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“子役出身って性格がひねくれている”? 本郷奏多、又吉直樹原作映画イベントで本音を漏らす

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池田克彦監督、亀田侑樹、石田ひかり、佐野勇斗、本郷奏多、平祐奈、須賀健太、櫻井圭佑

 本郷奏多が、25日に行われた映画『凜-りん-』公開1か月前「プレミア試写会」舞台挨拶に出席。子役の“闇”を明かす一幕があった。

 ピース・又吉直樹が芥川賞を受賞する前の2007年12月に、神保町花月で舞台化された『凜』。又吉自身が脚本を手がけ、彼自身も出演したことでも知られる戯曲である。今回、満を持して映画化。イベントには、本郷のほか、佐野勇斗、須賀健太、亀田侑樹、櫻井圭佑、平祐奈、石田ひかり、池田克彦監督が登壇した。

 又吉が描く世界観が脚本に描かれている本作。台本を読んだ佐野は、ミステリー系小説の作品が好きということもあり、「僕が演じる前に、純粋に読者として楽しめました」とコメント。本郷も「“これ、どういうこと?”って先が読めない展開で、最後までドキドキ読んでいられる作品です。映画もそれがうまく出来上がっているんじゃないかなって思います」と同調した。

 そんな2人は同じ事務所の先輩後輩の関係。佐野は、本郷が「優しかった」と言いLINEを交換したとのこと。そんなラブラブな2人に「そうなんだ」「俺らそこまで行けなかった」と残念そうに落ち込む男子メンバー。

 須賀は本郷の名前を出し、念願叶っての共演だったことを吐露。先輩の本郷から撮影中に「俺、須賀健太好きだわ〜」と言ってくれたことが嬉しかったと話すと、本郷はすかさず、「子役出身の人間ってだいたい性格がひねくれているんで、シンパシーを感じたんですよね」と一言。同じ子役出身の須賀と“同志”のような感覚であることを明かした。

 須賀は撮影の印象を「寒かった」と言い、朝まで撮影に臨んだことから、「(キャストとの)絆が深まった」と回顧。佐野が須賀を「ムードメーカーで現場を明るくしてくれた」と話すと、監督はクランクインの日、須賀が雪の中で川に入るシーンを文句言わずに演じたことを明かし、「あれでみんなが引けなくなった(笑)。ありがたかった」と役者としての姿勢を称賛した。

 又吉が、原作・脚本監修を務めた映画『凜-りん-』は、2月22日(金)、イオンシネマほかにてロードショー予定。

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