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風俗店経営者が面接に来た少女に、研修名目でわいせつ行為に及ぶ事件が関西で相次ぐ

 兵庫県警加古川署などは7月3日、面接に来た女子高生にわいせつな行為をしたとして、児童福祉法違反容疑で、風俗店経営者・河合俊介被告(47=同県高砂市米田町米田)=別の同法違反の罪で起訴=を再逮捕した。容疑を認めているという。

 逮捕容疑は、昨年11月12日と16日、加古川市内の風俗店事務所で、面接に来た同県神戸市内の当時高校2年の女子生徒(当時16)が未成年であると知りながら、研修名目でわいせつな行為をしたとしている。

 河合容疑者は今年1月にも、加古川市内の当時高校1年の女子生徒(当時16)に研修名目でわいせつな行為をしたとして、6月11日に逮捕され、その後、起訴されていた。

 同署によると、県警が別の児童買春事件を捜査中、関係者の事情聴取から河合容疑者の犯行が発覚した。
 また、京都府警八幡署は2日、16歳の少女にみだらな行為をしたとして、児童福祉法違反の疑いで、風俗店経営者・永(ながい)勇貴容疑者(27=大阪府和泉市富秋町)を逮捕した。

 同署によると、永容疑者は「18歳未満だとは知らなかった」と容疑を否認している。

 逮捕容疑は、5月7日未明、大阪府堺市堺区の自身が経営している風俗店が入居するビルで、少女が18歳未満であることを知りながら、みだらな行為をしたとしている。

 同署によると、少女は4月下旬頃から京都府内の自宅を家出中で、大阪府内でカネに困っていたところ、知人に永容疑者を紹介されたという。永容疑者は少女に「仕事の講習をする」と言って、犯行に及んだとみられる。

 捜査関係者によると同日、少女が「怪しい店で働かされる。逃げたい」と親にSOSメールを送信、親が同署に相談した。
(蔵元英二)

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