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スポーツ 2012年07月14日 17時59分
中日・高木監督頭が痛い! 荒木の球宴出場を辞退させられない裏事情
日本野球機構(NPB)は7月13日、オールスター戦(7月20日=京セラドーム、21日=松山、23日=盛岡)に選出されていたトニ・ブランコ内野手(31=中日)、ターメル・スレッジ外野手(35=日本ハム)がケガのため出場を辞退したことを発表した。 ブランコは8日のDeNA戦で死球を受けて左手甲を骨折、全治6〜8週間の見込みで、9日に出場選手登録を抹消された。スレッジは左ヒザ痛のため、6月16日に出場選手登録を抹消され帰国。米国で精密検査を受けた結果、重度の軟骨損傷と遊離軟骨があると診断され、復帰のメドが立たない状態。この2人は長期戦線離脱が濃厚で、出場辞退は致し方ない。 そこで、セ・リーグの指揮を執る中日・高木守道監督(70)の頭を悩ませているのが、荒木雅博内野手(34=中日)の出場問題だ。荒木は10日の阪神戦で左太もも裏を肉離れ、11日に全治2〜3週間と診断されて、12日に出場選手登録を抹消された。 荒木はさほど重症ではないことから、後半戦が始まる25日からの復帰を目指しているが、問題となっているのが球宴出場。荒木自身は「オールスターには出たい」と語っているが、チームとしては辞退して後半戦に備えてほしいのがホンネ。 ところが、野球協約がそれを許してくれないのだ。球宴を辞退すると、球宴後の10試合に出場できないとのルールがある。もし、荒木が大事を取って辞退した場合、最短で復帰できるのは8月5日になってしまう。これは、荒木にとっても、中日にとっても大きな痛手。 そうなると、荒木は球宴に強行出場するしかない。ただ、そこで故障を悪化させても困るわけだ。回復状況次第だが、足に故障を抱えている以上、守備に就くのも、代走も厳しいところ。そうなると、荒木の出番はせいぜい代打程度になるだろう。セ・リーグ的にはほとんど戦力としては期待できず、本来なら元気な選手に代替出場してもらった方がいい。それでも、協約上、荒木は無理を承知で球宴に出るしかない。 そもそも、この協約は球宴に選ばれながら、大した故障でもないのに、後半戦に備えるために辞退することを防ぐために設けられたもの。ところが、逆に球宴後10試合の出場停止を避けるために、故障を抱えながらも辞退をせず、代走代打程度の出場でお茶を濁す選手が多いのも事実。過去には1試合も出場しなかった選手もいる。根本的な問題は、この協約そのものにあり、改善策を検討する必要もあるのではなかろうか。(落合一郎)
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スポーツ 2012年07月14日 17時59分
斎藤佑樹勝負弱さ露呈! 田中マー君との直接対決で3連敗
7月13日、Kスタ宮城での楽天対日本ハム戦で、高校時代からのライバルであるマー君こと、田中将大投手(23=楽天)と斎藤佑樹投手(24=日本ハム)がプロ3度目の直接対決。田中が投げ勝って、楽天が5-1で勝利し、斎藤との対戦で3連勝を飾った。斎藤はここ一番での勝負弱さを改めて露呈する格好となった。 前回6日の西武戦では、右脇腹付近の炎症で予告先発を回避した田中は、不安を抱えての復帰登板となった。しかし、田中は故障明けであることを感じさせない投球で、8回を8安打無失点。今季自己最多の13三振を奪う力投で、斎藤(5勝)を越える6勝目(2敗)を挙げた。 今季、腰痛で出遅れた田中だが、この日の登板で、規定投球回数に到達。防御率は1.63となり、2位の成瀬善久投手(ロッテ)の1.99に、0.36もの大差を付けて、ダントツのパ・リーグトップに立った。勝ち星は1差でも、防御率では3.40(リーグ16位)の斎藤とは比較にもならない。 一方の斎藤は6回を投げて、7安打6四球1死球の乱調で5失点。この日の黒星で、昨季の6敗を上回る7敗目を喫した。これで、斎藤は6月6日の広島戦で5勝目をマークして以降、5戦連続で勝ち星なしの状態が続いている。 両者は昨年9月10日にKスタ宮城でプロ初対戦。その際、田中は9回5安打1失点で完投勝利、斎藤は8回10安打4失点で敗戦投手となった(楽天が4-1で勝利)。2度目の対戦は4月13日の札幌ドームで、田中は8回7安打1失点、斎藤は6回0/3を投げ7安打2失点。試合は2-1と僅差のゲームとなったが、この日も田中が投げ勝った。 斎藤との投げ合いで3連勝を飾った田中はお立ち台で、「2度あることは3度あるということで」と余裕を見せた。栗山英樹監督から、エースとしての英才教育を受けながら壁を打ち破れない斎藤と、楽天のエースとして君臨する田中との力の差がくっきり見えた勝負だった。(落合一郎)
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スポーツ 2012年07月14日 17時59分
日本批判の真意 ダルビッシュはパワー・ベースボールに泣かされていた!
