スポーツ
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スポーツ 2022年12月27日 17時30分
新日本1.4ドーム出陣へ藤波辰爾「いろいろな思いを持って東京ドームのリングに上がりたい」
来年1月4日に東京ドームで行われるアントニオ猪木追悼大会『レッスルキングダム17in 東京ドーム』の対戦カードが、新日本プロレス事務所にて発表された。この中で、16時20分より「アントニオ猪木メモリアル6人タッグマッチ」として、藤波辰爾&鈴木みのる&タイガーマスクと真壁刀義&小島聡&永田裕志によるカードが決定。この件に関して藤波が会見に登壇。恩師の追悼マッチへの意気込みを語った。 藤波は「みなさん、お久しぶりです。藤波です。再び、新日本プロレス恒例の1.4、2023年正月の大会に出ることになりました。また声をかけていただいた新日本プロレスさんに本当に感謝いたします。久しぶりの正月早々の大会ということでね、また心地いい緊張をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。僕の試合は久々の顔触れのね、6人タッグマッチですけど、そういう中で、猪木さんの追悼メモリアルという大会なんですけど、実は自分は今日来るにあたってね、皆さんもたぶんお気づきかなと思うんだけど、このネクタイ、猪木さんからいただいたこのネクタイをしてきました」と真紅のネクタイを披露。 続けて、「これは形見というか、猪木さんが亡くなられてから、猪木さんのお嬢さんの寛子ちゃんから『ぜひ会長を思い出す意味で、いろんな方にこのネクタイをご披露してください』ということでね、もらってから初めて今日、このネクタイを締めてきました。マフラーとかシャツもいただいたんですけど、さすがに今日この上にマフラーだとちょっとキツいだろうと」とドラゴンスマイル。「僕自身が一応、控え目にネクタイだけにしてきたんですけど、まあでも今日、締めるにあたって背筋がシャキーンと伸びるというか緊張する思いですけど、いろいろな思いを持って東京ドームのリングに上がりたいと思います。よろしくお願いします」と語り、古巣である新日本マットでの追悼マッチに向けて気合を入れていた。 藤波は自身が主宰するドラディションの12.1東京・国立代々木競技場第二体育館大会のメインイベントで、棚橋弘至とシングルマッチで対戦。敗れはしたものの、新日本の歴史を棚橋に叩き込んでいる。(どら増田)
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スポーツ 2022年12月27日 15時30分
平幕・逸ノ城の処分内容に「おかみ殴ったのに軽すぎ」怒りの声 阿炎・朝乃山と明暗分かれたワケは
過度な飲酒により所属部屋のおかみに暴力を振るうなどの問題を起こしているとして、相撲協会から複数回事情聴取を受けていると11月場所前に伝えられていた平幕・逸ノ城。12月26日に協会が発表した処分内容が甘すぎると物議を醸している。 報道によると、協会はこの日開いた臨時理事会の中で、逸ノ城が2020年11月、2021年8月にそれぞれ新型コロナ対策の協会ガイドラインに違反し都内のモンゴル料理店で飲食したとして1場所出場停止処分を決定。逸ノ城の師匠・湊親方にも、事態を把握しながら協会への報告を怠ったとして報酬減額(3か月20%)の処分を下したという。 一方、おかみへの暴力については協会コンプライアンス委員会が事実関係は確認したものの、5年以上前の出来事であること、おかみに逸ノ城への処分感情がないことなどから処分対象から外されたという。 >>平幕・逸ノ城の暴力疑惑、かつての横綱の二の舞? 