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スケボー女子パーク、日本勢金・銀メダル獲得 4位岡本にも「最後まで攻めて尊敬」「チャレンジ精神に号泣」称賛の声相次ぐ

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 4日に行われたスケートボード・女子パークで四十住さくらが金メダル、開心那が銀メダルを獲得した。

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 今大会で初めて採用された同種目は各選手がすり鉢状の複雑なコースを舞台に、1本45秒間の演技を3回行い、制限時間内に何回も技を繰り出して得た点数を競う競技。演技はそれぞれ100点満点で採点され、最高点の1本が自分の持ち点となる。2019年世界選手権を制した岡本碧優、2018年世界選手権覇者の四十住、2019年日本選手権優勝の開の3名が出場した日本は表彰台独占も期待されていた。

 4日午前の予選は岡本が58.51点で1位、開が52.46点で3位、四十住が45.98点で4位と全員上位で突破。迎えた決勝では1本目に四十住が60.09点でトップ、開が58.05点で2位につけると、2本目では開が59.04点と最高点を伸ばし、岡本も53.58点で3位に浮上。ラスト3本目にスカイ・ブラウン(英国)が56.47点で岡本を抜いたため日本勢の表彰台独占はならなかったが、四十住、開はリードを守りそれぞれ金、銀メダルに輝いた。

 同種目の初代王者に輝いた四十住、日本史上最年少(12歳11カ月)のメダリストとなった開の活躍を受け、ネット上には「日本の選手が金・銀同時獲得は凄い! 四十住さんも開さんも本当におめでとう!」、「1番緊張するはずの1本目に最高得点出した四十住選手ヤバすぎる」、「開選手は12歳でメダリストか…先月26日に西矢(椛/13歳でスケボー女子ストリーで金)選手が出した記録をもう塗り替えるなんて信じられない」と喜びの声が数多く寄せられている。

 また、惜しくも4位でメダルを逃した岡本に対しても「岡本選手、無難に決めたらたぶんメダルだったのに、最後まで自分の気持ちを貫いてチャレンジし続けた姿に感動しました」、「ラストは安全に行っても得点は出てたと思う、それでも最後まで攻めたのは尊敬する」、「岡本選手のチャレンジ精神に号泣した、私にとってはあなたもゴールドメダリストだよ」という労いの声が複数挙がった。

 今大会のスケボー日本勢は7月25日に堀米雄斗が男子ストリート、同26日に西矢が女子ストリートを制し、女子パークでも四十住が金メダルを手にしたことで全4種目中3種目を制覇。残るは8月5日に予選・決勝が予定される男子パークだが、同種目に出場する平野歩夢(スノーボード男子ハーフパイプ・2014ソチ、2018平昌五輪2大会連続銀メダル)への期待も高まっている。

文 / 柴田雅人

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