登板はなかったものの、ダルビッシュ有(25=レンジャーズ)が米球宴でも“存在感”を見せつけた。恒例の前日会見でのことだった。彼の口から日本球界への批難発言が飛び出した。 「日本はヘンな固定観念に縛られすぎています。そのせいでまったく野球が伸びていないと思います、この何十年」 この発言が出たのは、インタビューの規定時間の45分が「あと少し」で終わろうとしているときだった。ダルビッシュは、『初出場』ということで「他球団選手とどんな話をしたいのか?」とも質問され、まずは「トレーニングのメニューとかも聞きたい」と回答。すると、日本人選手との体格や筋力の違いにも話が及び、“日本球界の練習方法”を否定したのである。 米国人ライターがそのときの様子を詳しく説明してくれた。 「ダルビッシュは今日まで筋トレ、食事、サプリメントで体重を増やしてきたと話してくれました。ウエイト・トレーニングのことを指していたんだと思われますが、日本球界時代、彼の周りには体重が増えたり、筋肉が厚くなりすぎることに否定的な見解を示す声が多かったという主旨でした。『筋トレはダメだと固定観念を持つよりは、筋トレをやって失敗した方が得るものもある』というニュアンスでした。ちょっと興奮気味な口調だったのでビックリしました」 ここまで熱くなる必要もないと思うが…。 米国と日本野球を語るうえで、パワー(筋肉)の違いが話題になる。しかし、メジャーリーガーとのパワーの違いを痛感しているのは、ダルビッシュ自身のようである。 前半戦、ダルビッシュは9本の被弾を浴びている。102回3分の2、総対戦打者447人(前半戦終了時点)だから、被弾率の高いピッチャーではないが、5月6日(現地時間)、2本目の被弾を浴びせたインディアンズのキプニスはこう話していた。 「ダルビッシュには、簡単には打てない変化球がたくさんある。−省略− 変化球は最初から捨てて、ストライクゾーンに来た速球を強く叩くことだけに集中した。そうしたら、ホームランに…」(同日試合後の談話) また、メジャー2戦目の先発登板となった4月14日(同)、対戦チーム・ツインズのバレンシアは、6回途中でダルビッシュを降板させた“勝因”を次のように明かしている。 「変化球はどれもハイレベルだ。甘い速球を辛抱強く待つに限るよ」(試合後) 同じく、スパン外野手も「真ん中高めの失投を待った」と話していた。 対戦打者のコメントから察するに、ストレートを狙い打ちされているようである。どんな一流投手にも失投はあるが、それを確実に長打にされているという印象をダルビッシュは抱いているのではないだろうか。 また、ダルビッシュは『与四球』が多い。前半戦16試合で「90」の四球を記録している。昨年はシーズンを通じて「36」。日本ハム時代でもっとも「与四球」が多かったのは、06年の「64」だから、シーズンの半分で自己ワーストを更新したことになる。これも、失投を長打にされるパワーの違いを痛感している証だろう。メジャーでは失投が長打に結びつくため、慎重になりすぎていると見るべきである。 同様に、メジャーでは捕手別の防御率が弾き出される。球宴にも選出された正捕手・ナポリと組んだときのダルビッシュの防御率は、4.57。2番手のトレアルバと組んだ際は、2.29。日本国内でも販売されているメジャーリーグ専門誌によれば、「ナポリはストレート(直球系)を中心に配球を組み立てるタイプ」と紹介されていた。『捕手別防御率』の数値を見る限り、トレアルバを「パーソナル・パートナー」にすれば、もっと勝ち星が稼げそうだが…。 「レンジャーズは『パーソナル・キャッチャー』を作らない方針のチームです。それに、ナポリはチームの中心打者であり、打線、得点力にも影響が出かねないので」(前出・米国人ライター) 甘いボールが行けば、長打を浴びる危険性はメジャー移籍時に覚悟していたはず。ダルビッシュは直球系のボールをパワーアップさせなければ、さらに被弾の数を重ねるだろう。※メジャーリーグに関わるアナリスト、統計会社はフォーシーム、ツーシーム、カッター(もしくはカットボール)を『直球系』と位置づけており、今回の「ダルビッシュの被弾」に関する本サイドの取材はその定義に基づいてまとめました。
