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芸能 2011年08月18日 15時30分
テレ東・“巨乳”&“たぬき顔”で人気が高い相内優香に二股交際発覚か!?
18日発売の写真週刊誌「フライデー」で、テレビ東京の人気女子アナウンサー、相内優香の二股交際疑惑が報じられている。 同誌には、同僚社員と自宅に入る姿と現役早大生で卓球界期待のホープといわれている松平健太選手(20)の自宅に入る姿が掲載されている。 相内優香アナは立教大学社会学部卒業後、テレビ東京入社。スポーツ番組などを中心に活躍。大きな胸と愛くるしい“たぬき顔”として人気が高い。
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トレンド 2011年08月18日 15時30分
噂の深層 あれ、伸び悩み? あまり見なくなった美人女優
世間で知らぬ人はいないだろうと思われる、一世を風靡した美人女優の“伸び悩み”が目立つ。 いきなりではあるが、元旦那のスキャンダルですっかりミソがついてしまったアノ人から…。 「代理店の関係者の間では、皆某女優の美貌にゾッコンでした。そのまま清楚系の国民的女優になるのも目前での、巨大スキャンダルだった。でも、今思うと当時から、渋谷のチーマーがお相手の流出写真疑惑があったり、『タトゥーにぞっこんだったから』事務所の猛反対をよそに元旦那と付き合い続けていたという噂が立ったりと、(あれ? 清楚系?)と思わせる小さなキャンダルが多かったのも皮肉なものですね」 少し前には、深夜のドラマでひっそり復活した某女優だが、かつての主役の輝きはなかった。 迷走している、といえば、かつては若手女優の天下を獲ったともいえる人気を誇ったSを挙げないわけにはいかないだろう。 「5年ほど前に、有名監督の映画に出演、セックスとバイオレンスにまみれる役に初挑戦しましたが、結局一般受けしませんでしたね。あまり見なくなったと思ったら、最近一転して、NHKの社会派ドラマで地味な女性を演じていましたが、大して話題にもならず。これからは、熟女優として芸能界で生き残ってやろうという“リアルな迫力”が彼女には必要ですよ」(芸能ライター) かつての清楚系としての人気が仇になり、自慢の“美巨乳”の持ち腐れにならないようにしてほしいものだ。 最後は、若手No.1の座をあっさり芸能界のさまざまな後輩たちに空け渡しているように見えるI。 「Iは、CMスポンサーの目を気にして、下着を着けたままストリッパーの役をやったこともある。(笑)ドラマ潜在視聴率のなさも、そんな取り組みの本気度に欠ける? 彼女の“台本の棒読み”が原因ではないかと思っていましたが、見なくなったような気がします」(キー局ライター) そういえば、スポンサー絡みのスキャンダルも…。 さて、後両者に期せずして同じ、ハングリー精神が欠けてきているのではないか、という指摘がなされた。 AKBの『RIVER』でも聴いて奮起し、もう一度その歌詞の世界観でもある<向こう岸の夢>=大女優への夢を掴んでほしいものである。
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社会 2011年08月18日 15時30分
増え続けるHIV感染者とエイズ患者
現在、HIV感染者とエイズ患者が増え続けているという。 エイズは1981年にアメリカの同性愛者が発症したことを発端に、一気に全世界に広まった病気である。元々はアフリカのチンパンジーの病気であったが、環境破壊などで人間と接触する機会が増えた結果、やがて人間にも感染するようになったという説が有力だ。 日本でも80年代には相当強烈な印象で報道され、一時は風俗店に足を運ぶ人が減ったといわれているくらいだが、いまではそれほど多くは報道されていない。 HIVとエイズについて語る前に、それらの違いについて説明すると、【HIVとは】 ヒト免疫不全ウイルスのこと。いわゆるエイズウイルスに感染した人をHIV感染者という。【エイズとは】 HIVに感染することによってリンパ球が破壊され免疫力が低下し、発症する様々な症状を総称して、「エイズ(後天性免疫不全症候群)」という。 つまりHIV感染しているだけではエイズ患者ではなくHIV感染者となる。HIV感染が原因で免疫不全(体を守る生体反応が、うまく働かなくなること)を起こしてしまったのがエイズ患者となる。 HIVに感染してもエイズになるとは限らない。