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阪神・岡田新監督の爆弾発言に批判、「言いたいことは分かる」の声も?“引退試合”呼ばわりしたトライアウトの現状は

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岡田彰布新監督

 2日から高知・安芸で秋季キャンプをスタートさせ、8日に第2クールを終えた阪神。翌9日に伝えられた岡田彰布新監督のコメントがネット上で物議を醸している。

 報道によると、岡田新監督は8日に応じた取材の中で同日に行われたトライアウトについて報道陣から質問されたが、「知らん、全然知らん。誰もとれへんやん。誰が出てるのか知らんけど」と日程・参加選手などは把握してなかったと回答。その上で「引退試合みたいになってるんやろ」、「もう今はスカウトが、みんな見てるから力、分かってるから今さらな」と厳しい見解を示したという。

 >>阪神・岡田新監督に「矢野と同じことするな」と批判 DeNA・牧への発言が物議、プロ入り前の実績を嘲笑?<<

 今年のトライアウトは楽天本拠地・楽天生命パーク宮城で開催され、49選手が参加。各選手は実戦形式のシート打撃に臨み、投手は打者3人に対して投球、野手は3~4打席に立ち打撃を行った。報道ではプロ・アマのスカウト約100人が視察に訪れていたことも伝えられている。

 そのトライアウトに対する岡田新監督のコメントを受け、ネット上には「言いたいことは分かるが言い方が悪すぎないか」、「現役続行の望みをかけた参加者に失礼過ぎる」、「獲得は考えてないって言うだけでよかっただろ、引退試合うんぬんは完全に余計」、「日程も知らんほど興味ないなら無理に喋らず黙っとけよ」といった批判が寄せられた。

 参加選手への敬意を欠いていると非難されている岡田新監督だが、一部からは「口調はキツいが内容は間違ってない」という指摘も上がっている。トライアウトは昨年までの直近3年間で総勢132人が参加しているが、このうちNPB他球団との契約にこぎ着けた選手はわずか7人(育成含む)。9割以上の選手は移籍はかなわずNPBの舞台から去っている。こうした現状から、「引退試合みたいになってる」という岡田新監督の見解は正しい面もあると考えているファンも少なからずいるようだ。

 8日の報道では、トライアウトを視察した巨人・桑田真澄ファーム総監督が「何人かいましたけどね。(球団に)持ち帰ってまたみんなで相談してって感じですね」と目についた選手が複数いたとコメントしたことも伝えられている。岡田新監督が厳しい見解を示す中、他球団移籍を勝ち取る選手は果たして何人現れるだろうか。

文 / 柴田雅人

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