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社会 2012年07月14日 17時59分
グラブ盗難被害に遭った上尾高校野球部員が自力で犯人割り出す!
大切な野球用具の盗難被害に遭った野球部員が、自力で犯人を割り出すお手柄を立てた。 被害を受けたのは埼玉県立上尾高校(上尾市浅間台)野球部で、7月8日、部員が朝練の際にグラブ約10個とボールが盗まれたことに気付き、学校が上尾署に届け出た。 金子章野球部部長が、「このままで悔しくないのか。自分たちで犯人を捜そう」と部員に呼び掛け、盗まれた道具を自力で探し出すことで意見が一致。部員は練習後、手分けして、中古品販売店などで聞き込み。その結果、8日夜、とあるリサイクルショップに、自分たちのグラブが置かれているのを発見した。犯人がその店に売る際に、身分証明書を提示していたため、足がつき、20歳と21歳の男2人組が窃盗容疑で12日までに逮捕された。グラブは同校に返却された。 逮捕容疑は、2人が7日夜から8日朝にかけて、同校の敷地内に侵入し、用具置き場に置いてあったグラブとボール(総額約18万円相当)を盗んだ疑い。埼玉県内では5月に私立栄北高(伊奈町)で、6月に県立伊奈学園総合高(同)でグラブが盗まれており、同署は2人との関連を調べている。 上尾高校野球部は公立ながら、春夏合わせて7度の甲子園出場を果たした名門校。75年夏の甲子園ではベスト4にも進出。これまで、2000本安打を達成した山崎裕之(ロッテ、西武)、会田照夫(ヤクルト)、仁村徹(中日、ロッテ=現楽天二軍監督)らのOBを輩出した。 「全国高校野球選手権埼玉大会」は11日に開幕。試合直前の用具盗難に、村田進教頭は「大会の直前であり、練習への支障や精神的な影響はあったと思う。憤りを感じている」と激怒した。 同校野球部は13日、埼玉平成高(毛呂山町)との予選1回戦に臨み、苦境をモノともせず、5-0で快勝した。同校は15日に2回戦で国際学院高(伊奈町)と対戦する。(蔵元英二)
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社会 2012年07月14日 15時00分
消費税増税反対! 民主党・有田芳生参議員直撃「小沢一郎元代表は嵌められた」(2)
−−実際、今回の民主党執行部のやり方は強引で、怒り心頭の国民からは「もはや民主党は、党としての体を成していない!」との痛烈な声も上がっていますね。 「『我こそがルールである』『自分たちに規約の解釈権がある』という強引さが見えた。その最たる者が、前原誠司政調会長のやり方です。3党修正合意をめぐる合同会議で、『私に一任してもらう』と宣言して、非常口から逃げだした。これは国民や会議に出席した議員たちの感情を、蔑ろにした自覚を持っていない証左です。もっと言えば、大学時代から政治家になることだけを目指し、政治塾に行って政治家になった人たちのやり方で、こういう人々が今の政界には多すぎる」 −−執行部以外にも問題点はあると見ていますか? 「法案に賛成した11人の議員が野田首相のもとに出向いたことがありましたね。その一部の人間が『党の決定だから賛成した。でも処分されないなら、自分も反対したかった』『だから造反者を処分してくれ』と語っていました。これは国会議員以前、人間としての資質の問題でしょう(笑)。 また、岡田克也副総理たちにはわからないでしょうが、私が地元の商店街を歩くと、『消費税、勘弁してよ!』『酷いよ!』という声ばかり。板橋や渋谷で集会を開いたときには、増税賛成派は1人きりでした。しかも、その人だって『反対しても、結局ダメでしょ』との意見で、集会に集まった人たちから多く寄せられたのは、『消費税に関する皆さんのご意見は聞きましたという、アリバイ作りにだけはしないでくれ』というものでした。執行部は“政党は国民のために存在する”ことを、もう一度思い出すべきなのです」 −−修正法案を丸呑みさせた野党にも批判が上がっています。自民党のやり方をどう見ていますか? 