ただし治療をしないでいると数年〜10年でHIVからエイズになるといわれている。 かつては死の病といわれたHIVやエイズであるが、医療の発達によってHIVからエイズになることや、エイズでの死亡はかなり抑えることができるようになった。とはいえ、一度HIVに感染してしまうと、体内からHIVウイルスを根絶することは、いまのところできないため、治療は一生続けなければならないといわれている。 世界的にみれば、HIVエイズに罹っている人は5千万人以上。特にアフリカのサハラ以南に世界中の感染者の約60%患者がいるとされている。 日本では、わかっているだけでHIVとエイズ患者合わせて1万8千人。日本での感染者は増加傾向にあるが、検査をする人が逆に少なくなっているという。 かつては同性愛者の病気と思われていたが、いまでは罹患者の約半数が同性愛ではない人であるとの報告もある。 さらに最近注目されているのが感染者の高齢化。また悪いことに高齢者は病院にはよく通っても性病の検査はあまりしない。近年、バイアグラ等の開発によって元気な中高年も多い。元気なのは結構だが、年齢を問わず検査をするなり予防のためにコンドームを付けるなりしてほしいものだ。 といっても、HIVやエイズに感染する人の約7割が、20代30代の若い世代であることを忘れてはならない。 HIVやエイズが人々に知られはじめた頃、この病気が同性愛者に多く、性行為から感染することが多かったため「エイズは乱れた世の中を正すための神の行為だ!」という人もいた。また、黒人に多くの感染者がいて、アジアでも近年増えてきていることから「エイズは有色人種を撲滅するために作った生物兵器だ!」と、いう人もいた。もし神の怒りならひどい神だし、有色人種撲滅のための生物兵器だとすると、白人にも同じように感染するHIVは失敗だったということになる。 幸いなことに、医療の進んでいる先進諸国の多くは、感染や死亡率が下がってきている。人類がかつて天然痘を根絶したごとく、一日も早くHIVやエイズを根絶することを願ってやまない。(巨椋修(おぐらおさむ)・山口敏太郎事務所)
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スポーツ 2011年08月18日 15時30分
『11年連続200本安打』大ピンチ! 世代交代でイチローがスタメン落ちも…
反撃の流れを断ち切った『セーフティーバント』の失敗−−。ブルージェイズに大敗した8月16日(現地時間)の試合後、シアトルマリナーズのエリック・ウェッジ監督が日米両メディアに囲まれた。5回裏二死一、二塁の好機で、イチロー(37)が意表を突くセーフティーバントを試みたが、失敗。反撃ムードもついえてしまった。これで、イチローは2試合連続ノーヒット(同時点)。『ノーヒットの試合数』は、この時点で「39」。06年の37試合の自己ワーストも更新してしまった。119試合を消化した同日時点でのヒット数は133本。“1試合2本ペース”でヒットを打っていかなければ、『11年連続200本安打』は到達できない計算だ。 試合後、ウェッジ監督に報道陣の質問が集中した理由は、イチローが試みたセーフティーバントにある。失敗後の攻守交代の短い間だが、同監督はイチローのもとに歩み寄り、会話を交わしている。「何を話したのか?」を質問されたのだ。 「(相手の)三塁手が後ろに下がっていたし、(次打者に)繋いでいきたいと考えたのだろう。ベストの選択とは思わない。彼ほどの打者なら、2アウトの得点機会ではスイングしてほしかった。彼は私の言うことを分かってくれたし、いい話し合いができたと思う」(共同通信配信記事等より抜粋) 同監督のコメントに対する解釈は、各紙によって異なる。日本の報道は事実関係を伝えただけだが、米国人メディア、米地元紙記者は「もう暫く2人の様子を見る必要がある」と、慎重な捉え方をしていた。 「ウェッジ監督は『いい話し合いができた』と答えた後、詳細を聞き返されています。『詳しくは言えない』としつつも、『彼にも話をして理解してもらえた』と言い直しました。『理解してもらえた』という言い方が気になります」(米国人メディアの1人) イチローは「あの場面でセーフティーバントを選択したことは間違っていない」と思っているのではないだろうか。同日のイチローはご機嫌斜めで、ノーコメントだった。「理解してもらえた」の監督発言の真意は、「お互いの考え方、意見を確認し合っただけ」なのか…。 「ブルージェイズの三塁手は新人でした。