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ボディービルダー横川尚隆がオリックス戦始球式登板でアウトな秘話を披露!「ポロっとなったら人生、試合終了しちゃうんで」

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横川尚隆

 フジテレビ系列で放送されていたバラエティー番組『アウト×デラックス』でアウトなボディービルダーとしてブレイクし、タレントとしても活躍している横川尚隆が19日、大阪・京セラドーム大阪で行われたオリックス対ソフトバンク戦の特別始球式に登板した。

 横川は自慢のマッチョボディーに、ボディービルパンツ一丁でマウンドに立つと、132キロの豪速球を投じるも、球はキャッチャーのはるか上を通過していく大暴投。場内からは大きな拍手が贈られていたが、登板後、会見に応じた横川は「いやもう最悪です!悔しい!悔しいです!めっちゃ練習してマメもつぶれるくらいやったのに…ストライク入れたかったですね。ピッチャーの人ってピタピタにあのコースに行くのはすごいなと思います」とピッチングを振り返った。

 「筋肉が邪魔でテークバックするのが大変でした。球速的には130キロをめざしていたので満足なんですけど、あそこでばっちりストライクが決まればカッコよかったんだけど、それがオレなんだよなって」と、横川は悔しさをにじませながら苦笑いした。

 オリックスの選手で筋肉が気になる選手として「吉田正尚選手はマッチョって呼ばれてますからね。僕らとは違った筋肉の質。体が全部デカくて、体幹が強くて、連動がうまくいってて本当にすごいなと思う」と吉田の名前を挙げて、野球選手の筋肉の質を説明した。オリックスでは竹安大知と交流があり、この日も竹安がアテンドしたという。

 少年時代は軟式野球やソフトボールの経験もあるそうで「マウンドに立つのは小さい頃からの夢で、その夢がかなって幸せ。幸せな人生でした(笑)。お客さんもすごく温かく迎えてくださって、すごく感慨深いというか一瞬で終わっちゃいました」と目を輝かせていた。

 最後にこの日の“アウト”な出来事を聞かれると「ビルパン(ビルダーパンツ)で投げたんですけど、コレ出ないように一生懸命テーピングを貼ってビリビリ巻きにした。何回もやり返して時間をとって疲れてしまった。ポロっとなったら人生、試合終了しちゃうんで…そこだけ出なくてよかった。アウトになりませんでした(笑)全部閉じ込めて、きょう一生トイレに行けないって」と報道陣を大いに笑わせて、パ・リーグ頂上対決を盛り上げた。

(どら増田)

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