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使用済み?のありえない異物がハンバーガーに混入 「一生のトラウマになる」の声も

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 日本でも食品に異物が混入し、騒動になることがたびたびある。海外では想像したくないものが食品に混入し、問題となっているようだ。

 海外ニュースサイト『9NEWS』は2019年4月20日、オーストラリア・西オーストラリア州にあるマクドナルドで販売されたハンバーガーの中に使用済みのコンドームが混入していたと報じた。

 同記事によると、母親と2歳の娘が夕食を取るため、マクドナルドを訪れてハンバーガーをオーダーした。ハンバーガーを食べた娘は母親に「変なものが口に入った」と訴えたそうだ。母親が娘の口の中を見ると異物のようなものを発見。その異物を娘の口から取り出すと、使用済みと思われるコンドームだったという。母親は店に抗議した後に、娘を病院に連れていった。

 同記事の取材に対し、母親は「娘は今、性感染症に感染していないかどうかを検査しています。不安な思いでいっぱいです」と話している。検査結果が分かるまでには3カ月を要するそうだ。使用済みのコンドームの混入があったマクドナルドの店舗はこの件を受け、「原因を突き止め、真摯に対応致します」とコメントし、家族に謝罪。同年5月現在、コンドーム混入の原因は明らかになっていないが、地元の報道によると、従業員が故意に混入させた可能性もあるという。

 このニュースが世界に拡散されるとネット上では「娘はコンドームがどんなものか知ったときショックを受けるだろうな」「母親の心配を想像しただけで気の毒」「娘にとっては一生のトラウマになるかも」といった声が挙がっていた。

 世界には、異物が故意に混入されたと思われる事件が他にもある。

 2015年6月には、アメリカ・カリフォルニア州のケンタッキーフライドチキン(KFC)のフライドチキンから、揚げたネズミが出てきたとして問題になった。同州に住む当時25歳の女性が、地元のKFCで3本のチキンを購入し、食べようとしたところ、そのうちの1つが揚げられたネズミだったという。女性は揚げられたネズミの写真を自身のSNSに投稿し、多くのメディアが一連の流れを報道した。女性が店に抗議した際、同店のマネージャーが「それはネズミです」と認めたそうだ。しかし、KFC側が「問題の揚げ物を調査したい」と申し出たところ、女性は協力を拒否。ネズミの揚げ物をKFC側に提供しなかった。そうした経緯もあり、女性の投稿は悪ふざけではないかとする見解もあるという。

 2017年6月には、イギリス・ウェストミッドランズ州のサンドイッチ・チェーン店で購入したローストビーフサンドからボルトが見つかり騒動となった。とある男性警察官が同店でローストビーフサンドをテイクアウトした。署に戻って食べようとしたところ、約2.5センチのボルトがローストビーフに挟まれて出てきたという。男性警察官の抗議を受けて店側が原因を調査したところ、店側は「肉切りマシーンのボルトがたまたま混入したのではないか」と男性警察官に報告したという。しかし今回の騒動の前に、飲食店が警察官の制服を着た人に異物を混入させたものを提供する事件が地元で多数起きていたことから、店側が意図的に混入したのではないかとの報道もあった。

 食べ物に異物が混入して消費者の口に入った場合重大な健康被害が起こる可能性も考えられる。飲食に従事する人たちは、細心の注意を払う必要があるだろう。

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