この日、番組では番組開始11年半というタイミングで「過去に検証したホントの説か?放送していないウソの説か?を見極めるカードゲーム『説ダウト』」という企画を放送。MCのダウンタウン・浜田雅功、オードリー・春日俊彰、メイプル超合金・カズレーザーの3人が「過去に検証したホントの説か?実際には放送されてない嘘の説か?を見極めるカードゲーム」で対決した。
お題として、2017年8月放送の「もろパクリ企画でも MC仕事なら ついつい受けちゃう説」が登場。すると、画面右上のワイプに松本が出現したのだ。さらに、2016年5月放送の「高齢者のウソほど見破れない説」でも、ワイプに映された松本が「せんぶり茶リアクションクイズ」に登場した白髪長髪で面長の86歳女性に対し、「外国の犬みたいな」と切れのあるツッコミを入れていた。
この松本の登場にSNS上では大騒ぎとなり、「久しぶりの『水ダウ』登場にびっくり!過去映像でも松本さんが映っていただけでテンション上がった」「祝、地上波復帰!」「松本さんのツッコミがあるからこそ番組が面白くなる」などと書き込まれ、松本の復活に好意的な意見が上がった。
その一方で、「結局、騒動の説明はなし。うまく逃げたね」「醜く哀れな裸の王様。もう見たくないね」「なんかもうこの人がいないテレビが当たり前になっちゃった。ある意味、消えた方が伝説感ある」といった否定的な意見が多く見られた。
「松本が2015年に性行為を強要されたという女性が2023年12月に『週刊文春』(文藝春秋)で告発したのが始まりでした。ちなみに松本は、2009年5月に19歳年下の元タレント女性と結婚して長女を授かっています。この報道で、吉本興業は公式サイト上に抗議文書を発表し、文春と戦う姿勢を見せたのです。松本も自身のXに『いつ辞めても良いと思ってたんやけど… やる気が出てきたなぁ~。』と強気の姿勢を見せましたが、次々とスポンサーが離れていき、芸能活動休止を発表。一方で、松本が自身のXに『事実無根なので闘いまーす。それも含めワイドナショー出まーす』とコメントを出しましたが、世間の批判はすさまじく、出演は取りやめに。この騒ぎで過去の被害者が続々とカミングアウトするなど、これまでの乱倫ぶりが公になったわけです」(芸能ライター)
威勢よく“無実”のたんかを切ったものの、結局は闇へと葬られたこの“性加害報道”。同コンビは来月1日開始予定の「DOWNTOWN+」(ダウンタウンプラス)を手がけるが、有料視聴となるだけに“茨の道”が懸念される。
お笑い界の頂点に立ち続けた同コンビは、これまで幾多のピンチを乗り越えてきた。だが、ここへきて“性加害”というワードが世間も敏感になり前途多難な復帰となることは想像に難くない。正念場を迎えた松本がメディアで何を語るだろうか。第一声に注目が集まる。