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阪神・梅野、今季限りでチームを退団? 巨人・楽天らが獲得の可能性もあるか、FA熟考報道に流出予想相次ぐワケ

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 2014年のプロ入りから阪神でプレーし、今季までに「786試合・.235・40本・244打点・536安打」といった通算成績を残しているプロ8年目・30歳の梅野隆太郎。8日、今オフの国内FA権行使を熟考していると複数メディアが報じた。

 >>阪神・梅野、今オフ他球団へFA移籍?「僕は多分出ると思う」金村氏が冷遇の影響を大胆予想、争奪戦は濃厚か<<

 報道によると、梅野は今季まで8年間過ごしたチームに愛着を感じる一方、他球団の評価を聞きたい意向もあるといい、前日のクライマックスシリーズ(CS)敗退で今季が終了したことから今後権利を行使するかどうか熟考する構えとのこと。また、球団は複数年契約などの提示で慰留に努める方針ということも伝えられている。

 今季の梅野は正捕手として全143試合中130試合に出場。打撃は「.225・3本・33打点・91安打」と今ひとつだったが、得点圏打率はリーグ2位の「.321」と随所で勝負強さを見せた。また、侍ジャパンの一員として参加した今夏の東京五輪では、唯一の出場となった準々決勝・アメリカ戦で感じた打者傾向をバッテリー陣に共有するなど献身的な働きで金メダル獲得に貢献した。

 梅野のFA熟考報道を受け、ネット上には「自分が手にした権利について悩むのは当然だけど、結果的には残留ということになるのでは」、「チームに愛着があるんだから、球団側がしっかりと誠意を見せれば残ってくれると思う」、「昨日来年に向けて頑張りたいって言ってたし多分チームに残るだろう」と残留を予想する声が寄せられている。

 一方、それを上回る勢いで「終盤矢野(燿大)監督に干され気味だったから出ていかれる気しかしない」、「10月以降の扱われ方が来年変わる保証も無いし、あっさりとチームを去ってもおかしくはない」、「正捕手が固まってない球団は何チームかあるし、そういうところから声かけられたら慰留は厳しそう」と流出を覚悟するコメントが多く挙がった。

 梅野はCS敗退が決まった7日・巨人戦後に、「まだまだこの若いチームは発展途上だと思うので、課題を持ってまた来年に向けてスタートしていきたい」と来季に向けた意気込みを語ったことが伝えられている。一部ファンはこのコメントを踏まえて残留を予想しているようだが、それ以上に流出を危惧しているファンは多いようだ。

 「梅野は開幕から9月までは正捕手としての起用が続いていましたが、シーズン最終盤の10月は全20試合中出場は9試合と出場機会が激減し、同10日・ヤクルト戦を最後にスタメン起用のないままシーズンが終了。CSでも11月7日の第2戦こそ先発起用されましたが、前日の第1戦は途中起用すらされませんでした。このように捕手としての序列が下がっていることから、出場機会を求めてFA移籍されるのではという不安や懸念がファンの間で高まっているようです」(野球ライター)

 仮に権利行使なら巨人、楽天、日本ハムなど絶対的正捕手が不在の球団が獲得に手を挙げるという見方も少なくない梅野。勝負強い打撃に加え、昨季まで3年連続でゴールデングラブ賞を獲得するなど守備にも定評があるリーグ屈指の捕手がどのような決断を下すのかは今後も注目を集めそうだ。

文 / 柴田雅人

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