イチローの俊足は分かっていたはずですが、前進守備のシフトではありませんでした。イチローは瞬時に状況判断ができる選手です。三塁手の守備位置を見て、セーフティーバントが閃いたんでしょう」(現地関係者) 今シーズンの個人成績表を見てみると、イチローが2アウトの場面でセーフティーバントを試みたのは、これで3度目。過去2回は成功と失敗の両方だ。仮にウェッジ監督と考え方を受け入れられないとしても、感情的な衝突に発展するとは考えにくい。しかし、こんな声も聞かれた。 「4番のマイク・カープなどマリナーズは若手が頭角を現し、世代交代が加速しています。調子を落としたベテランはスタメンを外されたり、途中交代させられたりしています。イチローも気分転換の名目でスタメンを外されるのでは…」(前出・同) 前人未到の11年連続200本安打は、米メディアも注目している。「気分転換で休め」という指示が出たら、どうなるのか…。 「イチローも試合のなかで調整していくタイプです。メジャーでは調子の落ちたベテランにはリフレッシュ休暇を与えることで復調を促しますが、ウェッジ監督はイチローのそういう調整方法を理解しているかどうか疑問です」(現地特派員の1人) 200本安打への道程は、さらに厳しくなる。イチローから歩み寄らなければ、「考え方の違い」は記録達成の大きな障害となるだろう。※メジャーリーグの球団名、人物名のカタカナ表記は『メジャーリーグ選手名鑑2011』(廣済堂出版)を参考にいたしました。
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芸能 2011年08月18日 11時45分
K-POPアイドル 相次ぐ入国トラブル
人気のK-POPユニット『BEAST』と『F.CUZ(フォーカズ)』の二組が、イベントのため来日するも、羽田空港の入国審査で相次いで入国拒否されていた事が16日、判った。 関係者によると、2組は午前11時過ぎ、同じ便にて到着。両者ともにイベントのための来日であったが、BEAST、F.CUZ共に本来必要となる興行ビザでなく観光ビザでの入国であったため、入国目的とビザが合致していないとされて問題となった模様。単なるプロモーション活動を目的としたものであれば観光ビザでも入国できるが、利益の発生するイベント等の場合では興行ビザが必要となる。これまででも観光ビザでの入国を繰り返してきたとされ、入館当局がこれを重く見たためとされる。 それでもF.CUZは約7時間後の午後6時40分頃になってようやく入国を許可されたが、BEASTは空港で8時間待機した後、韓国に戻ることとなった。 BEASTは今年の7月にお台場フジテレビの『めざましライブ』に参加した事もある人気ユニット。8月10日発売のアルバム『SO BEAST』収録のタイトル曲が近日公開のハリウッド映画『シャンハイ』の主題歌に採用され、そのプロモーションと共に同映画の特別試写会に出席する目的で来日。来場者は抽選で選ばれ、入場料の発生しないイベントであったが、入国を拒否された。 また、F.CUZは東京・青海のヴィーナスフォートにて開催予定だった日本デビュー曲「NEVER LET GO」の発売記念イベントのために来日。CD購入者限定のイベントであり、書類などを精査された上で入国を許可されたという。しかしイベント開始の時刻を過ぎても入国許可が下りなかったため、開始時刻から約4時間が経過した午後6時、イベントの延期が発表された。会場にはイベント開始前から既に約200人の女性ファンがおり、中止を残念がるファンの声が上がった。事務所側の説明にファンが詰め寄る一幕もあった。 韓国ではこの事を連日報道するなど大きなニュースとなっており、インターネット上では日本での動きとも絡めて「韓流に対する警戒か?」、「先日の自民党議員が鬱陵島視察で韓国を訪れた際の入国拒否に対する報復か?」などの憶測が飛び交っているとした上で「政治的な理由で文化人に対する入国拒否の措置は説得力に欠ける」と指摘した。 事務所側はいずれもスケジュール及びビザなどに関しては「事前の調整をしたが問題はなかった」としており、BEASTが所属するCUBEエンターテイメントは「詳しい事情を把握中、この後は日本活動に何らの問題もないように準備に万全を期す」と述べた。
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トレンド 2011年08月18日 11時45分
蛇の目ピロコの“日本酒に氷は有り? なし?”
