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山田孝之「世の男性方に提示したい」、映画『指輪をはめたい』舞台あいさつ

 俳優の山田孝之(28)が23日、東京国際映画祭開催中の六本木ヒルズ内映画館で、同映画祭特別招待作品『指輪をはめたい』の上映前にステージに登場。岩田ユキ監督(39)と共に、舞台あいさつを行った。

 『指輪をはめたい』は、山田が演じる記憶喪失の男が、3人の花嫁候補にスケート教室の少女を加えた4人の女性の間で揺れ動く、30歳を目前にした独身男子の一風変わったラブストーリー。11月19日から全国公開。

 記憶を失くした天然ボケ気味の男という役に挑戦した山田は、出演のオファーを受けた時も、台本を読んだ時も、この作品を「世の男性方に提示したい」と思ったという。原作は男性作家による同名小説であり、当日劇場につめかけたファンも男性が多く、「よかった」と口に出して会場を見渡した。

 役作りについては、いつも入れている気合いをあえて入れずに撮影に臨んだエピソードなどを語った。ただ、撮影の間ずっと頭に巻いていた包帯については、「最悪でした」と苦労を語った。「時代劇のかつらと同じで、かゆいし、1か月間ずっと使っていると、痛くなります」

 また、撮影では、「走ったり、転んだり、殴られたり」してばかりだったことを明かした。しかし、岩田監督が独特の雰囲気を作り出して現場をリードしていたため、「すんなりと(主役の)輝彦に入っていけました」と語った。

 いっぽう、岩田監督は、山田が役作りを徹底して撮影に臨んでいたために、「主役にしかわからないことがあるのですが、『あっ、伝わった』と感じることがありました」と振り返った。

 山田は、通常の映画では公開前に完成披露試写会などがあるが、本作は映画祭での招待上映が最初となり、「今日、初めてなんだなあと、どきどきしています」「楽しんでください」と告げ、岩田監督は、「贈り物を届けるつもりで、ラッピングして待っていましたので、どうぞお受け取りください」と詰めかけたファンにあいさつをした。(竹内みちまろ)

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