心境や今季への思いを語った。

 >>マー君の調整遅れは“中6日登板”が原因? 震災から10年の今季、命運を握るのは対巨人戦か<<

 話題となっているのは、動画内に登場した岸孝之、鈴木大地、浅村栄斗の言葉。この3名は全員、2011年当時はプロ入り前、もしくは別チームでプレーし、近年になってチームに移籍してきたいわゆる“外様選手”。だが、2017年に加入した岸は「僕一人じゃ何もできないので、みんなで頑張って優勝したい気持ちはすごく強い」、2020年からプレーする鈴木も「球場でプレーしていて(ファンの人たちは)温かくて、その思いに僕ら選手は応えたいなって雰囲気です」と、2013年以来のリーグ優勝・日本一を東北のファンに届けたいという強い思いを口にした。

 また、2019年に移籍した浅村は「このチームで優勝するために必死こいてやろうと思って楽天に来た」と、楽天で優勝を手にしたいという思いで移籍を決断したと強調。その上で、「東北のみんなで優勝して喜びを分かち合えるように頑張りたい」と、震災から10年の節目となる今季の優勝を誓った。

 この3名の発言を受け、ネット上には「この3人は元々敵選手だったけど、生え抜き並みの熱い想いを感じる」、「どの選手からも『東北のファンのために』という気持ちがひしひしと伝わってきて本当にありがたい」、「他の生え抜きたちと切磋琢磨して、ぜひとも今年はチームを優勝に導いてくれ」といった反応が多数寄せられている。

 「今回動画内に登場した岸、鈴木、浅村の3名ですが、震災が発生した2011年当時は岸、浅村は西武(岸は2007-2016/浅村は2009-2018)所属。また、前ロッテ(2012-2019)の鈴木はまだプロ入りすらしていませんでした。こうした選手たちが時を経て楽天に加入し、田中や銀次など震災当時を知る生え抜き選手に負けず劣らずの決意を口にしたことに心を打たれたファンも多いようですね」(野球ライター)

 岸は「7勝0敗・防御率3.21」、浅村は「.280・32本・104打点」、そして鈴木は「.295・4本・55打点」と、昨季チームが4位に沈む中奮闘した3名。26日の開幕戦・日本ハム戦から始まる今季、東北のファンに8年ぶりのリーグ優勝・日本一をもたらすような活躍を見せることはできるだろうか。

文 / 柴田雅人

記事内の引用について
東北楽天ゴールデンイーグルスの公式ツイッターより
https://twitter.com/Rakuten__Eagles

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