師匠に刃向かいおかみにも危害、角界揺るがした前代未聞の大騒動<< 逸ノ城への処分内容に、ネット上では「は? どう考えても処分内容が甘すぎるだろ」、「阿炎、朝乃山と比べてペナルティの差がありすぎ」、「おかみさん殴ったのに、お咎め無しでこの程度の処分になるのは軽すぎでは」、「おかみへの暴力を時効扱いにするのもおかしい、こんなことやってたら隠ぺい体質が蔓延しかねない」といった協会への批判が相次いだ。 角界では2020年7月に平幕・阿炎が7月場所前、場所中に複数回キャバクラに出入りしていたとして「3場所出場停止、5か月50%の報酬減額」、2021年5月には大関・朝乃山(現十両)も5月場所前にキャバクラ通いを繰り返していたとして「6場所出場停止、6か月50%の報酬減額」の処分を受けている。この2力士と比較して、逸ノ城の処分内容は軽すぎないかと不満を抱いているファンも少なくないようだ。 「逸ノ城が1場所出場停止にとどまった理由ですが、報道ではおかみへの暴力は処分対象外となったこと、飲食店滞在が数時間にとどまっていること、本人も今後は協会・所属部屋のルールを順守すると誓約するなど反省の意を示していることなどが考慮されたと伝えられています。加えて、逸ノ城は阿炎・朝乃山のように外出の事実・回数について虚偽報告を行ったとはこれまで特に伝えられていませんが、この点も処分内容に差が生じた一要因と考えられます。また、協会は朝乃山を6場所出場停止とした際に多くのファンから重すぎると批判を浴びていますが、このこともあり期間を長くすると再びたたかれかねないという心理が働いた可能性もゼロではないのでは」(相撲ライター) ファンの間で物議を醸している逸ノ城への処分内容。ただ、東前頭7枚目で迎える予定だった2023年1月場所が全休となったことで、2020年7月場所以来の十両転落は確実な状況となっている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年12月27日 11時40分
阪神・佐藤、WBC落選が攻守に好影響? 岡田監督の徹底指導でもう一皮向けるか
2023年2月、阪神・佐藤輝明は“岡田監督との濃密な時間”を過ごすことになりそうだ。 「佐藤は落選したみたい」(ベテラン記者) 来年3月のワールド・ベースボール・クラシック(以下=WBC)本番に「佐藤がいない」との一報が駆け巡ったのは、12月26日だった。11月の強化試合、オーストラリア戦では「スタメン右翼」の出場機会をもらった(3試合)ものの、結果を残せなかった。 >>阪神・佐藤、三塁レギュラー剥奪の危機? 岡田新監督が与えたオフの“宿題”は<< 「阪神では三塁手でも、侍ジャパンでの佐藤は外野手です。同じ外野手で、国際試合の経験が豊富な鈴木誠也(カブス)の侍ジャパン入りが決まり、『佐藤落選』の流れができていきました」(球界関係者) しかし、佐藤自身にとって、今回の落選はむしろプラスとなるかもしれない。 落選の一報が明るみに出た26日、佐藤は同日深夜に放送された関西ローカルTV局に出演。トラOBでもある鳥谷敬氏の質問に答える形で、自身の野球観を語った。 「打順へのこだわりは?」 「3番ですかね。4番って、初回に回ってくるか分からないし、3番だったら、初回に絶対回ってくるので気持ちを作っていける。そこの差がけっこうデカイなって」 岡田彰布監督の構想では、佐藤の打順は3番か、4番。「中軸となる選手は動かすべきではない」の持論から、守備位置と同様、佐藤の打順も固定されると思われる。 今季108試合で4番を務めたホームラン・アーティストが「3番志望」というのはちょっと驚いたが、こんな情報も聞かれた。 「岡田監督は佐藤の打撃フォームを改造したいと思っています。構えた時のバットのグリップエンドの位置が高すぎるので、肩のあたりまで下げさせようと。