● マーリンズ 1-10 ドジャース 〇
<現地時間5月5日 ローンデポ・パーク>
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(30)が現地時間7日のマーリンズ戦に「1番・指名打者」でフル出場。先制点演出の三塁打を放つなど4出塁の活躍を収めた。
マーリンズ先発は今季2年目の右腕ベジョソ。初回の第1打席は四球を選び、一死から3番フレディ・フリーマンへの初球で二盗を試みるも、今季2度目の盗塁失敗。3回表、二死での第2打席も四球で出塁したが先制点には繋がらなかった。
スコアレスの6回表、一死走者無しでの第3打席は2番手左腕ギブソンと対戦すると、カウント2-2から外角のスライダーを振り抜き、右中間を真っ二つに破る三塁打。この試合チーム最初のチャンスを作り、3番フリーマンの左前適時打で先制のホームを踏んだ。
2点リードの7回表、二死二、三塁の好機で第4打席を迎えるも、マーリンズが申告敬遠。続く2番ムーキー・ベッツが押し出し四球を選んだ後、フリーマンが走者一掃の適時三塁打、アンディ・パヘスが適時打を放ち、リードを7点に拡大した。
大量7点リードの8回表、二死一、二塁という好機での第5打席は4番手右腕ヘンリケスと対戦。カウント0-1から低めのチェンジアップを弾き返したが、左中間後方への中飛に終わった。
この試合の大谷は2打数1安打、2得点、3四球という内容で、5試合続けて安打を含む複数出塁をマーク。MLB全体トップの40得点を記録し、リードオフマンとして好調の打線を牽引している。2023年にWBC制覇、昨季は「50本塁打-50盗塁」達成と好相性のマイアミ、ローンデポ・パークで今季は2試合連続本塁打を放つなどカード勝ち越しに貢献。今季成績は打率.299、10本塁打、OPS1.031となっている。