「仮に消費税が参院を通過したとしても、現政権は赤字国債を発行するための『特例公債法案』の成立で野党の協力を仰がなければならない。自民党は『造反者を処分しないと審議に応じない』と圧力を掛けているが、これが続けば議会制民主主義に国民が嫌気をさすはずですよ。 修正法案を丸呑みさせたのもそうですが、このやり方は60年近く続いて下野した自民党政治が劣化しきってしまった証拠。一時の上げ潮派(※増税せず、経済成長で税収アップを唱えた議員たち)は、どこへ行ってしまったのか? 衆院採決で反対者は皆無、中川秀直議員1人だけが欠席したという事実にも、自民党政治の劣化が見えます」 −−ちなみに、「増税反対」かと見られていた民主党の辻元清美議員までが、賛成票を投じたのも驚きです。 「私が国会に来て驚いたのは、とにかくポストを欲しがる人が多いこと。それにポストもインフレ状態なんです(笑)。たとえば、私は党広報委員会の副委員長をしているが、同じ肩書きを持った方が10人以上いる。それを名刺にデカデカと刷っている者がごまんといるのです。辻元さんにそうした思惑があったかはわからないが、そういう議員を選んだのは有権者。1年以内に衆院選と参院の半数の改選が行われるが、今回は国民がそれを見極めるいい機会だともいえるのです」 −−そこで聞きたいのは野田政権の命運です。ズバリ、いつまでと見ています? 「小沢新党が他党と協力して内閣不信任案を出せば、総辞職か解散・総選挙しかない。そうすると消費税法案が吹っ飛びます。またご存じの通り、以前赤字国債を捻出する『特例公債法案』を成立させるために、菅直人首相が政権と抱き合い心中した経緯もある。今後はさまざまな政局が野田政権を襲ってくるでしょう」 −−最後に、小沢新党に今の政治を良くする希望の光は見えますか? 「主役は正しくとも、それがそのまま広がっていく政治状況ではないと思います。中には『こんな民主党なんかには、いられない』と合流する人も出てくるでしょう。しかし、原点に立って考えるべきは、政治家が有権者との契約によって成り立っているという事実です。集団に埋没するのではなく、一人ひとりの議員が自己確立して欲しい。それがなければ、今後政治はさらに国民から離れたものになってしまうからです」
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芸能 2012年07月14日 14時00分
泥沼事務所元社長解任騒動で態度一転 小林幸子が妙に強気の理由
6月27日、事務所幹部への“解任騒動”を抱える演歌歌手の小林幸子(58)が謝罪会見を開いて「紅白には出たい」と訴えたが、自ら仕掛けた和解工作に失敗。紅白どころか歌手生命も危うくなった。 「小林自身が元社長に4000万円、元専務に2000万円払うことで合意。和解が成立したというスクープ情報を流したんですが、元社長のバックについている“芸能界のドン”が激怒したことで、紅白は絶望的です」(スポーツ紙記者) 小林サイドの“和解成立”に元社長は「法律上の責任を果たされただけで和解ではない」と反論。小林の「反省しているが、後悔はしていない」というコメントも火に油を注いだ。 「元社長らに全面謝罪すると思っていたら『後悔はしていない』と強気なんです。しかも、知人に“相手側はお金の問題ではないとのことでしたが、結局、お金でした”“またひと騒動あるかも。彼女たちの嘘が暴露されていくと思う”というメールも送っているんです」(ワイドショー関係者) 騒動後、沈黙を守り続けていた小林がなぜ強気な姿勢に打って出たのか? 「W氏が“俺が小林を守る”と名乗りを上げたからですよ」(大手プロ幹部) W氏とは前川清の所属事務所代表者で、業界では森進一と小柳ルミ子の独立騒動の助っ人として知られる芸能界の重鎮の一人だ。 ところで、小林がほのめかす“彼女たちの嘘”とは何か。事情を知る芸能関係者は「紅白の超豪華衣装代水増し疑惑のことだと思いますよ」と指摘する。 小林は'85年に7度目の紅白出場をした際、ド派手な十二単衣で出演、'89年には重さ約10キロのプラチナと金を使用した衣装が話題になった。