警察庁が鑑定したところによると、実弾が発射できる構造で、銃刀法で規制されている拳銃と同じ威力だったという。兵庫県警と警視庁の捜査で、2025年5月に兵庫県内を捜査した際に見つかった。流通経路を調べるうちに、ゲームセンターの景品として約1万5800丁輸入されていることが判明。7月16日時点で約450丁、回収されている。
おもちゃの銃は「リアルギミックミニリボルバー」という名称。プラスチック製の弾がついており、31道府県の業者に卸された。インターネットのフリマサイトなどで流通が確認されている。
おもちゃの銃だが、所持するだけでも銃刀法に抵触する可能性があると、警察庁は発表している。
ネット上では、「シャレにならない銃が出回っちゃった模様」「昔の3Dプリンターのデータのヤツに似てるね」「ちゃんと取り締まって欲しいね」といった声や、「誰がこんな物で実弾撃つんだ?撃った瞬間にバラバラになるぞ」「少量でも火薬入れて撃つこと自体が自殺行為」「実弾が手に入れられればってやつですね」といった撃つ方が危険と訴える声が上がっている。
確かに実弾が撃てる機構になっているだろう。ネット上のツッコミ通り、プラスチックの銃身だと撃った反動で壊れるどころか撃った人が大けがしそうだ。また本物の実弾を入手するのも、難易度が高い。何はともあれ、けが人が出る前に回収してもらいたい。