● カージナルス 3-7 ドジャース ○
<現地時間6月8日 ブッシュ・スタジアム>
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(30)が現地時間8日のカージナルス戦に「1番・指名打者」でフル出場。5試合連続安打をマークした。
カージナルス先発は今季2年目の24歳右腕マグリビー。初回の第1打席、外角いっぱいへの試合開始第1球を弾き返し、左中間突破の二塁打でいきなりチャンスを作った。しかし、2番ムーキー・ベッツが三直、3番フレディ・フリーマンが一直に倒れ、大谷は二塁から動くことができず。4番テオスカー・ヘルナンデスも三ゴロに打ち取られ、無得点に終わった。
トミー・エドマンと金慧成の連続タイムリーで3点を先制した2回表、なおも一死三塁の好機で第2打席を迎えるも、カウント2-1から低めのスライダーで一ゴロ。4点リードの4回表にも二死二塁という場面で第3打席を迎えたが、フルカウントから真ん中付近のフォーシームを打ち上げて左飛に終わった。
2点リードの6回表、2番手左腕キングに対する第4打席は、高めシンカーに初球打ちを試みるも遊ゴロ。4点リードに拡大した7回表、なおも二死一、二塁の好機で第4打席に入ったが、カウント1-2から3番手右腕スバンソンの投じた内角低めのスライダーが左足首に直撃。これが今季初の死球となり、悶絶しながらも一塁へ歩いた。
この試合の大谷は4打数1安打、1死球という内容で、6月2日のメッツ戦で本塁打を放って以来、6試合ぶりの長打を記録。今季成績は打率.293、23本塁打、OPS1.021となっている。