ヒット曲がなくても超豪華衣装を売りにして、去年まで連続紅白出場を果たしてきた。 「小林の事務所は衣装代については非公開を貫いてきたんですが、メディアは“数億円”と報じてきた。事務所は地方公演のステージで衣装代を回収してきたと、“数億円の衣装”を肯定するような発言をしてきたんです」(夕刊紙記者) ところが、昨年11月に小林と入籍したH氏が「私なら3分の1の費用で作れる」と疑惑を投げかけた。舞台装置の専門業者も一部メディアで「おおよそ衣装代は500万円から1000万円程度でできる」と発言している。 「元社長らは製作業者と口裏を合わせて衣装代の水増しを行い、節税なり裏金を作って、紅白に影響力を持つ芸能関係者に渡していたという噂があるんです。そのことを小林サイドはリークするつもりではないですか」(前出・大手プロ幹部) もう泥沼だ。
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その他 2012年07月14日 12時00分
「注射が怖い」なんて言ってはいけない! たった1回の採血でわかる病気の中身(1)
そろそろ会社の定期検診の結果が出て、今後のケアを考えている頃だろうか。検診では採血は不可欠で、「針が痛そうで苦手」と腰が引けてしまう人もいるが、たった採血1本(5cc)で2000項目にもわたる病気が突き止められる。胃や腸などの臓器機能をチェックし、肝炎や梅毒などの病気がないかどうか、貧血や初期のがんまで判別できる。もはや「注射が怖い」なんぞと言っている場合ではない。 私たちの体には、体重のおよそ8%にあたる血液が流れている。体重が65キロなら、約5.2リットルだ。そのうち赤血球なら1%、血小板ならおよそ10%が毎日作り替えられるというから、検査に使うための採血量なら通常、貧血になる可能性は少ない。 さいたま市の循環器系専門クリニックの医師は「採血でわかるのですが、血液の成分は健康のときは安定しており、ほぼ一定の範囲内に保たれています。しかし、病的状態になるとそうした成分に変化が生じて、通常では見られないはずの成分が出現するのです」と説明する。 つまり採血検査では、変化した血液成分を調べれば、病気の診断や病気になりやすい“素地”を把握できる。さらに、治療を行うときの効果を判定する指針にもなり、薬物療法を行う際の副作用までチェックすることができてしまうのだ。 中には、早期がんを発見できる検査法のAICS(アミノインデックスがんリスクスクリーニング)というものもある。これも、同じシステムの血液検査で判定する。東京・築地のがんセンターや三井記念総合健診センターなどの病院で行っており、大きな成果を上げている。 「この検査による最大のメリットは2つあります」 そう言うのは、医療ジャーナリスト・深見慎二氏だ。 「このAICSについて大手総合病院で取材したのですが、1回の血液検査(5cc)で複数のがんについて調べることができるのが特徴の一つですね。今の段階では胃がん、肺がん、大腸がん、前立腺がん、それに乳がんなど婦人科系のがんなどを対象にやっています。実は私も体験しました。肝機能が心配で検診を受けたのですが、幸いがんにつながる要素はなくホッとしました。ですが、腎臓の働きが弱っていると言われ、注意しないと大ごとの病気につながる、と言われまして…」 深見氏はこう言って、苦笑いを浮かべた。ただ、胃の検査にしても、以前は人間ドックでバリウムを飲まされたが、採血のみの楽な検査で済んで驚いたという。 「いずれにしても検査でわかるのは、将来的にがんを発症する可能性が高いかどうか、従来の検査法では発見できないレベルのがんがあるかどうか、などです。さらに悪性か良性かの判断がつきにくいものまで発見できるというのですから、医学の進歩の素晴らしさを改めて感じましたね」(深見氏) そうはいっても「何年以内に発症するリスクは何%」まではわからない。だが、喫煙者やアルコール、塩辛い料理好きという人で胃や肺、大腸などにリスクを抱えている人は、こうした採血による健診を受けることを勧めたい、と深見さんは言う。