7月に氷を入れて飲むビールが発売されてから、「日本酒にも有りでしょうか?」という質問をよく受けます。 節電の影響で暑さ対策に注目が集まっている今夏…日本酒にも氷入れや水割りがあっても良いんじゃないかと試されている方も多いと思います。 色々調べてみると…実は一見邪道だと思われる日本酒のオンザロックは昔から親しまれていたようです。“日本書紀”に「氷室の氷、熱き月に当たりて、水酒に浸して用ふ」とあって、氷を氷室に埋めておき、夏に都へ運び出し氷を入れて日本酒を楽しんでいた! という古い歴史がそこにありました。 とかいえ、日本酒を造った蔵元さんからすれば、考えに考え抜いて製品化した拘りの品をそう簡単にいじられるのは…気が悪いですよね。 日本酒が出来るまでの工程に‘割り水’といって、仕込み水を加えてアルコール度数を調整する作業があります(割り水しない原酒もあります)。 水を加えるのだから、日本酒に氷を入れても水を割っても全く問題ない! という考えもあれば、計算されて出来上がった最高のバランスを崩すような飲み方はけしからん! という意見もあり、正に賛否両論! 思考を変えて考えてみると…プロの料理人に出された料理を目の前であれこれ勝手にアレンジするようなもの、それはやはり失礼な行為。彼女が作ってくれた愛情たっぷりのお弁当は感謝をこめてそのままいただく…でしょ? でも当然、食べ方や飲み方は人それぞれ、味の好みも違う。決まりはないわけで…。 ん〜難しい問題ですが、要は礼儀や心を怠らなければ、そして場所を考えれば、楽しみの幅を広げるひとつとして受け入れていいのでは? と私は思います。 例えば、「お風呂上りに日本酒をビールの様にゴクゴクと飲みたい! でもそのままではキツイ! 氷を入れると丁度良く美味しい!」というのは有り! ではないでしょうか。 モデルさんもそうですが、素が良ければ何を着ても映えるしブレない! 何でも着こなせる! 日本酒だって同じだと思う…な! 氷酒には‘みぞれ酒’‘凍り酒’‘凍結酒’‘シャーベット日本酒’‘氷室酒’…etc、さまざまな名称で呼ばれる凍らせた日本酒が沢山あります。試してみる価値は有り! だと思いますよ! ただ、仙台伊達家御用蔵‘勝山酒造’さんによると「実は厳密に言いますと、ソーダ割りの氷入りにはある条件をクリアしたお酒でないと合わないことが判っております」との事。勝山はその条件をクリアしているから、‘氷シェイク技’‘ジンジャーエール割り’‘ソーダ割り’‘加水技’‘シャンパンの瞬間ヴィンテージ技’等々を推奨しているんだそうです。しか〜し、ココまでやるには“出来る”酒の条件のハードルも高くなるとか!! 次回その“条件”を掘り下げてお送りしようと思います。お楽しみに!
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トレンド 2011年08月18日 11時45分
『進撃の巨人』第5巻、原点回帰の緊張感
諌山創が『別冊少年マガジン』(講談社)で連載中の人気マンガ『進撃の巨人』の第5巻が、8月9日に発売された。この巻では物語の原点に回帰する緊張感が色濃く表れた。 『進撃の巨人』は人類が存亡を賭けて巨人と戦うサバイバル作品である。圧倒的な巨人に対し、非力な人間が生き残りを賭けて戦う構図である。人間を生きたまま食べるという原始的な恐怖と絶望感が人気の要因である。必ずしも美しいとは言えない絵柄も絶望感の演出に一役買っている。しかし、主人公エレン・イェーガーが巨人化し、巨人を倒すという展開によって巨人対人間という緊張感は弛緩した。 『進撃の巨人』は現実とは異なる世界の物語であるが、架空の世界なりの約束事はある。人間の巨人化は『進撃の巨人』の世界においても非現実的で、巨人化によって窮地を脱するという展開は御都合主義の香りがする。 巨人化したエレンには他の巨人を撃破する力があるが、反対に暴走して人類を害することもある。その点では御都合主義ではないが、巨人の力の制御はエレンの精神世界の問題とする描写があり、主人公の精神的成長を描く内向きの物語に進む可能性がある。 これに対して、この巻では原点に戻る内容となった。序盤ではエレンの扱いをめぐって人間社会の醜い面が表出する。保守派や宗教団体は巨人の侵攻という危機から目を背け、自分達の思惑から身勝手な主張を繰り広げる。巨人との戦いに危機感を抱くエレンと、相対的に安全な場所にいる人間の温度差が浮き彫りになる。これは物語開始時の外界への探検を望むエレンと壁の中の平和に甘んじる一般人の対比を深化させている。 後半では調査兵団に入隊する新兵の決意が描かれる。ここでは絶望的な戦いに身を投じる悲壮な覚悟が描写される。これも物語開始時の主人公らの入隊動機を深化させるものである。 そして調査兵団の遠征では、巨人との絶望的な戦いが繰り広げられる。巨人との戦いのノウハウを蓄積している調査兵団であったが、これまでのノウハウが通用しない巨人に苦戦させられる。巨人の謎もますます深まり、今後も展開に注目である。(林田力)
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スポーツ 2011年08月17日 16時00分
2011年甲子園ダークサイト情報 高校野球には「悪い代打起用」もある?