秋季キャンプでは時間が足りませんでしたが、来年2月のキャンプではミッチリ」(プロ野球解説者) また、三塁の守備面でも岡田監督は言いたいことがあるらしい。 WBCに佐藤がいないのは残念だが、攻守の徹底指導がされるとなれば、佐藤の将来に活かされるものも多いだろう。 前出の球界関係者がこう続ける。 「むしろ、近本光司の方が心配です。侍ジャパンの外野には鈴木がいて、ヤクルトの塩見泰隆、ソフトバンクにFA移籍した近藤健介もいます。ここに日系人メジャーリーガーのラーズ・ヌートバー(カージナルス)、スティーブン・クワン(ガーディアンズ)も入ってきて、状況次第では大谷翔平が外野守備に就くかもしれません。近本のスタメン落ちも十分にあり得ます」 実戦調整で多く打席に立たなければならない時期に、ベンチで“応援”――。 調整の失敗で打撃不振に苦しむ危険性も高い。そう考えると、佐藤の落選はマイナスではない。 もっとも、岡田監督は一部メディアに3番に新加入のシェルドン・ノイジーを入れる構想も語っていた。ノイジーはレフトで起用するようだが、アスレチックス時代は三塁を守っていた。3番、三塁。佐藤は来春キャンプで猛アピールしなければならないだろう。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年12月27日 11時30分
スターダム白いベルトに挑戦のディアナ梅咲遥「上谷沙弥に負けたくないっていう気持ちが今日一層強まった」
ブシロード傘下の女子プロレス団体スターダムは、『YEAREND CLIMAX 2022』12.24東京・後楽園ホール大会を開催した。 セミファイナルでは、Road to DREAM QUEENDOM タッグマッチ、上谷沙弥&AZMのクイーンズクエストが、スターライト・キッド&梅咲遥と対戦した。12.29東京・両国国技館大会では、上谷が持つ白いベルトことワンダー・オブ・スターダム王座にワールド女子プロレスディアナのエース梅咲が挑戦する。 試合はAZMとキッドのライバルストーリーも相まって、かなり激しい前哨戦となり、時間はあっという間に20分のフルタイムドロー。決着は両国大会に持ち越しとなった。 試合後、上谷は「梅咲、アンタ顔つき変わってきたじゃん。最初のアイドル、ぶりぶりした梅咲はどっか行ったのかな。めちゃくちゃいい顔つきで、ホントに今日は胸に響くような、骨に染み渡るような熱いエルボーをもらったよ。今日はドローという結果だったけど、12月29日で決着だ。私が必ずこの白いベルトを防衛して年を越してみせます。そして2023年もまだまだ全力防衛ロード突き進んで行きますので、みなさん目を離さないでください」とアピールすると、AZMは「私は今日、前哨戦全く関係ないけど、久しぶりにキッドに当たれてね、相変わらず刺激的だったね。私は清水(ひかり)と前哨戦ゼロで当たるけど…会見で前哨戦という遊びをしたけど、いま30対1で。まあ私が圧勝かな」と自身が保持しているハイスピード王座の防衛を誓った。 一方の梅咲は「ちょっと私の血を見た瞬間、顔色が変わったような気がしましたけど。もう29日間近なので、今日はドローでしたけど、次必ず決着つける。ベルトを取るのももちろんですけど、上谷沙弥に負けたくないっていう気持ちが今日一層強まったので。みなさんも、そして上谷沙弥も29日覚悟しておいてください。キッドさんとの連係もいろいろ決まって、年明けからトライアングル(ダービー)もあるので、楽しみになりましたよ」と手ごたえを感じた様子。 キッドは「そうだね。私も白いベルトは狙っているうちの一つなんですけど、ここで梅咲が取ったら梅咲が望んでる私とのシングルマッチが白のタイトル戦で実現する可能性が、今日の試合で高く高く見えたんじゃないかなと思う。だからもうそこは私も応援するよ。