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レジャー 2012年07月13日 18時00分
函館2歳S(GIII、函館芝1200メートル、14日)藤川京子のクロスカウンター予想!
函館11R、函館2歳Sは◎アットウィルが世代初の重賞を制します。 前走の新馬戦は、好位3番手を追走。終始折り合いスムーズで、落ち着いた走り。4角で前を捉えに行き、直線では後続を突き離して快勝。ラスト2ハロンは11秒台でまとめていたし、自ら勝ちに行く競馬で余裕があったのもよかったです。現段階での完成度は高いですね。もうひと追い欲しいくらいの状態で臨んでいたし、中間は前走以上に攻めの内容がよくなっているので上積みは見込めるでしょう。鞍上が期待している馬ですし、どんな競馬をしてくれるのか楽しみ。時計もまだまだ縮まりそうだし、上手な立ち回りで横綱競馬を見せてくれそうです。 08年に、愛馬フィフスペトルが勝った思い出のレース。今年も熱いレースを期待します。(2)アットウィル(8)ローガンサファイア(1)ストークアンドレイ(6)コスモシルバード(11)ティーハーフ(4)トルークマクト(3)タガノハピネス馬単 (2)(8) (2)(1) (2)(6)3連単 (2)-(8)(1)(6)(11)(4)(3)アットウィル 1頭軸マルチ※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
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その他 2012年07月13日 17時00分
磯野貴理子のオープンした店で物議 PRマシン化するテレビ局の無秩序
タレントの磯野貴理子がオープンした青山のバーが、やたらテレビで宣伝されるため物議をかもしている。 店は青山1丁目に4月末に開店した『R』。磯野の年下の恋人との共同運営となっている。 とりわけ日本テレビが宣伝に熱心。開店準備の様子を『行列のできる法律相談所』で紹介、おつまみメニュー考案コントを『芸人報道(GNN)』でも特集した。この2番組は完全に磯野のバーのPRマシンと化したも同然だった。 「もちろん宣伝費はゼロ。得したのは磯野だけです」(テレビ誌担当編集者) 一部のタレント店や副業を紹介すると問題が併発するのはいつものこと。今回も例外ではなかったといえる。同じように店を経営していても、紹介されないタレントから苦情が舞い込むからだ。 その代表例が、田中義剛がオーナーだった花畑牧場の生キャラメル騒動。最初は島田紳助とのパイプから『行列のできる法律相談所』がよく宣伝していた。味をしめた田中は、数多くのバラエティーに出てどん欲に商品を宣伝し事業を成功させた。それを見ていた、店を持つほかのタレントもこぞってテレビ局に自分の店や副業の“紹介”を要請したものだった。 「その結果、紹介した局へは、商品宣伝ばかりの番組はやめろ、というクレームが視聴者から殺到した。当然のことです。そのため、最近はテレビもタレントの店を紹介するのを控えていた」(テレビ業界事情通) また、タレント経営の店宣伝はスポンサーまで怒らせた。自分たちは多額の金を払ってCMを流しているのに、タレントはタダで自分の店を宣伝しているとはどういうことか、とクレームが寄せられたのだ。 今後、テレビ局はタレント経営の店を紹介する際の厳密なガイドラインを作るべきであろう。
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芸能 2012年07月13日 15時30分
バラエティ番組で出た“魂のひとこと”(20) 「男の最高位でいたい」(小木博明)
