歳内宏明
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スポーツ 2020年09月17日 11時30分
ヤクルト歳内宏明、NPB復帰登板に「必死で投げました」チームは逆転勝ち!
プロ野球(17回戦)2020年9月16日東京・明治神宮野球場 観衆 4982人東京ヤクルト 3-2 横浜DeNA※ヤクルトの7勝9敗1分 独立リーグ四国アイランドリーグplusの香川オリーブガイナーズより、ヤクルトが今月獲得をした元・阪神の歳内宏明投手が、16日一軍登録され、即先発で登板した。 6連敗中のチームを託された歳内を、4回、ヤクルト主砲の村上宗隆が先制の13号ソロで先制する。しかし、5回、歳内がベイスターズ打線に捕まり2失点で逆転を許してしまう。 歳内はこの回を投げ切り、5回を84球、8安打、2四球、2失点で降板。ヤクルトは7回、荒木貴裕、宮本丈のタイムリーで逆転に成功。投げては2番手の梅野雄吾、3番手の清水昇、クローザーの石山泰稚が無失点に抑えて、ヤクルトが勝利。連敗は6でストップした。 NPB復帰を果たした歳内は「ヤクルトに入団して、初登板で緊張はしましたが、今、出せる最大限の力を出すことを考えて必死で投げました。何度かピンチの場面もありましたが、味方の守備にも助けてもらい、リズム良く投げることが出来ました。4回の村上の本塁打で先制してもらった直後に失点を許してしまい、本当に悔しい気持ちですが、先ずは投げれたことに正直ホッとしています。そしてまた、このNPBのマウンドで投げさせてもらって本当に感謝の気持ちでいっぱいです」と自身のピッチングを振り返っている。(どら増田)
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スポーツ 2020年09月07日 11時00分
元阪神・歳内宏明がヤクルト入団会見「結果を残したい」
東京ヤクルトは6日、都内の球団事務所にて、香川オリーブガイナーズから獲得した歳内宏明投手と正式契約を結び、入団会見を行った。背番号は「91」。 歳内は2011年のドラフト会議で、聖光学院高校からドラフト2位で阪神タイガースに入団。2014年にプロ初勝利。翌年にも1勝を挙げるが、その後は怪我にも悩まされ、育成契約から支配下登録に昇格した経験をするなど、プロとしては苦労人のイメージがある。 昨年12月に阪神を自由契約となり、元ソフトバンクの松中信彦GM兼総監督が率いる独立リーグ、四国アイランドリーグplusの香川オリーブガイナーズに入団。1年目の今シーズンは先発投手として大活躍したこともあり、ヤクルトが獲得に名乗り上げた。 歳内は「香川に拾っていただいて、またNPBに戻りたいという気持ちでプレーしていたので、本当に嬉しい気持ちです。肩を怪我して、(自分が)思うように投げることが出来なかったのですが、香川でまた思ったように投げられるようになったので、この場所で自分の持っている最大の力を発揮できれば良いなと思います。阪神時代は中継ぎで投げることが多かったのですが、香川では先発で使っていただいて、長いイニングを投げる中で、力の抜き方だったり、いろいろ勉強できたかなと思います。とにかく結果を残したいという強い気持ちがあります。独立リーグとはレベルが違うと思いますが、チームに勝ちを付けられるようなピッチングをしたいです」とコメント。 現在、ヤクルトは広島と最下位争いを繰り広げており、投手陣の補強が浮上への課題とされていた。歳内の加入により、チーム全体に刺激を与えてくれることを期待したい。(どら増田 / 写真は球団提供)