私は今日前哨戦には絡んでないけど、AZMと久々にやって、やっぱり私のエターナルフォーだなって強く感じました。取りあえず29日白いベルトを取って。私はアーティストのベルトを必ず防衛して、年越し、トライアングルも行きましょう」と年明けから本格化する梅咲との越境合体に自信を見せた。◆スターダム◆『YEAREND CLIMAX 2022』2022年12月24日東京・後楽園ホール観衆 1140人▼Road to DREAM QUEENDOM タッグマッチ(20分1本勝負)△上谷沙弥&AZM(20分00秒 時間切れ引き分け)スターライト・キッド&梅咲遥△(どら増田)
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スポーツ 2022年12月26日 20時30分
中日、年明けに再び捕手トレード? 加藤を無償獲得も憶測相次ぐ、立浪監督の過去発言とは矛盾か
これまで中日(2015-2021)、ロッテ(2021-)でプレーし、今季までに「207試合・.178・2本・18打点」といった通算成績を残しているプロ8年目・30歳の加藤匠馬。26日、中日にトレード移籍することを球団が発表した。 ロッテ球団公式サイトはこの日、加藤が無償トレードで中日に移籍することを発表。また、「突然のことで驚いています。マリーンズでは約1年半と短い期間でしたが、昨年はプロに入って初めて優勝争いを経験させていただきました。トレードで移籍してきた際に、みんなが温かく迎えて入れてくれて、すぐにチームに馴染むことができました」という加藤のコメントも掲載されている。 >>前中日・阿部、立浪監督の起用法に愚痴?「すごい怖かった」三塁コンバートの気苦労明かし驚きの声<< 加藤は捕手として中日でプレーしていた2021年6月、外野手・加藤翔平との交換トレードでロッテに移籍。今回の無償トレードにより約1年半ぶりに古巣・中日に復帰することとなった。各報道では松川虎生、佐藤都志也、田村龍弘と捕手陣が豊富なロッテが、捕手登録選手の頭数(6名/25日時点)に不安を抱える中日の求めに応じ実現したと伝えられている。 加藤の出戻りトレードを受け、ネット上には驚きの声が上がったが、中には「立浪監督の意向に加藤は合ってなくないか?」、「監督は確か2番手クラスが欲しいって言ってたはずだが…」、「言い方悪いけど、ロッテで試合出れてない加藤じゃ数合わせにしかならなくないか」、「もしかして監督が言う補強と加藤のトレード加入は別なのか…?」と首をかしげるコメントも見られた。 中日を率いる立浪監督は12月17日放送の『報道のチカラ』(CBCテレビ)に生出演した際、「今捕手が人数的にも、それと2番手というふうに考えた時にどうしても戦力的に足りないので、捕手は1人欲しいなというふうには思ってますね」と、正捕手・木下拓哉に次ぐレベルの捕手を補強したいという意向を表明している。一方、今回トレード加入する加藤はロッテで通算81試合出場にとどまるなど主戦捕手ではなかったため、立浪監督の意向に合致する選手ではないのではと疑問を抱いたファンも少なからずいたようだ。 「加藤が出戻り補強した理由ですが、立浪監督が求めた2番手級捕手の獲得にめどがつかなかったため、せめて頭数だけは増やしたいと方針転換した結果ロッテとうまく話がついたという可能性が考えられます。報道では中日・加藤宏幸球団代表が『捕手の充実が急務なチーム状況で、ロッテ球団の理解があって話がまとまりました』と、苦境の中ロッテ側が手を差し伸べてくれたという旨をコメントしたことも伝えられています。