高校野球には「やってはいけない采配」がある。止むを得ない話かもしれないが、大会直前になると、練習は「レギュラー中心」となり、控え選手はそのサポートにまわされる。控え選手の胸中は複雑だろう。そんな練習機会も奪われた控え選手を『代打』などで起用する采配は、絶対にやってはいけないという。 「控え選手を起用することが悪いのではありません。ベンチ入りさせた登録選手を使い切るつもりなら、彼らにもレギュラーと同じように練習させなければいけません」(私立高校監督の1人) “思い出作り”とでも言うべきなのか…。 地方大会でそんな思い出作りの代打起用が目立つそうだ。実際に代打起用された控え選手の胸中も複雑だろう。「試合に出たい。でも、直前練習から外された時点で諦めていた。裏方にまわって…」。そんなふうに気持ちを整理していたのではないだろうか。 高校野球は2通りに分けられる。スポーツ活動に力を入れている学校と、そうでない学校−−。どちらが「高校野球のあるべき姿か」を検証するつもりはないが、スポーツに力を入れていない高校でも、野球部が学校予算をもっとも割いているところは多い。他のスポーツ種目よりも用具代と維持費が掛かるからだが、高校野球は社会的影響も大きく、記録的大敗を喫した、事故を防ぎきれなかったなどのアクシデントがあれば、大々的に報じられる。したがって、スポーツ(部活動)に力を入れていない学校であっても、監督、部長は非難されやすい立場にあると言っていいだろう。 問題なのは、それなりに力を入れている高校の代打起用だ。敗戦ムードが漂ってくると、やはり、練習させていない3年生を使ってくるそうだ。対戦している側からすると、この代打起用が「もっとも腹が立つ」そうだ。 「試合終盤、走者を溜めた場面で代打起用してくるんです。代打起用された控え選手は直前練習から外されているから、打てるはずがないんです。何故、腹が立つのかって? かわいそうですし、『代打で使った子が打てなかったから完封負けした』って言い訳にされているようで…。1点取って負けるのも、完封で負けるのも同じ。同じ負け試合なら、監督として、自分に非難が及ばない方法を選択したんですよ」(同) 試合に出ていない3年生を起用すると、どういうわけか、『美談』にすり変えられる。それを見越して、控え選手を起用する監督が本当にいるとすれば、教育者としても問題ではないだろうか。対戦校の監督からすれば、起用された選手の表情、仕種、ベンチの様子で「察しが付く」そうだが…。 控え選手を起用するのなら、練習から外すべきではない。 兵庫県・報徳学園は「高校野球のモデル校」とも称されている。専用グラウンドを持たずに強豪校となったのもそうだが、練習におけるレギュラーと控え選手の差別は一切ない。たとえ大会当日の調整であっても、ベンチ入りできなかった選手にも、レギュラーと同じ練習をさせている。だから、スタンドに上がっても、自分のことのように仲間たちを応援できるのだろう。 今夏の甲子園大会を取材していたら、数例ではあったが、「ノッカー」の名札を付け、試合前の練習だけ、グラウンドに入った球児もいた。また、試合前のノックにも参加しない球児もいた。こちらも努力、人間性が評価されてのベンチ入りだと思われる。その一方で、控え選手の気持ちも考えられない指導者がいるそうである。(スポーツライター・飯山満)※部活動における年間予算は、教育機関向けの雑誌『体育科教育』(大修館書店)、及び『マツイの育て方』(バジリコ出版)を参考にいたしました。
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芸能 2011年08月17日 15時30分
「ごきげんよう」ついに「おやすみ」か!? 番組の「おはよう」から見つめ続けるライオン君は何を思う
