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夫を刺した25歳女、切り口を縫おうとした? 殺害を否定

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画像はイメージです

 犯罪者の中にはあり得ないうそをついたり、言い訳をするものがいるが、婚約者を殺害した女が奇妙なうそをつき話題になっている。

 アメリカ・テキサス州で、25歳の女が32歳の婚約者の男性を殺害。女は逮捕されたが、男性を殺害したことは記憶にないと言い、刺されていた夫の傷を縫い合わせようとしていただけだと主張している。海外ニュースサイト『Mirror』と『New York Post』などが4月5日までに報じた。

 報道によると、女と男性はFacebookを通じて知り合い、今秋に結婚する予定だったという。交際期間は約2年間で、2人の間には生後6カ月の娘がおり、男性には連れ子である4歳の子どもがいた。女と男性、子どもたちは一緒に暮らしていた。

 ​>>13歳少女ら8人、野生の群れのようにホームレス男性を刺し殺害 SNSで知り合ったか<<​​​

 3月20日の夜、女は男性が自宅で刺されていると緊急通報番号に通報。救急隊が現場に駆けつけると、血まみれになった床の上に倒れている男性と、その近くには凶器と思われる肉切り包丁のほか鋭利な刃物複数本があったそうだ。男性は少なくとも3カ所刺され、その場で死亡が確認された。

 現場に駆けつけた救急隊員によると詳細は明かされていないものの、女は男性の刺し傷を縫い合わせようとしていたそうだ。取り乱していたなど当時の女の状況については、現在までに明かされていない。なお、一部報道では女が酒に酔っていたとされているが、女が精神的な病気を患っていたという情報はない。

 警察の捜査で複数の証拠が見つかり、犯人は女と断定され、女は男性を殺害した罪で逮捕された。犯行時、4歳の子どもと生後6カ月の娘は現場にいたとみられている。

 逮捕後、女は警察の調べに対し殺害を否定。「自分と赤ちゃんに水がかかって目覚め、再び意識を失った」「その次に覚えている光景は男性が床に倒れている光景。それを見て自分は男性を縫い合わせようとした」と話しているという。なお、警察は女の動機について何かしらの手がかりを持っているとみられるが、動機については明かしていない。

 男性の母親は「感謝祭の日に彼らの家を訪ねたが2人は本当に幸せそうだった。全てが順調で問題はないと思った」と話している。一方で、「私は彼女(女)の(殺人はしておらず刺し傷を縫い合わせていただけという)言い訳を信じていない。彼女の言うことは何も信じられない」と語っている。

 女は現在、保釈金を15万ドル(約1997万円)に設定され勾留されている。男性と女が一緒に暮らしていた4歳の子どもと6カ月の娘は現在、男性の母親のもとで暮らしている。男性の母親は今後、子どもたちの親権を得るために裁判を起こす予定だという。

 このニュースが世界に広がると、海外のネットユーザーからは「人を殺しておいて縫い合わせていたなんて言い訳が通じるはずがない。狂っている」「刺し傷を縫おうとしていたのではなく、刺し傷を縫って少しでも傷を見えなくし、犯行を隠蔽しようとしていたの間違いでは」「殺した、殺してないより、刺し傷を縫おうとしていた行為自体、道徳的にまともじゃない」「外向けに幸せそうに見せていただけで、実際は問題を多く抱えていたカップルだったのかも」「子どもたちが気の毒」といった声が上がっていた。

 女の行為は到底理解できない罪だ。子どもたちが最適な方法で保護され、今後守られていくことを望む。

記事内の引用について
「Mum 'stabs fiancé to death' while 'blacked out' - then tries to stitch him back up」(Mirror)より
https://www.mirror.co.uk/news/us-news/mum-stabs-fianc-death-blacked-29641853
「Texas mom allegedly stabbed fiancé to death — then tried to stitch him up」(New York Post)より
https://nypost.com/2023/04/05/texas-mom-liliana-cervantes-charged-with-stabbing-fiance-to-death/

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