ただ、今オフの中日は阿部寿樹と楽天・涌井秀章(11月15日)、京田陽太とDeNA・砂田毅樹(同月18日)と主力絡みのトレードを立て続けに成立させていることもあり、ここから年明けキャンプインまでに、加藤とは別の捕手がトレード加入してくる可能性もゼロではないのではという推測も散見されます」(野球ライター) 加藤のトレード獲得で支配下捕手が7名となった中日。仮にもう1人加え入れると12球団最多タイの8名と一転して捕手を持て余すような陣容となるが、さらなる捕手トレードが実現することは果たしてあるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について千葉ロッテマリーンズの球団公式サイトよりhttps://www.marines.co.jp/
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スポーツ 2022年12月26日 19時30分
ロッテ・佐々木朗希、松川の致命的欠点をズバリ「あいつ指見えない」 他投手も苦しむ問題点、特番で漏らす
25日放送の『サンドウィッチマンのスポーツ・ネンイチ!』(TBS系)に、ロッテのプロ3年目・21歳の佐々木朗希がVTRで登場。同僚のプロ1年目・19歳の松川虎生に苦言を呈し話題となっている。 番組では今季限りで現役を引退した杉谷拳士氏(元日本ハム)が佐々木を直撃し、ロッテ選手・首脳陣から事前にもらった佐々木への質問を直接聞いた。その中で、佐々木は今季5月20日・ソフトバンク戦でのアクシデントについての松川の質問に厳しく回答した。 >>ロッテ・松川、“佐々木詰め寄り騒動”の裏側明かし驚きの声 「なんやお前」球審の言動に内心ブチギレ?<< この試合では、3回裏の先頭打者に佐々木が160キロストレートを投げ込んだが、捕手の松川は全く反応できず首元付近に投球を受けてしまう。ただ、幸いにも故障などには至らずそのままプレーを続行した。 松川からの質問は、このアクシデントについて「カーブのサインで真っすぐ(が来た)」とサインミスが原因とした上で、「僕の(サインの)出し方が悪いのか聞きたいです」というもの。これに佐々木は「松川の出し方が余裕で悪いです」とハッキリ回答した。 佐々木は続けて「僕以外(の投手)も結構ミスしてるんです。あいつの指めっちゃ見えないです」とチクリ。松川は配球サインを出す際の指の動きが見えづらいといい、他のロッテ投手も何度かサインミスを経験していると暴露した。 佐々木の発言を受け、ネット上には「佐々木が松川に結構真面目に注文つけてる」、「他の投手も手を焼くほど見えづらいって相当なレベルじゃない?」、「言われてみれば今シーズンは他にもサインミスくさい後逸は何回かあったな」、「直せるなら早急に直すべき、不用意な失点や故障リスクもあるわけだし」といった驚きの声が相次いだ。 「今季の松川については佐々木のストレート直撃以外にも、ファンの間でサインミスではないかと声が上がった場面はいくつかあります。5月31日・ヤクルト戦では4回裏無死一塁の場面で、投手・石川歩が右打者の内角高めに投じた直球に反応できず。捕れなかった球が球審の顔面に直撃し、試合が一時中断するという事態も発生しています。サインミスの原因としては指の動かし方が遅い、プロ1年目ということもありサイン理解がまだ完璧ではないといった点が考えられますが、この辺りは来季以降の課題となりそうです」(野球ライター) 今季はプロ1年目ながら「76試合・.173・0本・14打点」とチーム捕手では2位の出場数をマークし、11月16日の契約更改では1100万円増の年俸2400万でサインしている松川。ただ、配球面についてはまだまだ改善の余地はありそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年12月26日 18時30分
DeNA・佐野「勝つ喜びを感じられた」 キャプテン4年目の来シーズンこそ悲願達成へ!