視聴率低下、内容のマンネリ化…理由は様々だが、夏の番組改編期に伴い、多数の長寿番組の終了決定やその噂が流れた。「水戸黄門」や「渡る世間は鬼ばかり」の終了決定、定期的に聞かれる話ではあるが「笑っていいとも!」や「SMAP×SMAP」終了の噂についても「いよいよか」と思った方も少なくないだろう。 そんな中、新たに終了の話が囁かれ始めた長寿番組がある。小堺一機がMCを務め、サイコロトークでおなじみの「ライオンのごきげんよう」(フジテレビ系列)だ。昨年12月に放送20周年、今年の6月には放送5000回を迎え、2月には20年間の中で厳選したゲストトークを集めたDVDと小堺の著書も発売された。安定した人気を保っているはずの「ごきげんよう」に、なぜいきなり終了の話題が出始めたのか? 実はこの番組終了はテレビ局側でなく、スポンサーであるライオン側の打診に起因するものだという。「ごきげんよう」はスポンサー一社提供番組。そのスポンサー元であるライオンが撤退する可能性が出てきているためだ。 原因は、ネットを中心として騒がれている昨今のフジテレビ騒動。その一環で、視聴者がフジテレビ系列の番組スポンサー商品の不買運動を行っているためだ。 現在一番のターゲットとなっているのが花王、ついでP&G。どちらも各種洗剤やトイレタリー用品、化粧品などを取り扱う企業で、不買運動を行っているのも同社がメインターゲットとしている主婦層。そのため、社内で「花王の次に不買運動のターゲットとなるのはうちではないか」との話が持ちあがり、経営陣は今から戦々恐々としているという。そのため、不買運動をされてマイナスイメージが付くぐらいなら、いっそスポンサーから手を引いてしまおうという意見も台頭してきているという話だ。 また、近年になってMCを務める小堺一機の健康状態が芳しくなくなってきている状況にも加え、前番組の「笑っていいとも!」も視聴者離れが進んでいるため、局側でも「いいとも!」と「ごきげんよう」の両番組を終了させて、他局のように2時間枠の情報番組に変えるのはどうか、という提案が出てきているのだという。 局内だけでなく、スポンサーの意向でも決まる番組の構成。思わぬ所から出てきた終了の話はこれからどのような方向へ転がっていくのだろうか?
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社会 2011年08月17日 15時30分
児童虐待が子供とその成長に与える影響 -歪む人生観-
子育てにおける虐待が問題になっている。虐待をするのは約6割が実母、2割が実父である。厚生労働省の調査によると、虐待を受けた子どもは将来、成人後も大きな影響を受けるという。 厚生労働省の「男女の生活と意識に関する調査」によると、初めて初体験の感想では、虐待経験のない人は「うれしかった」が半数近く。対して虐待経験のある人は「うれしかった」は約3分の1程度で、否定的な感想が27.9%。 それだけではない。リストカットなど自傷行為については、虐待経験のある人は虐待経験がない人に比べて5〜6倍も多い。あまり知られていないことだが、現代の中高生の10人に1人は自傷行為をやっているのだ。 児童虐待は近年になって注目されるようになった。近年になって公共機関やメディアが注目されるようになったからで、実は昔からあったともいわれているが、ハッキリとしたことはわからない。どちらにせよ、児童虐待がその児童の将来に大きな傷となることは間違いないようだ。 児童虐待をする親は多くの場合「しつけのため」「教育の一環」という言葉を使う。例えば身体的虐待は、子どもが重傷や死にいたるような体罰や暴力。「しつけのため」といってほとんど食事を与えないということもある。これらは決して「しつけ」でも「教育」でもあるまい。 では、どういった親が虐待をする傾向が強いのかというと、富裕層よりも貧困層が圧倒的に多い。ある調査では虐待をする親の約半数が貧困層である。また、親の学歴は中卒、高校中退が全体の約4割を占め、大卒の親による虐待はほんの数パーセントと少ない。 なぜ虐待をしてしまうかというと、生活していくうえでのストレスや、子どもに愛情を感じない、アルコール依存症、親自身にも虐待を受けて育った経験がある、等だ。 児童虐待は、その子どもに大変大きな悪影響を及ぼすので、自覚のある親は相談機関に行ってほしい。また、児童虐待を発見した人は児童相談所や役所の担当窓口に通告する義務があるとのこと。少しでも児童虐待が少なくなることを願ってやまない。(巨椋修(おぐらおさむ)・山口敏太郎事務所)