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ZERO1 王者・田中将斗「昔の俺じゃない」

 8年前の俺ではない! ZERO1の10・24後楽園ホール大会で、川田利明を挑戦者に迎える世界ヘビー級王者の田中将斗=写真=が、デンジェラスK粉砕を誓った。

 2人のシングル対決は過去に1度だけ実現している。さかのぼること8年前の2001年12月、全日本プロレスの昭島大会で激突。当時、FMWを離れてフリーとして全日本に参戦していた田中は、四天王の川田の胸を借りるチャンスを得たが完敗を喫している。
 「一発すごくいい蹴りをアゴにもらって、気付いたら倒れていた。とにかく蹴りが重くて、さすが四天王と呼ばれる人だと思った」と前回の対決を振り返る田中だが、話が24日の世界ヘビー級選手権に及ぶと、「昔のことは参考にならない。ここ数年の経験では僕の方が上。格差はない」と言いきる。

 その自信は実績に裏打ちされたものだ。06年に『火祭り』初制覇を成し遂げた田中は、その後、前人未到の三連覇を達成。08年に開戦した新日本との戦いでは、現在開催中の『G1タッグ・リーグ戦』に石井智宏とのコンビで出場し、2連勝とスタートダッシュに成功している。
 そして今回、挑戦者に川田を指名したのは、他ならぬチャンピオンであった。07年10月から1年間同王座に君臨していた田中は「前回の王者の時に、ZERO1の選手はひと通り倒している。よりベルトの価値を高めるなら、川田はもってこいの相手」とした。
 もちろん、ただ勝つだけでは終わらせない。「王者として堂々と川田を迎え撃つ。勝つことは最低条件で、田中のほうが上回っていると印象づける戦いをする」田中は川田に今の自分を存分に知らしめるつもりだ。

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