佐野恵太はベイスターズのキャプテンとして、133試合に出場して安打161本。最多安打のタイトルをゲットし、打率.306と3年連続3割クリア。打順も主に3番ながら交流戦ではトップバッター、さらには2番も経験するなどチーム事情に合わせて対応。守備も本来のレフトに加え、今シーズンからファーストにも挑戦し、そつなくこなすなどチーム2位に多大なる貢献をもたらした。 ベイスターズのキャプテン制度は経営権がTBSからDeNAに譲渡された2012年、初代監督・中畑清氏政権の際に発足。現在アメリカンフットボールで活躍している石川雄洋氏が初代としてチームを3年間まとめ、暗黒期からの脱却の足がかりを築いた。2015年からは同じ横浜高校出身のスラッガー・筒香嘉智が引き継ぎ、2016年にはチームを初のクライマックスシリーズに進出させ、2017年には日本シリーズまで導いてみせた。 その後、筒香は2020年にメジャー移籍。当時のアレックス・ラミレス監督が「素質がある」と見いだし、4番レフト・キャプテンの座を佐野に任せた。初年度は4位、2年目は最下位と結果が出ず「最下位のチームのキャプテンは悔しい」と昨年オフに素直な心境を吐露していた。 しかし2022年は「夏場に連勝することができて、ホームでも連勝し、そこで勢いに乗れたので、やっぱり勝つことが一番チームにとってまとまる要因のひとつなのかなと今シーズン感じることができた」と本人も振り返るように、リーグ2位まで躍進。「来シーズンも勝つことでチームがさらにまとまると思うので勝利にはこだわらないと、と強く感じました」と語る。 「クライマックスシリーズが終わってすぐ、監督が気を使ってくれて、キャプテンが重みになったり、苦しめたりしてないかと聞いてくれた」と、三浦大輔監督から心配されたことを明かしている。佐野は「それ以上にキャプテンとして優勝したい。監督がやらせてくれるなら僕はやりたいです」と即答。「監督も佐野がそう言ってくれるならお願いしたいと言ってくれたので、監督に恩返ししたいと思います」と来年もキャプテンを続けることが決定した経緯を明かした。 キャプテンとなってから3年間、打率は3割を割ることなくコンスタントに打ち続けた佐野。もう一度首位打者と日本一のチームのキャプテンに君臨することにターゲットを絞っていく。 取材・文・写真 / 萩原孝弘
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スポーツ 2022年12月26日 17時30分
猪木ボンバイエにUWFルールで出陣の新日本プロレス柴田勝頼「道場論が根底にあるプロのレスリングを試合で見せたい」
『INOKI BOM-BA-YE×巌流島』12.28東京・両国国技館大会メインイベントで、新日本プロレス提供試合として、元UFC戦士トム・ローラーとUWFルールで対戦する柴田勝頼が、試合まで1週間と迫る中で公開練習を行った。UWFルールとあって、柴田は元UWF戦士で、現在もプロレスの古典である“キャッチ・アズ・キャッチ・キャン”の指導を行っている宮戸優光氏のもとを訪れた。 練習後、柴田は「ありがとうございました!まだまだ知らないことがたくさんあります。自分もLAの道場で教えてはいますけど、まだまだ自分も成長段階だなと。もっと色々知りたいですね。プロレスを追求していくっていう意味で。今日は短い時間ではありましたけども、触れておくのと、触れておかないのでは、試合に挑む姿勢というか、スピリットが違うと思います。今回、UWFルールという意味でも、やっぱりここに一回来て、肌でどういうものかを。手の取り方ひとつから違うので。相手がどうこうではなく、競技をやる上で知っておくというのは必要かなと。勉強させていただいた、ということですね。来て、肌で組み合って、ようやくわかることがあるので。それをしっかりと試合に活かしたいです」とかなり収穫があった様子。 12.28の大会については「試合は蓋を開けてみないとわからないので、いかにそこに自分の持ってるものを出すかなので、いい状態で挑みたいと思います」とした上で、UWFルールに関して「まだ完全に理解しているわけではないので、また宮戸さんにお聞きしたいと思うんですけど、逆にすごくいいなと思っていて。今のプロレスのありきたりの光景って、乱入したりとか、決着がつかないとかがあって。そういうのを一切排除して、技術とレスリングでできる。プロのレスリングができるルールだなって。完全決着できるし。3カウントもないし。そういう意味では、今のプロレスラー全員に対して、抗うというか、そういうことができる試合じゃないかなと。それが今回の試合が決まった意味というか。今のプロレスも身体能力お化けみたいなことをやっていて、もちろんすごいんですけど、本当に大事なクラシカルな、プロレスリングのベースとなるものが、あまりにもなくなりすぎていると思うので。今一度、道場論が根底にあるプロのレスリングを試合で見せたいですね。そんな試合がしたいです。今は二の次のことをやりすぎているのでね。運動神経のいい人がすごいのはわかるんですけど、もっとなんか大事な勝負論だったり、強さだったりを追求したプロレスを、もともとそうだったんだ、っていうのをやりたいですね。自分がこうだろって思うものを見せたいです。それしかないかなと思ってます」と語り、新日本プロレスの道場から生まれたUWFというものをアントニオ猪木さんの追悼興行で披露したい考えを明らかにしている。(どら増田)
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スポーツ 2022年12月26日 15時30分
ソフトB・リチャードの更改後コメントに「考えが甘い」厳しい声 単独自主トレ表明も苦言相次ぐ、開始前から失敗を予想?
