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群馬県の旅館で毒キノコにより9人が食中毒 採取する際取り違え、すいとんに入れる

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画像はイメージです

 群馬県片品村の旅館で食事をした男性9人が下痢や嘔吐、腹痛などの食中毒の症状を発症。旅館が3日間の営業停止処分を受けた。

 県食品・生活衛生課によると、9月28日午後6時半頃、片品村の旅館に宿泊した9人が夕食としてキノコが入ったすいとんを食べる。すると、午後8時頃から腹痛や下痢、そして嘔吐の症状が出て、5人が医療機関で受診した。

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 利根沼田保健所は、症状や食材などから、食中毒と断定。旅館側がキノコを採取する際、食用と毒キノコ・カキシメジ取り違えたものと見られている。同保健所は食品衛生法に基づき、3日間の営業停止処分とした。

 秋に入り、毒キノコを食べ、健康被害を受ける事案が相次いでいる。9月29日には大分県竹田市で、キャンプ中だった男女3人が毒キノコのツキヨタケを食べ、嘔吐や寒気の症状が出るという事案が発生。また、福井県でも同24日に、大野市内の山中で採取したツキヨタケを食べた50代の男女2人が、嘔吐や下痢の症状を訴えている。

 「昨今のキャンプブームなどで、山などに行ってキノコを食べる人もいるでしょうが、基本的にキノコには危険がつきまといます。知識がある人間でも、かなり注意しながら、採取しています。知識がない素人の方は、基本的に山でキノコを採取して食べないことをおすすめします。『嘔吐や下痢だけだろう』などと思うと、場合によっては死亡することも稀ですが、あります。危険な食べ物だという意識を持つようにしてください」(キャンプに詳しいライター)

 深刻な健康被害を引き起こすこともある毒キノコ。十分注意してほしい。

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