ドジャース
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スポーツ 2021年05月20日 11時30分
ドジャースの筒香獲得は2年越しの悲願? デビュー戦では音なしも、首脳陣は打撃以外の部分に期待か
筒香嘉智選手が“大変貌”を遂げるかもしれない。現地時間・5月18日、ロサンゼルス・ドジャースに移籍した筒香が、ダイヤモンドバックス戦に「7番・左翼」でスタメン出場した。移籍後初めての試合出場で、“お試し期間”のような意味合いもあったようだ。 結果は2打数ノーヒット、2四球。「計4打席で2回も出塁した」と前向きな見方もできるが、バットを振って結果を出さなければ、前在籍チーム・レイズ以上に選手層の厚いドジャースでは生き残れないだろう。 >>元巨人・笠原氏、レイズ筒香に「活躍できない」「レギュラーも獲れない」 メジャーに挑む大砲を酷評したワケは<< しかし、ドジャースは筒香の「守備」にも期待を寄せていた。守備に関しては、ベイスターズ時代から「巧い」というイメージはないが…。 「今年のドジャースは、2年連続でのワールドシリーズ制覇を狙っています。筒香獲得を決めた理由として伝えられているのは、レギュラー陣に右打ちがやや多いこと、そして、守備要員として計算が立つと判断されたからです」(現地関係者) 評価されたのは、レフトでの守備だという。 昨季の筒香は、レフトで16試合に出場している。公式データサイト・ファングラフスによれば、レフトでのエラーはゼロ、好プレーで失点を防いだケースも2回カウントされおり、「守備範囲も平均以上に広い」とあった。三塁では4失策を記録しているものの、データ上では「外野守備要員として計算が立つ」というドジャースの着眼点は間違っていない。 もっとも、昨季の覇者・ドジャースはエラーの多いチームでもあり、「主力選手の守備範囲が狭い」弱点も抱えていた。とは言っても、ドジャースにも守備要員的な選手はいる。筒香に求められているのは、やはり、打撃力だ。 18日の試合後、筒香は日米共同のオンライン会見に臨み、こんな質問も受けた。「メジャーに移籍する時、ドジャースからもオファーはあったと聞いているが?」――。 筒香は「そこは、僕からは言えないですね」と苦笑した。 否定しなかった。レイズ入りした2019年12月当時、筒香はケビン・キャッシュ監督自らが連絡を入れてきて、本交渉前に会談したことも明かしている。ドジャース優位で進んでいた入団交渉を、レイズが“直接会談”で逆転させた経緯があるのかもしれない。 「ドジャースのデーブ・ロバーツ監督ですが、沖縄県の出身です。母親は日本人女性で、監督就任会見では両親、奥さん、子どもたちを同席させています。『コツコツと努力して』という、日本人の働き方、美意識を敬愛しているそうです」(米国人ライター) そのロバーツ監督は「ウチのコーチ陣は(欠点や修正点を)把握している」と、移籍当初にコメントしていた。 レギュラー争いは熾烈だが、今後は守備要員としても駆り出されることが多くなりそうだ。外野守備、打撃改造。日系人指揮官のもとで、やらなければならないことがたくさんあるようだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年02月27日 19時50分
マエケン、「トレード移籍のワケ」「ドジャースへの不信感」を初告白 「先発としてのプライドがあった」固い信念にファンも感銘
ツインズ・前田健太が26日、自身のユーチューブチャンネルに動画をアップ。今オフのツインズ移籍について自らの思いを語った。 広島(2007-2015)で9年間プレーした後ポスティングでドジャース(2016-2019)に移籍し、そこから昨シーズンまで4年間所属していた31歳の前田。今月4日にドジャースを含めた3球団が絡むトレードでツインズに移籍すると報じられたが、別の選手が移籍先のメディカルチェックに引っかかったことで8日に一旦破談となり、その後10日に改めてツインズに移籍することが発表されている。 このトレードについて「僕にとってすごくプラス」と切り出した前田は、「『もしトレードの可能性があるなら前向きに考えたい』とドジャースに伝え(てい)た」と、以前から球団側にトレードでの移籍を訴えていたことを告白。 続けて、「過去3年間、シーズン終盤で先発からリリーフ(に転向)というふうにシーズンを終える形が多かった。リリーフを下に見ているわけではないが、広島に入団して(以来)ずっと先発投手としてやってきて、僕の中では先発投手としてのプライドがあった」と、先発への強いこだわりがトレード志願の理由だと説明した。 また、「先発として自分自身のキャリアを終えたい、そして先発として200勝を達成したい」と先発投手としての目標があることも明かした。 「自分の給料は(先発数・イニングが絡む)出来高制だから、給料を下げるために(わざと)先発から外してるんじゃないか」と、ドジャース側の起用法に不信感を抱いていたことも口にした前田。「もし先発投手として自分を評価してくれる球団があるのなら、その球団でやってみたい」という常々抱いていた思いが、今回のトレードの一因になったと語っていた。 この他にも前田は、今回の移籍がどのような経緯をたどったのか、自作のフリップを用いながら詳細を説明している。 今回の動画を受け、視聴者からは「まさかいきなり移籍の話題をしてくれるとは!」「前田本人の希望がトレードに関係していたのは知らなかった」、「トレードの話、マエケンさんから直接生の声で聴けて嬉しい」、「200勝したいって本人の口から聞けてよかった!がんばれ!」、「本当にマエケンは先発が似合ってる!ツインズでも活躍できると信じてるぞ!」、「ドジャースに対する不満はずっと持ってたのか。それを今までマスコミに言わなかったのは立派だ」、「先発でバリバリ活躍して、何としてもドジャースを見返してくれ」といったコメントが数多く寄せられている。 また、「こういう話を直接聞けるのはいい時代」といったコメントも寄せられている。25日のチャンネル開設以来2本目の動画でファンの心をつかみ、“ユーチューバー”としても成功している様子の前田。もちろん、動画での打ち明け話だけでなく、ドジャース時代のうっぷんを新天地で晴らしてくれることを多くのファンが期待しているようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について前田健太の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCJlavxr4G9OFkymtkbKZmOw
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スポーツ
パイレーツ移籍の筒香、巨人入りの可能性もあった? 獲得諦めマイナー助っ人に切り替えたワケは
2021年08月16日 11時15分
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ドジャース・筒香にまさかの巨人入りが急浮上? “事実上の戦力外”に「炭谷の放出は布石か」憶測飛び交う
2021年07月08日 17時00分
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ドジャース・筒香、10年来の弱点を中畑元監督が指摘 「まさか無策だったのか」当時の指導陣への疑問も
2021年05月21日 22時30分
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2021年05月20日 11時30分
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マエケン、「トレード移籍のワケ」「ドジャースへの不信感」を初告白 「先発としてのプライドがあった」固い信念にファンも感銘
2020年02月27日 19時50分