2018年のプロ入りからソフトバンクでプレーし、今季までに「57試合・.173・10本・25打点」といった通算成績を残しているプロ5年目・23歳のリチャード。25日の契約更改後に語った今オフの自主トレ予定が物議を醸している。 報道によると、160万円減の年俸1000万円(推定)でサインしたリチャードは更改後会見の中で、昨季まで4年連続でリチャードを沖縄自主トレに同行させた西武・山川穂高から「今必要なのは僕じゃなくて、一人で考え、行動する力」と助言を受けたこともあり、今オフは単独で自主トレを行うと表明。一方、「初めてやることなので、ずっこけたりしたら、速攻、沖縄に飛んで頭を下げて一緒にやらせてもらおうかなと思ってます」と、調整が捗らない場合は途中合流する可能性も示唆したという。 >>西武・山川「無理じゃん?アホだもん」 ソフトBリチャードに苦言、“30本塁打は不可能”との見方に当人は「がんばります」<< リチャードはプロ入り当初からチームの主砲・柳田悠岐をしのぐパワーの持ち主と期待されている大砲候補。昨季はプロ初本塁打を含め7本塁打(34試合)と爪痕を残したが、今季は3本塁打(23試合)と低迷している。山川はここから一皮むけるためには環境の変化が必要と考え、助言を受けたリチャードも決意を固めたようだ。 リチャードのコメントを受け、ネット上には激励の声が上がったが、中には「気持ちは買いたいが、なんかまだ考えが甘い感じがあるな」、「自分からじゃなく山川に言われたからっていうのがどうもなあ、真剣さが足りないんじゃないか」、「厳しそうなら沖縄行きますは余計だろ、やる前からネガティブなこと考えてどうする」、「不必要な言動は相変わらずだな…この調子で単独トレやって本当に大丈夫なのか」といった冷ややかなコメントも見られた。 「リチャードは長距離砲としての素質は高く評価されている一方、未熟な精神面が課題とされている選手。今季も球審の判定に不満をにじませ退場を食らった後に『は? エグいでしょ』などとなおも反抗的な発言を連発したり、不振へのいら立ちや落胆を態度に出す点を藤本博史監督に問題視され二軍に降格したりと物議を醸しています。山川に諭されて受動的に単独トレを決めた、ダメなら再び師事すると含みを持たせた今回の更改後会見についても、考えや見通しが甘すぎないかと首をかしげたファンは少なからずいたようです」(野球ライター) 二軍では今季までに通算53本塁打、3年連続本塁打王と活躍する一方、一軍では思うような成績を残せていないリチャード。精神面の問題も苦戦の一因とされているが、今オフの単独自主トレで課題払しょくを印象付けることはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年12月26日 12時15分
日本代表・板倉滉選手、スペイン戦後の涙のワケ明かす「悔しさがあったんです」W杯振り返る
サッカー日本代表の板倉滉選手が23日、東京・中央区の老舗寝具専門店「日本橋西川」でトークショーを開催した。 >>全ての画像を見る<< 日本橋西川はワールドカップの際、コンディショニング・マットレス「エアー」をカタールの宿舎へ導入し、大会中の選手たちの睡眠環境づくりをサポートした。その縁から、この日、板倉がゲストとして招かれ、ファンを前にコンディショニングを保つ秘訣や、眠り・寝具へのこだわり、サッカーの思い出などを語るトークショーを行った。 板倉は会場を見回すと、「女の子が多いですね」と嬉しそうな表情。ワールドカップから半月が過ぎたが、感想を聞かれると、「今振り返っても悔しい思いの方が強いです」と心中を明かし、「日本に帰って来て、日本がワールドカップで盛り上がったのでそれは嬉しかった。