小木博明。ロイヤルファミリーの一員と呼ばれている。妻は、シンガーソングライターで女優の森山良子の愛娘・奈保さん。元歌手。義弟は、歌手の森山直太朗。“ざわわ”で“さくら”な芸能一家に、お笑い芸人がなじんでいる格好だ。 学生時代から友人の相方、おぎやはぎ・矢作兼とともに、東京生まれ、東京育ち。声を張ることなく、前へ前へ精神があるわけでもない。つねに冷静。スタイリッシュな感さえ漂う芸風は、関東芸人が憧れる独自路線だ。 人への興味が薄く、感情表現も豊かではない。10日に放映された『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系列)の名物企画「格付けしあう売れっ子」では、それが顕著に現れた。 「付き合ったら大変そうな男」ランキングで、一般女性から4位に選ばれた小木。悪い理由として、「釣った魚にエサをやらなさそう」が挙げられると、小木は「そりゃ、冷めますよ」とあっさり認めた。そして、感情に起伏がない理由を、「女性を相手に熱くなる男って、カッコ悪い。男の最高位にいたいんですね」と解析した。 振り返れば、小木が感情を喪失したのは、小学生のとき。子どもたち同士で「こちょこちょ」と体をこそばし合っていたとき、笑えば笑うほど、相手が調子に乗ることに気づいた。そして、悟った。「笑わなければいいんだ」と。 世のなかで起こりうるすべてを、おもしろいかおもろくないかではなく、ダサいかイケてるかで判断する、クールな眼鏡。それでも、コンビ芸人の稼ぎ頭のため、所属事務所のプロダクション人力舎のおメガネには、かなっているようだ。(伊藤由華)
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レジャー
確定GI秋華賞 アドマイヤキッス激変
2006年10月13日 15時00分
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みのもんた 参院選出馬!?
2006年10月12日 15時00分
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GI秋華賞追い切り速報 春の実績馬を脅かす不気味な存在 究極の上がり馬 サンドリオン絶好
2006年10月11日 15時00分
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大みそか参戦ほぼ決定 芸能人対決 金子賢vs押尾学
2006年10月10日 15時00分
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GII毎日王冠 テレグノシス花道V
2006年10月07日 15時00分
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アイルランドT キンシャサノキセキ断然
2006年10月06日 15時00分
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よしお兄さん、だいすけお兄さんの結婚を祝福「直接聞きました」 パパとしての喜びを語る
1999年11月13日 11時50分
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マギー司郎「童貞は舞台に立たせない」
1990年12月15日 12時55分
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中居正広がクレカ被害、詐欺師に対し「可哀想」
1990年11月15日 11時21分
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1980年09月26日 22時06分
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1970年09月27日 12時20分
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1970年09月26日 22時43分
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1970年09月26日 22時28分
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1970年09月26日 22時10分