「この2人のバトルは昨年秋に遡る。昨年9月にヒロインを巡り柴咲サイドから降板の申し入れがあったという話だったが、実際は多少食い違っている。柴咲は『ドラマ収録でスケジュールを縛られたくない』とは話していたが、『降板する』とまでは言っていなかった。今回のように初回だけ出て、後は出番なしなんて夢にも思わなかったそうです。結局、グレーのまま柴咲が主題曲を歌うことでシーズン2が始まった。正直、彼女の中でもモヤモヤしたままだった」(事情通)
現在、ヒロインを務めている吉高にしてみれば、柴咲の復活話に「そうですか」と納得できるわけがない。
「吉高は柴咲のわがままで降りたと聞いているんです。女優業が大好きな吉高にしてみれば、絶対に理解できない。だから『ありえない』と言っている。吉高は視聴率が好調だから復帰したいという風に聞こえたのでは…」(放送作家)
確かに、『ガリレオ』は4週連続で視聴率20%超え。6月には映画公開も控え、大ヒットが確約されているお宝コンテンツなのだ。
「視聴率分計や視聴者層から判断しても、数字が下がる要素がない。最終回は30%超えもありうる。映画も予約券の段階で既に30万枚のオーダーが入っている。100万人動員も夢ではない」(配給関係者)
しかし、柴咲の復帰話はドラマの高視聴率とは、全く関係がないようだ。
「急に仕事に対して、やる気が出てきたんです。実は、熱愛が噂されていた長瀬智也とうまくいかなかった。破局したようです。現に長瀬はスタイリストの女性と一緒に食事しているところをフライデーされている。長瀬とは完全に終わったとみるべき」(関係者)
ここにきて柴咲に追い風も吹き始めた。シーズン1から同ドラマを見ているファンらがこぞって柴咲を支持し始めたのだ。
「ツイッターやネットには吉高の演技に違和感があるとの書き込みがやたらと増えるようになった。“原作のイメージにも合わない”という声もある。フジにも吉高の演技に対する不満が多数よせられているそうだ」(芸能プロ関係者)
この想定外の事態にフジは急遽、柴咲の再登場シーンを検討。現在、ドラマの最終話で柴咲を登場させるサプライズ演出が俎上に上がっているのだ。
「フジは内定したシーズン3にも、柴咲を出演させられないか調整に入った。視聴率が取れないフジにとって『ガリレオ』は必勝コンテンツ。柴咲と吉高が出れば高視聴率は確実ですからね。とりあえず秋のスペシャルドラマに2人を登場させたい。問題は吉高だ。柴咲の再レギュラーが決まれば降板を言い出しかねないですからね」(同)
因縁バトル第2ラウンドも、実に面白い。