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無我ワールド 西村修が謎の奇行。藤波辰爾も困惑気味

 無我ワールド・プロレスリングの西村修が18日、東京・後楽園ホール大会の試合後に奇行を起こした。所属団体には無断で同時刻に開催されていた他団体の興行に乱入。団体の旗振り役が突然の背任行為に打って出た。
 暴挙だ。西村はこの日の後楽園大会セミファイナルでゼロワンMAX高岩竜一と対戦した。試合では強烈なラリアートをしのぎ、4の字固めで勝利。20分を超える一戦を制したが、試合後は「何もありません」とだけ言い残し、なぜかコスチュームのままそそくさと会場を後にした。

 それから約1時間だった。なぜか西村は全日プロの代々木大会に乱入。よりにもよって所属する無我には一切黙って競合団体の興行に登場してしまったのだ。いきなりの西村の奇行。当然なにも知らされてなかった無我のシンボル藤波辰爾は「えっ、そうなの?」「今初めて聞きました」などと驚きを隠せなかった。
 しかし、謎の行動が「全日プロ乱入」だったことが判明すると、無我のフロント幹部は不快感を露わに。
 開口一番「僕らに一言も断りも入れなかったこと事態考えられない」と紛糾。恒例行事となっている大会終了後の記念撮影をトンズラしたことにも「ファンに対してあってはならないことだし、最後まで残っていた他の選手からしたらあり得ない」と断罪した。
 謎めく西村の奇行。無我サイドにとっては背任行為、裏切り行為といっても過言ではないが、肝心なのは渦中の西村が今後どんな動きをみせるか。何やらキナ臭いムードがプンプン漂っている。

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