でも、結果としては悔しかったです」と話す。 日本でのフィーバーぶりは現地ではあまり感じなかったとも明かし、「相当盛り上がっているっていう話は聞いたんですけど、どれくらい盛り上がっているかはわからなかったんです。帰って来て人の多さ、メディアの多さに驚きました。ワールドカップ前はそんなに盛り上がっていなかったじゃないですか。グループも強いしどうせ敗退だろうって思われていたと思うので。それが帰って来たらすごい反響で、驚きました」と笑顔を見せる。 試合後のラインやメールもすごかったと振り返り、「めちゃくちゃ来ました。中には誰だっけみたいな人もいました。ワールドカップって改めてすごいなって思いました。試合後は特にすごかったんです。100件以上メールが来ましたからね」とにっこり。「でも、コスタリカ戦の時は少なかったです。みんな気を遣ってくれたのかもしれません。スペイン戦とドイツ戦はすごかったです」と回顧。 ドイツやスペインとの対戦は、プレーできるだけでも嬉しかったと言い、「試合前から嬉しかったです。なかなか試合をする機会がないので。どうにか手のひら返しをしたいとも思っていましたし」と話す。スペインに勝った時は板倉がグランドに大の字で寝転がって涙を流すシーンも話題となった。板倉はこれについても「悔しさです」と当時の心境を紹介。「グループ突破は嬉しかったですけど、それ以上に(累積警告で)次の試合に出れない悔しさがあったんです。ベスト8の壁を破ろうとしているところで、一番大切な試合に出れない。試合中から『次、出れないな』って思って。寝転がって他の選手が近づいて来たら涙が止まらなくなって……」と話す。 欠場となったクロアチア戦は「ソワソワしました」と、いつもと違った感情が芽生えたと言う。「試合に出る時は行動の流れが決まっているんです、ルーティンがあるんです。それがなくて試合を外から見るとなると、急にソワソワして。部屋の中を歩いていたりしたんです。違った緊張感があったんだと思います」と振り返っていた。(取材・文:名鹿祥史)
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スポーツ
闘龍門再会大会第2弾開催にウルティモ・ドラゴン校長「ハッピーな気持ちでお客さんに帰ってもらいたい」
2022年06月01日 17時30分
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巨人、主砲・岡本は「スタメン外すべき」? 原監督も苦言、敗戦招いた致命的ミスに休養望む声相次ぐ
2022年06月01日 15時30分
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全日本プロレス6.19大田区大会に新日本プロレスから永田裕志、タイガーマスクが参戦!タイガーは世界ジュニア挑戦
2022年06月01日 11時30分
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阪神・藤浪、中継ぎでの一軍復帰に失望か 盛り上がらないチーム状況に球団首脳もため息?
2022年06月01日 11時05分
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天心vs武尊フジテレビ中継中止を受けて緊急会見!榊原氏「撤退するなら、もう少し丁寧にやっていただきたかった」
2022年06月01日 10時50分
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中日・石川の左ひざ故障、敵選手に批判?「壊した責任取れ」の声、理不尽な八つ当たりの指摘も
2022年05月31日 20時30分